たのしい教育研究所の夏の講座 自由研究・教材研究・親子でたのしく2016.8.6(土)

夏休みの親子・先生方への講座の開催が決定しました。案内リーフを掲載します。
夏休みの自由研究、子どもとのたのしい1日、二学期の教材研究といろいろなたのしみかたができます。
人数に限りがあります、ご希望の方は早めにお申し込みください。

2016夏の講座リーフ統合入稿

たのしい教育研究所2016夏のスペシャル講座
親も子もせんせいも おじいちゃんおばあちゃんも大人も
みんな一緒に たのしくのびようよ 夏!
主催 たのしい教育研究所 いっきゅうOffice
後援 ものづくり工房

お待たせしました。全国・海外を飛び回ってたのしい教育を普及している「たのしい教育研究所」の4ヶ月ぶりのオープン講座の開催が決まりました。 対象は親子、教師、たのしい教育に興味関心のある方です。おじいちゃん・おばあちゃんとお孫さん、自分の子どもだけでなく親類や友人の子ども達との参加 もOKです。 子ども達は夏休みの自由研究として、保護者の皆さんは子どもと仲良く賢くなる方法として、大人の皆さんは自分の可能性をたのしくのばし、学校の先生方は 二学期に子ども達の笑顔を増やす具体的方法を学びましょう。 特別な技能が必要なものではなく、興味関心のある方なら誰でも授業が可能なたのしい内容を 提供します!

==== 記 ====

2016年8月6日(土)9:15受付  9:30〜12:30

内 容 たのしい教育研究所のメンバーが担当します
① 仲良く わくわくゲーム
② 「ドライアイスのひみつ」 
③ ものづくり
A.「べっこうアメ」 子どもから大人まで大人気!
B.「紙とんぼの研究」予定
④ たのしい読みかたり もっと読んで♬ そんなおすすめの本を紹介

 

会場: うるま市 ぶーてん館 ホール  高速石川インター右折1分( 闘牛場そば)

 

対象:親子(子どもは小学生以上)・教師・教育関係者・教師を目指す方 40人程

 

受講費(たのしい教材込み) 大人 2800円 子ども(小中高校生) 1800円
◯ 早割:7/29 金曜日 17:00までの申込み 大人 2400円/人 子ども 1400円
 ※ 子どものみの参加はできません
※今回もご希望にお答えして「たのしい教材・書籍」の販売も予定しています

 

講師代表 喜友名 一(いっきゅう先生)
 たのしい教育研究所所長。たのしい授業実践の第一人者。アメリカ NASAで開催された「宇宙探査教育者会議」の日本人代表教師に二年連続で選出され、若田宇宙飛行士や古川宇宙飛行士と授業する等 数々の活躍で、テレビ・新聞などにもとりあげられている。 2012年 たのしい教育活動に専念するため教師を早期退職し、NPO「たのしい教育研究所」を設立。県内だけでなく全国、海外も飛び回る。子ども大人、教育関係者、 病院やデイケア等、4年間で約2万人に授業や講演を実施し受講者の方達から、ほぼ100パーセント近い高い満足度評価を得ている。
琉球新報教育コラム等、数々の執筆活動でも活躍。

 

お問合せ 電話 090-1081-7842 か mail(下記)で
申込みはメールのみ
名前・所属(会社・団体・学校学年等)・電話番号 、家族親類の方は一通に全員分を記載し、親・子・孫・親類などの関係を明記の上下記アドレスへ
office⭐︎tanoken.com ⭐︎を@へ変更してください

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② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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アポロ13号の事故|アポロ計画史上最大の成功!

 以前書いた「ジーン・クランツ」の記事の反響が続いています。→こちら

  前回の内容を補完する意味でアポロ13号の事故について少し書かせていただきます。

アポロ13号は1970年4月に地球を出発しました。世界初の快挙だったアポロ11号が1969年でしたから、その翌年のミッションです。

ちなみに月面へ向かったアポロ探査船は17号で幕を閉じます。1972年のことです。1969年の月面着陸成功からわずか3年でたくさんの月探査線を送ったことに驚ろくのではないでしょうか。

さてアポロ13号は、月に近づいた時に事故に見舞われます。
「2つ積んでいた酸素タンクが両方とも爆発でダメになり、三つあった燃料電池のうちの二つも昨日停止。二つある電力システムの一つもダメになる」という、

つまり、酸素供給と電力システムというライフラインが崩壊した状況で真空の世界にたった3人の宇宙飛行士が投げ出されたことになるのです。

まさに絶体絶命という状況です。

トラブルの中、どうやって彼らを生還させるのか?
アポロ13号に搭乗したジム・ラベルを含む三名の宇宙飛行士たちも見事でしたが、NASAのミッションコントロールでジーン・クランツを陣頭にした地上スタッフたちの、闘いも見事でした。

地上からの指示は、まず宇宙飛行士たちに本体を離れて小さな着陸船に移動してもらうことでした。

アポロ13

しかしその狭い場所ではすぐに二酸化炭素が充満してしまいます。それはつまり、飛行士たちは窒息してしまうことを意味します。

急遽、CO2の濾過フィルターの作成に取り掛かるのですが、そのシーンは、映画アポロ13号でも丁寧に描かれています。

地上と違って、宇宙船にある資材は限られています。

地上のスタッフが、船内にある「袋」や「紙テープ」や「箱」を利用して組み立てる実験をし、それでうまくいくことがわかると、アポロ13号の飛行士たちに伝え、同じものを組み立ててもらいます。まるで子どもが組み立てたおもちゃ箱の様なもので、窮地を脱するのです。

アポロ計画としては失敗したミッションでしたが、次々に見舞われる難題が襲う中、経験したことのない状況を不眠不休で、みごとに彼らを生還させた彼らの活躍は「アポロ計画史上最大の成功だ」とたたえられています。

興味のある方は、映画に加えて、
ヘンリー・クーパー・jr 著
「アポロ13号 奇跡の生還」新潮文庫をぜひ手にしてください。

電力システムが崩れたままですから、コンピュータ制御システムもうまく働きません。地上からコンピュータの命令コマンドを飛ばして、無事着水させるまで、息を飲むシーンの連続を記録した名著です。

アポロ13奇跡の生還

 

この写真は、実際のアポロ13号です。

アポロ13

そして、その着水を見届けて拍手を送るジーンクランツたちです。
(手を挙げた人の右で拍手している人物です)
アポロ13-管制室 宇宙のことを書き始めると、手が止まらなくなりますが、今回はこのへんで。

沖縄から、本格的なたのしい教育・たのしい授業を全国に発進する
「たのしい教育研究所」です!

科学的な見方・考え方|マイナスイオン

わたしが書いた「だまされない人になるために」はおかげさまで、たくさんの人たちが手にし、読んだ評価や感想もいろいろ届いています。

その中には質問もたくさん含まれていて、世の中に出回っているものごとが正しいのか怪しいものなのかをどう見分ければいいのかという応用問題がいくつもあります。

子どもから大人まで、いろいろな方達から質問の来た「水は言葉がわかるのか」というテーマについては、独立したお話として「科学的な見方考え方入門」としてまとめました。それもすぐに完売したから、再販しなければいけない本の一つです。

科学的な見方考え方入門 その後「その2」として「マイナスイオンが体によいというのは本当ですか?」という質問について、書き始めたものがあります。

しつもん0
あなたは「マイナスイオン」という言葉を聞いたことがありますか? ある、という人は、それについてどういうことを知っているか教えてください。

 

という問いからはじまって「マイナスイオン」というものが本当にあるのか、あるとしたら、それは本当に身体に良いのかどうか、ということについてまとめていく予定です。
さらに、これからも出てくるであろういろいろなブームについて、科学的にどの様に受け止めていけばよいのかについても整理していきたいと思っています。

そのことについて、少し書いてみたいと思います。
読んでくださっている方の中には「マイナスイオンは身体に良い」ということを耳にしたことがある人も多いと思います。

きっと、マイナスイオンに関わる健康グッズなども周りにあるのではないでしょうか。

たのしい教育研究所にもあります。
単に「安いから」ということで実験用に入手したドライヤーに「マイナスイオンが痛んだ髪をやさしく修復します」という様な表示がありました。

そもそもマイナスイオンとは何なのでしょう?

電気を帯びた原子分子を「イオン」と呼びます。
大抵は水の中で起こる現象です。
例えば食塩を水にとかすと、水の中でイオンの状態になります。そこには陽イオンと陰イオンとがあるので、マイナスイオンというのはこの「陰イオン」のことを指すのでしょう。

では「マイナスイオンが健康に良い」ということは、誰がいつごろ言い出したことなのでしょう?

海外でもそういうことが言われているのでしょうか?

もしもマイナスイオンが健康に良いなら、どうして最近はマイナスイオンを冠する製品が作られなくなってきたのでしょうか?

そうやって予想を立てながら調べていると、いろいろな発見ができると思います。

上の問いの中の一つの答えを書かせていただきます。

「マイナスイオンが健康によい」ということを広めたのは、どうも
「納豆ダイエットの効果の捏造」で社会的な問題となってテレビから消えた番組「発掘 あるある大辞典」の様です。

その番組で「滝などのまわりにはマイナスイオンがたくさん発生し、それが健康に良い影響を与える」という様に説明したところから、マイナスイオンブームとなったようです。
都会にはプラスイオンがたくさんあるからイライラする。
自然の中にはマイナスイオンがあるから落ち着く、という様な話も飛び交って、家電業界もそれを取り入れてたくさんの商品を開発しました。
次第にマイナスイオンで「血液の流れが良くなる」「がんが治る」という様なものまで存在する様になってきました。

では、マイナスイオンの効果は実証されたでしょうか?

おちついたらしっかり書かせていただきます。

読んでくださっている皆さんも
「効果は確かにあると思う」
あるいは
「効果はないと思う」
のどちらかの立場に立ってみて、問題意識をもって調べてみることをおすすめします。

その予想が間違っていたにしても、正しかったにしてもきっとたくさんの発見をして、賢くなっていると思います。

たのしい科学教育は本格的な科学教育です!

いつも元気に全力投球
「たのしい教育研究所」です!

クイック「スライムもち」は美味しくて健康的でたっぷり!

前回の記事の続きになります。
コンビニに「すらいむモチ」に似た商品が売られていました。
というか、これを元にしたのがスライムもちですから逆ですね。

きなこ餅 コンビニ パッケージには、はば3cmくらいのきなこモチが5つくらい入っています。

下の写真は前回書いた講座の準備会でつくった「スライムもち」です。
きなこモチよりとろりとしていますから、球状に形を整えるのは難しいのですけど、きなこモチより美味しいのです。
わたしがこれまで2000人以上の子ども達に授業した時の評価&感想文から、それは確かだと思っています。

クイック すらいむモチ

これができた全体量ではありません。
大人六人が「おいしいおいしい」といいつつ味わった、その残りです。

おそらく、作った時のボリュームはさきほどのコンビニの「きなこモチ」の十倍近くはあると思います。

しかもそれが10分くらいでできるのですから、すばらしいものづくりだと思います。
保存料なども使わないので健康的です。

家庭科だけでなく、「熱によるタンパク質の固化について」ということで私は理科で取り上げていました。

学ぶことも多いのですけど、子ども達が「この先生ってたのしい」と思ってくれることも大切です。
人間関係は教育に対しても基本ですから。 そこから広がる成果はとても大きいと思います。

追記
その後の研究で2〜3分で出来上がるバージョンが完成しました。
クイック、というイメージよりずっと早くできるので、今は「スピード スライムもち」と呼んでいます

桜の季節の講座に参加する皆さん
ご期待ください!

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③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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