〈たの研〉のアイディア会議:アイディエーション は毎回とてももりあがります。私いっきゅうの学校現場での経験がとても大きく作用しているからです。
・どうして同じことを何度も話し合うのだろう?
・どうして声が大きな人が勝つのだろう?
・子ども達のためにもっと長く議論した方がよいテーマには意見が出ず、これまで通りの内容にちょっとした変化を加えることにどうしてこんなに長く時間を使うのだろう?
それらそしてその他諸々を束ねて
「どうしてたのしく議論できないのだろう」
※
教務主任の研修会でA小学校の教務のA先生が「うちの学校の職員会議は私が司会進行して、たいてい1時間以内で終わります」
と発表していたことに感動して、その人に学びに行きたいと、まずその学校の知人たちに聞いてみたら
「そんなことは全くない」
と言われて、どうしてこんなフェイクを語るのだろうと、しばらく悲しい思いをしたことがあったのですけど、その人も〈会議を何とかしたい〉という思いがあったのでしょう。
それほど学校の会議は実に課題が大きいものの一つです。
たのしい教育研究所は学校を側からサポートする組織でもあります、会議のテーマは自(おの)ずと学校と似たものがたくさんあります。
そこで〈たの研〉の議論ははじめから《キーコンセプト》を作ってありました。
そのうちの三つが
✨ 一つの会議のテーマは1時間以内
✨自由に予想・発想して自由に議論する、その最終責任は発言者ではなく代表のいっきゅうがとる
✨議論された内容は〈予想⇨実験〉の過程を経て結果を冷静にみていく
です。
学校でもそういうコンセプトで議論を自由にすすめていけたらよいと思います。
さて、最近はいろいろなアイディエーション (自由に予想・発想し議論する場)が実施されています。
今回は、〈たの研〉が信頼しているH先生を招いて3人でのアイディエーション です。
学校でたのしんだ事例などをたっぷり出してもらって、笑いながら、あっという間に楽しい教育プログラムができあがりました。
「出来上がったものはいいものである」なんていうことはありません、さっきのキーコンセプト《✨議論された内容は〈予想⇨実験〉の過程を経て結果を冷静にみていく》の段階にすすみます。
いろいろな先生たちが、これから一週間程度で子どもたちに体験してもらって、よい評価が出たら、プログラムを一般に公開することになります。
さらにブラッシュアップが必要だとなったら、また工夫改善して試してもらいます。それらの評価を元にいずれこのサイトでも公開できると思います、たのしみにしていてください。
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