アウトドアをたのしむ:沖縄トレイルコース研究/たのしい教職10年研修

 たの研に企業研修に来る先生たちがいるという話をしましたが、今回もその研修の話です。たまたま「次の晴れの日に〈たのしい沖縄横断トレイル〉のコース探索をしよう」と計画していた、その晴れの日が研修の日、ということで後半の時間はアウトドア研修となりました。とても満足してくれて「こんなたのしい研修は経験ありません」と本当に嬉しそうに語ってくれた姿が心に残ります。

 学校ではこども達を連れて屋外での授業や行事は遠足や地域探検をはじめとしていろいろあります。そういう時や、ファミリーでアウトドアをたのしもうという時に、海や公園、川などで遊ぶ以外に、自然の中をたのしく歩くコースがあるとよいと思いませんか。ある程度構想がまとまったら、県の〈文化観光スポーツ部 観光振興課〉や〈当該市町村〉に企画を持ち込んで実現させたいと思っています。

 本格的なトレイル派は、そのままヤンバルの自然の中に入っていっていただいて、たのしめます。たのしい教育研究所が企画選定するのは〈たのしいトレイルコース〉〈たのしいトレッキングコース〉です。
 今あたためているアイディアは〈観光客〉にもとても喜ばれると思うので、持ち込む先は〈観光ビューロー〉がよいのかな。

 さて、研修当日、その場所を回りました、家族で学級でこういう場所を歩く・・・

 
 牛さんたちもいました、与那国馬もみました。

 
 今すぐにここほコースに設定することは無理でも、こういう場所を歩ける様にしていくことは、そう難しくないでしょう。

「歩くことがたのしい」「へぇ~、沖縄ってこういうところなんだ」「また次も歩きたい」と感じてもらえる様なコースを車で探したり、直接歩いたりしながら構想をすすめています。
 こういうことが本物の学力につながることも多いのです、あることに興味が出てきて自由研究することになる人もいるでしょう。

 10年研では「こども達がたのしむ&安全な屋外活動」についても研修の内容に入れたので、参加した先生も「いつかこどもたちと歩きたいです」と目をキラキラさせていました。

 たのしい教育研究所の活動は座学だけではありません、たのくさん人たちが喜んでくれる内容に満ちています。興味のある方はお問い合わせください。

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自由研究:ドラゴンフルーツ(サボテン)の芽はゴツゴツしているの?②

 その①を未読の方はいくつか戻ってそれを読んでからこの記事に来ることをおすすめします、〈予想をもって問いかけること〉がたのしく賢くなるために決定的に重要だからです。

 さて発芽実験をはじめたドラゴンフルーツのタネのその後の様子をお届けしましょう。

 これが前回載せたタネたちの様子です、ゴマ粒くらいの大きさです。

 
二日くらいで発芽(発根)を始めたタネが出てきました。

 一週間くらいすると、半分以上が根と芽を出しています。
 その姿の華奢(きゃしゃ)なこと・・・
 かいわれ大根の芽よりヒョロッとして見えます。

 あの、ドラゴンフルーツも、芽はこんなに細く弱々しい状態なんですね、何だか弱みをにぎった感じがします。

 みなさんの予想はどうだったでしょう。

 予想すれば、それがはずれていても確実に賢くなります。
 当たった人も外れた人も、このあとどうなっていくか、たのしみにしていてください。

 もしみなさんがドラゴンフルーツを食べる機会があったら、タネをスプーンで10粒くらいとっておいて、実験してみてください。

 高い確率で発芽すると思います。

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自由研究:ドラゴンフルーツの芽ってゴツゴツしているの?①

 以前、たのしい教育研究所の応援団の方からドラゴンフルーツが届いた話を書きました、未読の方はぜひお読みください。

ドラゴンフルーツ(火竜果)の強烈な赤/応援団の方からのおいしい果物

 

 その後、たの研のメンバーから「ドラゴンフルーツの畑をみつけました」と写真がおくられてきました、これです。

 大人より大きく高い植物で、サボテンの仲間です。
 まるで妖怪の頭の様。

 このドラゴンフルーツのタネが発芽するか、実験してみることにしましょう。

 タネは〈ゴマ〉くらいの大きさです。

 あのダイナミックな姿のドラゴンフルーツの〈芽〉はどんな姿でしょう、予想してみてください。
 ゴツゴツした芽なんでしょうか?

 

発芽実験開始です。

 そもそも、ちゃんと発芽するのでしょうか。
 発芽するとしたら、どれくらい日数、月日がかかるのでしょうか。

予想1 発芽するか?

ア.発芽する

イ.発芽しない

ウ.その他

どうしてそう思いましたか?

 

予想2 発芽するとしたら何日くらい、何ヶ月くらいかかるか?

ア.1~2日くらい

イ.一週間くらい

ウ.一ヶ月くらい

エ.二~三ヶ月くらい

オ.一年~

どうしてそう思いましたか?

 

 発芽したらこのサイトで連絡します。

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マングローブはなぜ海水でも成長していけるのかか不思議⇨コンブやアーサ(ヒトエグサ)やヒジキなどは不思議じゃないの?/たのしい自由研究のすすめ

 今回も〈たのしい自由研究〉のすすめです。先日、話合いがあって遠くまで行った帰りに夕焼けをみることができました、バック青に左からオレンジ色がせりだしていく美しい眺めでした。

 少し右に顔を向けるとマングローブが目に入ります。

 マングローブは不思議な植物です。

 私たちの周りにある花や野菜に海水をかけて育てることはできません、枯れてしまいます。

 だいぶ前、恩納村の学校にいた頃に実験したことがあります、水道水をかけたプランターの花は生き生きとしていたのに、海水をかけたプランターの花は1日でしおれてしまいました。

 木は草花より強いとはいえ海水をかけ続けると枯れてしまいます。

 なぜか?

 根の中の水分より海水の方が濃いので、根の水分が海水のある外側に吸い出されて干からびていくからです。

 なのにどうして海水につかっているマングローブは枯れないの?

 海水をろ過して真水に近い状態にする機能があるからです。

 ここで「なるほどね~」と納得しておわる人もいるのですけど、「ではどうしてコンブとかヒトエグサ(アーサ/アオサ)は枯れないのか」と気になる人もいるでしょう。

 興味のある方は自由研究してみてください。

 大きなヒントは「生物は海中で誕生し、陸上で住めるように進化していった」ということです。

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