たのしい教育を学んでいる先生から、お便りが届きました。授業で校庭に出て、いろいろな虫たちを探している写真や動画もありました。
みんなとてもいい顔をしています。
この写真の左側の男の子の手には、生まれて少ししかたっていないカマキリの赤ちゃんがのっています。
たくましい子です。
クモがアミにかかったバッタを糸でグルグル巻きにしているところをみて驚きの声をあげている子どもたちもいました、なかなか目にする機会のない貴重なシーンです。
本やネットからもいろいろな情報が手に入ります、もちろんそれも貴重です。アメリカまで行かなくてもアメリカのことがわかるというのは素晴らしいことですよね。
けれど図鑑で見ていたバッタが実際に目の前でジャンプする時の、あの素晴らしい跳躍感、ひと飛びする距離が自分の体長の何十倍も距離である驚き・・・
それは目の前で見て感じることに勝るものはないでしょう。
勉強していく時にも人生の課題を解決していく時にも、実際の経験が多い人はは、知識先行の人よりも、もっと生き生きしたアイディアが生まれていくと思います。
生きた学力というのはそういうことだと思います。
ただし単に体感することが素晴らしいといっているわけではありません。
コペルニクスが提唱しガリレオが決定的証拠をみつけるまで、何度見ても〈太陽が動いている〉としか思えませんでした。
〈予想を立てて確かめる〉思考の流れがないまま、単にいろいろ見るといいというわけではないからです。
たのしい教育は、体感すること+予想をもって確かめる思考の流れも、どちらも大切にしていく教育です。
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