最新の〈たのしい教育メールマガジン〉で板倉先生の「私の発想のほとんどは数学」という話を紹介したところ、おもしろかったという反響が届いています。
板倉先生の数学センスは一種独特でわかりやすい工夫が随所にみられます。それについて語った内容です。少し紹介しましょう、発想法の章の1/10くらいの長さです。
この板倉先生の話を含め、公式サイトにある内容の文責は全て私いっきゅうです。
板倉
「明治マイナス2年」という表記
「明治マイナス何年」などという表現は私以外にはしないし、これまで見たことがありません、数学教育が全然なってないからです。仮説の人たちは割合にそういうことをやる人がいるようなのですが。
そう表現すると「ああ、明治維新の寸前なのだなぁ」ということがわかるでしょう。
私は西暦が好きですけども、明治だけは「明治維新から何年だ」ということが大事ですから明治何年と書くのです。
だから敗戦後も「敗戦何年」といういい方をしたいのです。「敗戦5年には」とか「敗戦3年には」とかいうと、「あ、そんな時代になるのね」と分かるでしょう。
そういうことで、やはり社会を便宜的に数字で表すのですから、それを分かりやすくする。だから、そういう意味で数学教育は国語教育以上に重要な分野なのですね。
2002.11.30に 桑名市民会館
日記やメモなどでは「私の誕生マイナス2年、家族で那覇市に引越し」というような書き方すると、家族の歴史が自分の歴史の中で刻まれていきます。
そういうことは、いろいろなところで利用できるでしょう。
真似してみませんか。
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