ヨシタケシンスケ展を観に行った時、手に入れた記念本はこんな分厚くて見応えたっぷりです。
暇になったら開こうと思っていると、なかなかその機会がなく、やっと数ヶ月で2回くらいかな。
私はヨシタケシンスケのたのしみ方の達人です、今回はそのうちの一つを紹介しましょう。
ヨシタケさんの作品はシンプルで分かりやすいのでどんどん次に次にと読み進めてしまいます。
それをあえてゆっくり味わうようにしてみます。
イラスト全体をパッと見るのではなく部分的に見ていくんです。
子どもたちも深くたのしんでくれますよ。
たとえば…
以前紹介したこの作品の一つを使ってみましょう。
こどもたちに下のイラストを見せてこう問いかけます、
「さて、ヨシタケさん、このイラストに何ていうタイトルをつけたと思う?」
みなさんは、どういうタイトルだと思いますか?
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子供たちからは
「逮捕」とか「通せんぼ」とか「ファイト~」とかいろいろな声が上がるでしょう。
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これです!
ドヒャヒャヒャヒャという笑いが起こることも少なくありません。
※
もう一つはヨシタケシンスケ展の記念本か紹介しましょう。
1枚目 まずタイトルから
「てんごくの道 じごくの道」
さてどういう作品でしょう。
どんなイラストが描かれていると思いますか?
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なんか怖いことが描かれていそうですね
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2枚目
3枚目
なるほど、絵を鑑賞するわけだ
しかもどっちも、クツをぬいで見るわけだ・・・
4枚目 天国の原画
5枚目 地獄の原画
ドヒャヒャヒャと大いに受けるというより、子どもたちはきっと〈ニヤリ〉と笑ってくれるでしょう。
全体を一気に見ていくと、サラリとすぎていく作品群も、こうやってたのしんでいくと、かなりゆっくり長くたのしむことができます。
おすすめします。
とはいえ、これは子どもたちがヨシタケシンスケさんを好きになってからにしたほうがよいとおもいます。
もちろん「先生/お母さん、一気に見せよて」と言われたら、そうしてください。無理強いする必要は全くありません。
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