〈たの研〉のメンバーとのんびり語り合っていた時「電車や飛行機の中で本を手にしている人が極端に少なくなった」という話題になりました。
最近、県外出張に行ってきたさくら先生も「たしかに」と話していました。
実体のある書籍を手に、その世界に入ることは、デジタルや音声で楽しむ以上の快感です。
最近手にしているのが、沢木耕太郎著『天路の旅人』新潮社 です。
日中戦争の頃、内モンゴルより河西回廊を経てチベットに潜行した実在の人物西川一三(かずみ)の人生を追ったノンフィクションです。

ページをめくる指先の重み、紙の匂い、ペンで書き込む感覚、それらはデジタルでは及ばない世界です。
わたしにとって、いちばんの贅沢かもしれません。
一日2~3ページでいいと思います。
たのしそうな本を一冊を手に、アウトドアやファミレス、喫茶店で味わってみませんか。
あまり読むのに慣れていないという人は、こども向けの本がおすすめです。
このサイトにもいろいろ書きましたから、ぜひ検索してみてください。
