〈たのしい福祉&教育〉全力投球中の『たのしい教育研究所』では経済的な支援が必要な方たちへ、無料のカウンセリング・相談を実施しています。今回は以前、相談のあった内容を紹介します。〈たの研〉は国や県との連携事業等もあり、個人情報はよその組織団体より強く守られています。相談内容に関してはいくつかの事例を組み合わせるなど、本人が読んでもわからないように手をいれてあります。とはいえ、相談の対する見方・考え方、対応の本質は、そのまま伝わるようになっています。
相談を概略すると、母親一人で育てている二人の子(小学生男の子)の仲が最近とても悪くなってきて、働いしていても心配で、パートタイム勤務に変えようかと考えはじめている。しかしそうすると収入がかなり減って、生活がとても苦しくなる。
子どもたちが落ち着く方法はないだろうか。
という相談です。
PEALカウンセリングは、まず『目的』を言葉ではっきり認識するところからはじまります。
お母さんの目標は「パートタイム勤務につく」ことではありません。
子どもたちが仲良く過ごしてほしい、ということです。
では子どもたちの目標は何でしょう?
いろいろな予想は可能です、ところがそれは数ある予想の一つだということです。
あるカウンセリング流派の解釈によると、きょうだい喧嘩は総じて親の注目関心の奪い合いだということです。
PEALカウンセリングは、それも一つの予想だと認識しています。
これまで叱ったり、悲しい顔を見せたりすることは何度もあったそうです。
それでも良くならず、私への相談となりました。
1回目、お母さんとやったのは、子どもに向き合って、子どもたちの想い(目的)を聞くワークです。
私が子どもになって、いくつかのシチュエーションをレッスンしました。
まずは一人ずつ、です。
PEALカウンセリングのレッスンを受ければ、押し付けにならない聴き方、価値観を全面に出さない聴き方ができるようになります。
とはいえ、そのレッスンを受けなくてもうまくいく可能性があります。
自分が子どもの感覚になる、ということです。
子どもの頃、相談といいながら実は説教モードの話を何度も聞かされてきたはずです。
さて、お母さんのカウンセリングはうまくすすみ、2回で終了しました。
秋にはPEALカウンセリング講座を実施する予定でわたしの仕事を整えはじめています。興味ある方はお問い合わせください。
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