たのしい教育cafeは台風接近のさなか、どうなったのかという実験結果

 先日6月26日(水)はたのしい教育cafeの日です。合わせた様に熱帯低気圧が台風が発達して沖縄を直撃するとのこと、緊急下校となった学校も出ました。


 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の講座は官公庁の基準に合わせて、基本的に〈バスが止まったら中止〉という基準で考えています。
 バスは運行していたので〈たのしい教育cafeも決行〉、参加希望者は独自の判断で研究所に向かってくることになりました。

 狭い第三研究所での開催ですから10名も入ると満杯状態です。
 私いっきゅうは参加しますから、あと一人くれば開催可能です、一体何人集まるのでしょう。

 私は月に一度〈喫茶店のマスター〉になってオーブンで美味しいパンを焼きながら、のせるベリージャムづくり。
 ちなみに一週間くらいで食べるなら、ジャムは煮詰めずに、そのまま少しのお砂糖を加えて潰したほうがずっとおいしく味わえます。


 これが完成したジャム。

 

 

 さて台風接近の状況。

 暴風雨で早めに終わることも想定しつつ開始時間の18:30を待ちます。

 さて、結局何人集まってきたのでしょう?

 これがその時の写真です。

 
 小さな第三研究所の壁までぎっしり入っているので全員を写すことができないくらの大盛況、お陰様で〈たのしい教育cafe〉は、台風で学校が休校になった時でさえも、もう入りきれないというくらいの参加者となりました。

 毎回とっている評価・感想でも全員大満足してくれた数値が出ました。この期待に応えてますます内容を充実させていきたいと考えています。

 今回の内容については、追ってこのサイトにUPする予定です。

 嬉しいことに次回の〈たのCafe〉の問い合わせもさっそく来ています。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の夏の日程はかなり混んでいて調整することとなりました。
 7月後半は沖縄県から依頼されている授業があるため、7月最終週予定の〈たのCafeスペシャル〉は一週スライドさせ8月3日(土)に実施します。テーマは「自由研究」親子・教師が参加できる人気講座です、近々リーフを掲載する予定です。
 8月分の〈たのCafe〉は予定通り8月末に実施予定ですから8月に二回〈たのcafe〉をもつことになります。
 夏もたのしい教育を思い切り楽しみましょう!

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アリの予想チャレンジ-あんこと梅干しはどっちがどれだけ好きかな?

 前回の問題の予想について、いろいろな方たちからメールが届いています。
 期待に応えてさっそく結果をご覧いただきましょう。

 翌朝の〈あんこ〉の様子です、アリさん達がたくさん群がっています。巣に運び込んだのでしょう、量も1/4くらいになっています。

 

 では梅干しはどうでしょう?
 ごらんください。

 驚いたことにも、アリ一匹みつかりません。

 梅干しには甘みもありますし、果肉も栄養になると思ったのですけど、まさかの0、これだけ決定的な差がでるとは予想していませんでした。

 場所が悪かったのでしょうか?

 いいえ、アンコと同じ様な場所で2mも離れていません。

 これはどうしたことでしょう?

 アリさんたちは酸っぱいものが嫌いなのでしょうか?

 使った梅干しには砂糖ではなく人口の甘味料で甘味を出しているのでしょうか?

 興味のあるみなさんは予想を立てて調べてみませんか?

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アリの自由実験がたのしすぎる/あんこ と梅干し

 最近かなり真剣にとりくんでいる研究の一つが〈アリ〉の研究です。仮説実験授業に「足は何本?」というたのしい授業書があります、私の大好きな授業書の一つです。そのはじめがアリの問題ですから、何十回も授業にかけてきた私にとってアリは身近な生き物です。
 それだけではなく、私が小学校の頃、はじめて自分でたのしく自由研究をすすめたものがアリの研究でしたから、その意味でもアリはとても親しみのある生き物です。


 忙しさつのる日々、必然的にアイディアもいろいろ湧いてきて、以前から頭にあったアリの巣づくりを観察する画期的なキットが完成しました。それを使って毎日アリの巣ができていく様子を観察しています。

 RIDE式アリ観察セットを開発するときに、研究用として市販されているアリの観察用キットを入手しました。説明書をよむと、あれをどうしてこれをこうしてと、けっこういろいろな手順が必要なので結局また箱の中に戻してしまいました。
 ゲル(ゼリーの様なもの)の中にアリを入れて巣を広げていく様子を観察するタイプで1500円くらいで入手できます。

 

 石膏ではじめから巣を作ったタイプもあります。これは5000~6000円くらいします。

 それぞれ利点と欠点があるのですけど、どれも実際の土を使っていないので、本物の巣作りの様子ではありません。
 かといって本物の土を入れると、中の動きを見ることは難しいですから、しかたないのでしょう。

 RIDE式アリの観察セットは自然の土を利用して、しかもアリが巣を広げていく様子を見ることができる画期的なタイプです。いつものRIDEの教材と同じで、原理を知っていれば簡単に真似して作ることができます。
 講座での発表まで少しお待ちください。

 ところでアリの観察のためにはアリをたくさん集めなくてはいけませんから、キットの作成と同時にアリをたくさんあつめる方法についても予想チャレンジしています。

 今回はその実験について紹介しましょう。

 アリを集める道具も売られています。

 たとえばこういったもの、これは食べ物でおびき寄せるタイプでしょうか、わかりませんが、スポイトの様に吸い込むタイプも見たことがあります。

 web上では自作で吸い込むタイプを工夫したものも紹介されています。


 RIDE式の観察セットは土をそのまま利用しますから、食べ物に群がるアリをたちを食べ物ごとポンと中に入れてしまえばOK、とても簡単です。

 ではどういう食べ物にアリがたくさん集まってくるのか、キッチンにある食材で試してみました。

 その中でおもしろい発見をしました。

 アリが好きな食べ物は何か、つまり簡単にたくさんアリを集める食材は何か、という予想チャレンジをしています。

 まず目についたのが、RIDEのキッチンにあったパン作り用の〈あんこ〉と〈うめぼし〉で試してみました。

 どれがどのくらいアリを集めることができるかについて比較してみました。予想してみませんか。

 どちらも普通のスーパーで手に入るもので、特に高いものというわけではありません。

 

 

 どちらにどれだけ集まったかというのではなく、どっちに多く集まったかです。

  あなたの予想

 ア.あんこの方にたくさん集まる

 イ.梅干しの方にたくさん集まる

 ウ.ほとんど同じくらい集まる

 エ.あんこにだけ集まる

 オ.梅干しにだけ集まる

どうしてそう予想しましたか?

 

 夕方において翌日みにいきました。
 実験の結果は、近々紹介します、おたのしみに。

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たのしい教育の発想法-過去に戻って未来を拓く/自分が子どもの頃そばにいて欲しかった大人になる/教師になった頃そばにいて欲しかった人間になる

 今回は今までほとんど話したことのない私いっきゅうの発想法を紹介します。いずれ期が熟したらメルマガにしっかりまとめたいと思っています。その助走という段階ですけど、それでも骨格は伝えることができるとおもいます、お付き合いください。

 教師をしながら自分自身に時々問いかけていたのが「自分は子どもの頃こういう先生に教えてもらいたかったか」「同じ学校にこういう先輩がいたらよかったと思える教師か」ということです。

 教師になって右も左もわからないころ、こうやってたのしく授業している先生がそばにいたらどんなに良かっただろう、そういう先生からたくさんのことを学べただろう・・・、そういう教師に自分はなれているのだろうか?

 子どもの頃の私いっきゅうに、こういう様にカブトムシを紹介してくれる先生がいいたら、こういう様に磁石の魅力を伝えてくれたら、困っている時にこんな感じで話を聞いてくれたら、アドバイスしてくれたらetc. そういう先生に自分はなっているのだろうか?

 もちろん人間は完全ではありませんから、失敗したり、立ち止まったり、別なところを向いていたり、いろいろなことがあります。
 それでも目標が定まっていれば、ゆっくりそこに近づいていくことができます。

 たくさん子ども達が、クラス全員の子どもたちが歓迎してくれる教師になる、という目標の前にまず、子どもの頃の自分が喜んでくれる教師なのかどうかという評価基準でとらえてみる。
 たった一人を想定していても、きっとそれはいろいろな人たちの笑顔につながるというのが私の発想法の一つです。

 それは過去を想定していながら実は未来を拓くことになります。

  そもそも自分自身が受けて嬉しくない様なものを他の子ども達に授業して喜んでくれるでしょうか?

 いるかもしれません、しかしその割合はかなり少数でしょう。

 そうやって自分の力を磨いていくうちに、私いっきゅうがいろいろなところで実施する授業のほとんどは高い満足度を得るほどになってきました。

 もちろんまだまだ発展途上です。
 これからももっと磨いていきたいと考えています。しかしその時には必ずといってよいほど〈子どもの頃の私いっきゅうが、教師なりたての私いっきゅうが歓迎してくれるものになっているか〉という視点を根幹に据えています。

 RIDEの講座で授業をするメンバーもどんどん増えてきました。その授業検討の時にも教材開発の時にも、子どもの私いっきゅうの感覚が顔を出します。子どもの私の感覚が「これはつらい」と声をあげたら、大人の今の私が率直にそう伝えます。そうやっているうちに、メンバーの力も着実に高まっていきました。 
 気に入った方はどんどん利用してください。
 RIDEの発想法は、どこかに発表する場合には〈RIDEの発想法だ〉ということを伝えていただく手続きさえあれば、自由に利用してもらってOKです。

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