Google検索yahoo検索順位ますますUP〈沖縄 教育〉〈沖縄 学力〉教師たちがたのしく学び続ける姿

 読者の皆さんのお陰で〈教育〉に関するgoogleやYahooの検索順位がますますUPしています、心から感謝しています。

 全国的に有名な「たのしい授業」という月刊誌があります、〈たの研〉を強く応援してくれた板倉先生が編集代表として40年くらい前に創刊した雑誌です。
「たのしい授業」という言葉はうちの〈たのしい教育〉よりずっと知名度があります。仮説実験授業は板倉先生が60年ほど前に提唱した画期的な授業で、これも全国的に大きなネームバリューがあります。その2つのキーワードと〈沖縄 教育〉というキーワードで検索順位を調べてみました。

「たのしい授業」でgoole検索〈第三位〉です。※もちろん「たのしい教育」なら第一位ですよ

「何か〈たのしい授業〉のネタがないかな」と検索をかけると〈たのしい教育研究所〉の記事が三番目に出てくることになります。

「仮説実験授業」で検索するとgoogle検索〈第5位〉yahoo検索〈第4位〉です、光栄です。全国にいる仮説実験授業の仲間たちが、日本最南端にある〈たのしい教育研究所〉の記事を目にする機会が増える。

 さて〈沖縄 教育〉の検索結果がgoogle検索〈第3位〉まで上昇しました。

 実際にパソコンで検索した時の画面を出してみましょう。
 トップは〈沖縄県教育委員会〉です、その中でよく読まれている記事と2つセットで出てきます、トップならではの配慮だと思います。
 2位が〈文科省〉、3位が〈沖縄県教育センター〉、続いて我が〈たの研〉のサイトです、私のパソコンでは4番目ですね。パソコン個々の使用環境による順位のズレはよくあるのですけど、大多数の環境ではおそらく3位が多いということでしょう。

 数え切れないほどある〈新聞記事〉や、沖縄の市町村ごとにある教育研究所、教育委員会などの記事の前にうちの記事が出てくる・・・

 「沖縄 学力」は現在6位です、びっくりです。

 〈教育〉について調べた方達が〈たのしい教育〉という記事に触れる、〈学力〉について調べた方達が〈たのしい学力向上〉という記事に触れる、これは身を引き締めて綴っていかなくてはいけませんね。ご心配なく、もちろん〈たのしい記事を〉です。

 ぜひ身近な一人の方でよいので、うちの記事のアドレスを送って「ここ、いいよ」と伝えていただけませんか。これだけ読まれているわけですから、自信を持って頂いて結構です、よろしくお願いいたします(´ー`

 記事の最後に、たのしい教育、たのしい学力向上の腕を高めるために〈たの研〉で学ぶ先生たちの姿を紹介しましょう。

 こども達が〈もっとこういう勉強をしたい、先生もっと教えて〉と目を輝かせてくれる様な授業のワークショップです。

 教師側は新しい知識だけでなく、新しい身体の動きも学んでいきます。
 スムーズな授業運びである必要はありません、教師自身がその授業に心動かされていればたどたどしくてもよいのです。

 こども達をもっとたのしくもっと賢くしたい、そして先生のクラスでよかったと思って欲しい、そういう方は個別ワークショップをお問い合わせください。たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

たのしい環境教育〈植物の双子?〉ギンネム・ギンゴウカン

 私いっきゅうの日常は〆切に追われる日々で、それは教師を早期退職して〈たのしい教育研究所〉を設立してから十年くらい続いています。

 そんな中で、たのしく元気にいられるのはほとんど〈自分が意義を感じていること〉だけをやっているからです、「たのしい学力向上」もその一つです。

 そういう〆切いっぱいの日常でも、数日に一度は外に出て自然の中を歩く時間は欠かしません。

 梅雨の日々の沖縄でも時々晴れることがあります。

 陽の光を植物の葉越しに眺めるのは気持ちがいいものです、おすすめですよ。

 ギンネムのタネが陽の光を受けてレントゲン写真の様に中が見えていました。
 ギンネム(ギンゴウカン)はマメ科で〈ネムノキ〉に近い仲間です。このタネの中を見ていて「おや」と脚を止めました。

 みなさんの中にも何か気になった人がいると思います。

 マメ科のタネは〈さや〉の中の一つ一つの部屋に一粒ずつ育ちます。

 真ん中よりやや下側に2つのタネが一つの部屋により添っています、まるで双子みたいです。このさやだけでも10以上のタネが見えるので、実は双子どころではありませんけどね。

 こういうことは、時々起こることなのでしょうか?

 ネットで探しても答えはなかなか見つかりません。これから意識して自由研究していこうと思います。

 野山を歩いて心動かされないことはほとんどありません。外を歩いても〈かけ算九九〉はうまくならないと思います。しかし机の上で学ぶこととは別なタイプの大切な学力が身につきます。

 家族で一緒に歩きに行くのもよいですね、教室で学べない大切な教育になるはずです。はじめから野山ではなく広い公園を歩くとよいですよ。何か発見したら〈たの研〉にも教えてくださいね。たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

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中谷宇吉郎の言葉を読む/たのしい教育の発想法「科学は永遠に進化していくべきもの」

 学生の頃、中谷宇吉郎の「科学の方法」を購入して〈積ん読〉していた。※部屋に積んであるだけ

 その後、板倉聖宣(仮説実験授業研究会初代代表/国立教育研究所室長)先生の「科学と方法」という本に感動して、タイトルの似た中谷宇吉郎の本を手にしました、積ん読が役に立つこともあります。分かりやすく書かれた名著でした。

 ところで最近、〈iPS細胞〉研究をとりあげて「科学万能の様に考えてはいけない、中谷宇吉郎もこう言っている」と、その本の中の文章を引用している記事を目にしました。

中谷宇吉郎 科学の方法

「火星へ行ける日がきても、テレビ塔の天辺から落ちる紙の行方を知ることはできないというところに、科学の偉大さと、その限界とがある」

「なるほど確かに、こういう目の前で起こる現象すらまだハッキリさせることができないんだっちた」と心動かされた言葉です。

 さてその記事は〈科学には限界があるのだから、生命の領域まで科学で突き進むのは疑問である〉ということでの引用なのだけど、こういう言葉の切り取りは誤謬(ごびゅう)を誘導する手法の一つにもなります。※「誤謬:論証の過程に潜むあやまり」、板倉先生の「科学と方法」の言葉をあえて利用しました

 中谷宇吉郎は〈解ける問題 解けない問題〉をテーマに語っていて、前段でこう語っています。

 紙はあるだいたい一定の速度で、もちろん普通の石や木片などを落とす時よりは非常に遅い速度ではあるが、とにかく下に落ちてくる。

 そしてある程度は散らばるが、そう遠いところまでは行かない。 もちろん風のない場合の話であるが、 1メートル四方の間には必ず落ちる。

 何遍もくり返してやってみると、真中に近いところへ落ちる場合が多く、 遠くへ行くものは少ない。 そういうことだけならば、 すぐ分かるのである。

 しかし一枚の紙について、それがひらひらと舞いながら落ちていく落ち方となると、これは非常に困難な問題である。

 いわんやテレビ塔のてっぺんから、 一枚の紙を落とした場合、 それがどこへ飛んでいくかという問題になると、これは現在の科学がいくら進歩しても解けない問題であると言った方が早道である。

 いくら進歩してもと言うのは少し言い過ぎかもしれないが、少なくとも火星へ行ける日が来ても、テレビ塔から落とした紙の行方を予言することができないことは確かである。

 ※下線はいっきゅう

 つまり「〈いずれ人類は火星に行ける日がくるだろう〉ということ、そして少なくともその頃の科学の研究の段階では、まだ〈テレビ塔から落とした紙の行方〉を特定することはできないだろう」と語っているのです。それはつまり〈いずれはそれも解決できる様になるだろう〉とも読めることになります。

『火星に行く頃』というとつまり今の時代です、ロボットならすでに送っていて、NASAもイーロン・マスクも〈人間を火星に送る〉と語っています。
 そして確かに、テレビ塔のてっぺんから落とした一枚の紙が何処に落ちるのかという問題を解くことはできません。

「科学にはまだまだ解けない問題がある」それは当然です、「研究してあることを解決できたら、そこにまた未知の領域が広がっていくのが科学だ」と言ってもよいでしょう。

 しかしいずれは空気の流れの力学を量子コンピュータで読み解き「今の状態で落とせば、この半径4mの円の中に落ちてくる確率は◯◯%」という様に予測することができる様になるでしょう。そして次第にその精度が上がっていくことになるはずです。

 中谷宇吉郎は、この本の最後を感動的な言葉で終えています。

 今日われわれは、科学はその頂点に達したように思いがちである。しかしいつの時代でも、そういう感じはしたのである。その時に、自然の深さと、科学の限界とを知っていた人たちが、つぎつぎと、新しい発見をして科学に新分野を拓いてきたのである。

 科学は、自然と人間との協同作品であるならば、これは永久に変化しつづけ、かつ進化していくべきものであろう。

 同じ本を、前段で引用した記事の様に〈科学の可能性の否定〉にも使える。人間に知恵があるから、そういう様に導けるわけです。

 そしてそういうことに惑わされない力も、自らの興味関心つまり〈たのしさ〉で学んでいく人たちには身についていくでしょう。

 教育の未来、学力向上の未来も〈たのしい教育〉で切り開いていきたいと考えています。

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自由研究〈咲きまち〉花の開花ーノボタン(2)

 前回からの続き「知識技術を身に着けさせれば〈たのしさ・意欲〉が高まるのだから〈学力向上はテストの点数を上げることに視点を当てた指中心〉でよいと思う」という読者からの便りを起点にした内容です。まだの方は一つ前に戻ってお読み下さい、予想することは賢さのキーポイントです。考えてみると、そのことに関わる内容はたくさんあるので、可能な方はこのサイト全体に目を通していただけると嬉しいです。
※手違いで1時間半ほど〈下書き〉状態で公開してしまいました、すみません。少し手を入れていますので二度目の方もお読みいただければ幸いです

 摘んできた野の植物たちは開花しないのか、するのか。するとしたらそれは何日くらい先だろうかと予想を立てて実験する〈たのしい教育ワークブック〉づくりの途中研究の様子です。

 今回は〈ノボタン〉の実験です。

 ノボタンは草の後ろ側で咲いていたりするので、野山を車で走っているだけではなかなか見つけられないと思います。ゆっくり歩きながら草花に目を慣らしていってください。
 今の沖縄の野山なら、小一時間かからずに見つけることができると思いますよ。

 摘んできたノボタンの枝に芽がついたものがありました(葉が多いと水を大量に使うのである程度カットしてあります)。

 

 3日後、少しツボミが開いて中から紫色がみえはじめました、下側の芽です。

 それからしばらくの間変化があまりみられず、7日目、梅雨の雨に打たれながら初々しい花を見せてくれました。

 

 スタッフ一同、感動。

 その日、新しいタイプの講座の話し合いがあったので飾りました。

 みんなも喜んでくれました。

 ノボタンの枝を摘んできて芽が開くまで今回は〈一週間〉という日数でした。

 これを学校に務めている時に、こどもたちみんなで予想を立てて、教室に飾っておくと、さらに感動も大きいものになったはずです。

 以前の学校では〈一番ザクラ大会〉を開催していました。校庭にある桜の木が開花する日時を予想しておくのです。「こんなに植物をわくわくしながら見つめたことはなかったです」という声が先生たちからもこどもたちからも聞こえてくる盛り上がるイベントです。誰かが「見つけた~」と連絡すると、たくさんのこどもたちがそれを確認しにいって、「ほんとだぁ~」と「すご~い」と声を上げていたのを覚えています。

 ノボタンに限らず、草花の開花は心が弾みます。私たちのDNAに深く刻まれている感覚に違いないでしょう。野の植物に興味関心が高まっていくと、結果として、自然の大切さを感じ、環境問題にも関心をもつこども達が増えるでしょう、自然に対する自分の感覚が以前より高まっていることを感じる様になると思います。

 これからいくつか実験を重ねて、まとまったら、いろいろなこども達、先生たちに紹介したいと思います。それで「いろいろなこども達が喜んでくれる」という結果が揃ってきたら〈たのしい教育ワークブック〉としてまとめようと思います。「生活科」「理科」「総合」「学校行事」「国語で植物がテーマの授業の予備時間」その他、特別支援学級などでも利用できる様にしたいと考えています。
ご期待ください。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!