たしのいものづくり〈ありがとうウチワ〉/たのしい教育メールマガジンから

 最近のメルマガの〈授業の章〉でとりあげた「ありがとうウチワ」の反響がいくつも届いています、少しだけ紹介させてください。

 車バカの私は普通の人よりハンドルを握っている時間は大分長いと思います。
 長い運転時間の中で、以前から考えていたことがあります。
 みなさんは車を運転していて後ろの車に「ありがとう」を伝えたい時どうしていますか?
 車は危険回避などを示すクラクションはあるのですけど「ありがとう」を伝える機能がありません。
 ハザードでそれを伝える人もいるのですけど、私は相手に見える様に手ぶりで感謝を伝えています。
 最近、直接伝える方法を思いつきました。たの研の仲間からは笑われてしまったのですけど、実験してみるとなかなかよいので紹介したいと思います。
 これです、ハンドルの近くに置いて使います。

 ということで、使い方や作り方を詳しく紹介したのですけど、「さっそく個人用をつくります」という方が何人もいました。

 道を譲ってもらったり、車が繋いでいる中に入れてもらったりetc. お礼を言いたいときに、みなさんも作ってかかげてみませんか。

 あいても喜んでくれるに違いありません。

 車で使わない場合でも、子どもたちが家族にプレゼントすると、同じ風でもその言葉の効果で気持ちよさがアップすることは間違いないです。

 おすすめします。

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予想して実験することが発見の定石〈ドライヤーでプラ板づくり〉

 こどもワークショップで使えるツールを手に入れました、ヒートツール・ヒートガンです。

 プラスチック板が熱で縮んで元の厚みに戻る性質を利用したのが〈プラ板づくり〉です、文字や絵も一緒に縮むのでハッキリ鮮やかにできあがります。

  今までトースターで熱してプラ板作りをしていたのですけど、

 ヒートガン、ヒートツールは250℃くらいの熱風が出るので、トースター無しで〈プラ板〉づくりがたのしめます。

 たとえばこのプラスチック板の切れ端(裏面をヤスリでこすってある)をヒートツールで熱すると・・・

こうやってくねって・・・

 10秒ほどでこうなります、やすりでこすった後もハッキリしました。

予想してみよう!

 これくらいの熱は実は家庭用のドライヤーでも作り出せるのではないかと思いませんか?
 つまり、ドライヤーでもプラ板が縮むのではないかという予想です。
 そうだとすると、ヒートツールを購入しなくてもいろいろな人たちが〈プラ板づくり〉を手軽にたのしむことができます。

 そんなに熱い空気が出たら髪を乾かすときにやけどしてしまう?

 いいえ、近づけるとやけどしてしまうくらい熱いから、ある程度離して髪を乾かしているのかもしれませんよ。

 予想

 ア.ドライヤーでも縮む

 イ.ドライヤーでは縮まない

 ウ.その他

どうしてそう思いましたか?

 

実験

 予想したら実験して確かめる、それが科学の定石です。

 やってみましょう。

 たの研の授業で利用しているパナソニックのパワーのあるドライヤーです。

 30秒くらい熱しても特に変化はみられません。

 ドライヤーでプラ板づくりをたのしむことは難しいようです。

 こういうことも予想して実験しないと確かなことはわかりません。

 何をするにも予想チャレンジ、それはたのしく研究を進めるために必須の定石です。

 

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たのしい便りは元気度をあげる/「たのしい生活科・低学年でたのしく」&こどもワークショップ 少し席があきました、お申込みください

 NPO法人たのしい教育所の活動で、いろいろなところで〈笑顔〉と〈もっと学びたいという意欲〉が広がっています。

 これはある方から届いた丁寧なお礼の手紙です。

 とても純粋な気持ちがつたわる感動的な手紙でした。

 師の板倉聖宣から学んだ通り、たの研の活動が〈流行〉とならない様にしています。一般の感覚からずれていると思うのですけど「流行は必然的に去っていく」のが法則だからです。

 こども達の笑顔、知的好奇心・賢さを広げていく〈熱意〉ある先生たち保護者の皆さんを少しずつ増やしていく、それがたの研の活動ヴィジョンです。

 来る土曜日には〈たのしい教育ワークショップ〉があります、たのしい生活科・たのしい低学年のワークショップです。

 約30年前、低学年で〈りか・しゃかい 〉を統合して「生活科」が新設されたときから、生活科の研究に関わり、今も第一線で活躍している〈昌代〉先生が講師をしてくれます、とてもたのしい先生です。

 数名で何度か熱くアイディアが交わされてきました。

 こういう中から一人また一人と〈力ある先生たち保護者の皆さん〉が増えていき、未来の学校教育を明るくたのしいものにしていくことでしょう、たのしみです。

 昌代先生が紹介してくれる教材「香りから広がる世界」も、シンプルなプランですけど、たの研でも教材化したいくらい魅力的です。

 少し席が空きました、毎回大好評の「こどもワークショップ」も同時開催します。興味ある方はお申込みください⇨ https://tanokyo.com/archives/148082

 

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自由研究:身近な動物たちの水の飲み方の研究/こどもの感動を聞こう

 私たち人間が水を飲むときには水の入った入れ物を手で持って口元で傾けてゴクゴクと飲んでいくのが普通です。

 最近、たの研スタッフのネコ〈アルキメデス〉の水の飲み方をビデオに撮ることができて「ネコ属の水の飲み方」がハッキリしたので、それをメルマガの一コマに書いてみました。
 来週のメルマガなのでそれはいずれ書くとして、まず〈犬族〉はどの様に飲むのか?

 もちろんコップなどを持って飲むわけではありません、舌でペロペロとなめるように飲みます。

 そのときの舌の格好はどうなっていると思いますか?

 以前、犬の水の飲み方を見て驚いたことがあります。

 いろいろな資料には「犬は舌でパシャパシャと水面を叩いて水柱を作ってそれを飲んでいる」と書いているのですけど、それは答えのごく一部です。

 舌を「くわ」で畑の土をおこすようにして水をすくって飲んでいるんです。

 そのすくい方が不思議なんですよ、ノドの奥に水を送り込むようにではなく、下あご向けてすくってのんでいます。
 わかりにくいと思うので動画でご覧ください。
 こういうことは最近の研究ではっきりしたのだと書いてあるのですけど、私の様にだいぶ前から知っていた人はたくさんいたと思うんだけどな。 

 

 犬族の水の飲み方はわかったところで〈では猫族はどうか〉、というのがメルマガに書いている話です。「猫も犬と同じように飲んでいる」のでしょうか?
「違う飲み方をしている」のでしょうあか。
 メインの記事の一つではなく、ある章の小さなネタとしてですけど。

 みなさんも予想を立てていつか観察してみませんか。
 たのしい発見に満ちていると思います。

 ところで、こういう発見を学校で話す子どもがいたら、先生たちはどう対応するんだろうと考えることがあります。授業中だと「そういう話は休み時間にして」と言われるのでしょう。休み時間に話そうとしても先生は忙しくて、その話に感動してくれるだろうか・・・

 たのしい発見が賢さに繋がらないわけはない。そのとき、それを聞いて一緒に感動してくれる人がいてくれることはとても大切です。
 たのしさや賢さは〈社会的なもの〉だからです。一人だけでたのしさや賢さを高めていけるというのはほとんどないのです。

 ぜひこども達の「ねぇねぇ先生」「ねぇねぇお母さん」「ねぇねぇお父さん」という声を聞いたら、その子に身体を向けて、聞いてあげてくださいね。

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