最近、野山散歩していたら、いろいろな種類の千日紅(センニチコウ)が咲いていました、自然の作用で花開くには近くに偏りすぎています、きっと花好きな人が植えたのでしょう。
白いセンニチコウ(千日紅)
ピンク系の千日紅
ムラサキの千日紅
これは他の千日紅より小さな花だったので、違う種類かなと思ったのですけど、調べてみるとアカバセンニチコウ(赤葉 千日紅)という種類、レッド・フラッシュとも呼ばれているようです。
12月に入り、冷たい風も吹く季節になりました。
ほかの地域では夏から秋の植物だと言われている千日紅は沖縄でまだ生き生きと花開いています。
※
ところで名前に注目してみましょう。
〈紅〉という名前を持つセンニチコウですけど、白系や黄色系の花もあります。
アジサイは紫陽花、〈紫:むらさき〉という色がついています、でも青・ピンク・白などバラエティー豊かな彩りの花ですよね。
植物に色の名前をかぶせるのは、無理があるんじゃないかなぁ。
もう一つ、センニチコウは〈千日の紅〉という名前です、1000日ってすごくないですか、三年くらい花開いていることになりますよ。
長く花を見せてくれるとはいえ、これは誇張が大きいでしょう。
サルスベリという植物があります、〈百日紅〉と書きます。樹木に咲く花で、実際沖縄の様な暖かいところでは100日くらい花を見せてくれるのも難しくはないでしょう。
センニチコウは、それよりもっと長く花が続くのだといいたかったのでしょう、それでも10倍も多くしたのは、やりすぎでした。
いったい誰が名付けたのでしょう。
植物にしろ動物にしろ名前を科学的ではなく情緒的につけることが少なくないので、子どもたちには「まぁ、実際とは違うけれどそう名付けたんだよね」という様に伝えていた方がよいと思います。
そういうところから、植物の新しい魅力を感じることもあると思います。
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