たのしいアウトドア教室(沖縄)の構想

 某日、たのしい探検隊のメンバーで、やんばるの森にしかけたクワガタムシのトラップを確認しに行ってきました。

 4つ仕掛けたトラップの2つは残念なことにカラスか何か他の生き物に荒らされてしまっていて、のこり2つに数匹のクワガタが入っていました。

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 今回のたのしい探検隊をリードしてくれたのは北部に住むS先生です。

  S先生と一緒に考えているのが

・たのしい釣り教室
・たのしい虫とり教室

の2つです。

 これにわたしの

・食べられる野草 教室
・たのしいエビとり教室

を加えて、まず4本くらいのアウトドア教室メニューを組み立てようと思っています。

 一回の人数を5〜6人くらいにしておくと、かなり満足いくものができそうです。

 人間はもともと自然と一緒に暮らしてきましたから、DNAの中に自然を愛する気持ちがしっかり刻まれているはずです。
 しかし、子ども達も大人たちも、日々の忙しさと、物理的にも精神的にも自然が遠くなっていく社会の中で、その気持ちを忘れがちになっているのでしょう。

 指導でも説教でも勧めでもなく「快感」としてのアウト・ドアを伝えたいと思っています。

 ご期待ください!

沖縄でクワガタムシ捕り 夜にトラップを仕掛けにと

某日、友人と二人、夜やんばるの森に出かけていきました。

クワガタムシのトラップを仕掛けに行くためです。
湿った夜の森にSくんと私の足音がザクザクと鳴っています。

%e3%82%af%e3%83%af%e3%82%ab%e3%82%99%e3%82%bf%e6%8d%95%e3%82%8a4 トラップはバナナ。
 Sくんはとても手慣れた手つきで仕掛けを作りつつ
「きゆな先生、いっぱい捕れそうですね!」
と生き生きとした声を夜の闇に響かせます。

 

%e3%82%af%e3%83%af%e3%82%ab%e3%82%99%e3%82%bf%e6%8d%95%e3%82%8a3 木の根元にクワガタがいました。
 数日後、トラップを見に行くのがとてもたのしみです!
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こういうアウトドアの楽しみも子ども達に伝えたいと思っています。
機が熟したら、たのしい教育研究所アウトドア講座を開催したいと思っています。
学校にいてはなかなか難しい授業の1つですが、とてもたのしみなものの1つです。

  たのしい教育の可能性がどんどん広がる
今日この頃
たのしく元気な「たのしい教育研究所」です

たのしみがいろいろな処で待っている=たのしい散歩 夏編 4点セット!

    以前書いた「南部にヤンバルクイナ」の記事が好評です。
 ある方からこういうメールをいただきました。
  ※いつもの様に個人情報等などの関わりで原文に手を入れてあります

 たのしい教育研究所 いっきゅう先生へ。
 二学期も始まり、子どもたちと向き合う時間を大切にしようという思いを新たに学校に向かう今日この頃です。
 いつも公式サイトを拝見させてもらっています。
 先日の「ヤンバルクイナを南部で」という記事がありました。
 実は私も、たまにウォーキングするコースの川でヤンバルクイナにとても似ている鳥を時々見かけていました。
「ヤンバルでもないのにな」と気にはなっていたのですが、まさかそんなことは無いだろうと決めつけて素通りしていました。
 しかし、今回の記事を読んで、
「日々の疑問に思ったことから好奇心へ高めていくこと」
「なぜ?」という疑問を大事に育てていこう
という意欲が沸いてきました。

 

 この心を持って、子どもたちの楽しい授業へと結んでいけるように頑張っていきたいと思っています。
 いつもたのしい記事をありがとうございます。
 今後もたのしみにしています。

 

 うれしい便りです。
 そういう評価に支えられて、毎日たのしく更新しています。
 ぜひいろいろな方達に「おもしろいよ」と伝えていただけたら嬉しいです。

 ところで、今回のお便りにある「南部でヤンバルクイナ」の時にも書きましたが、私は歩くことが大好きです。
 研究所の近くは少し歩くと公園がいくつもあります。
 少しの時間をみつけて、そこに歩いて行って本を読んで戻る、というのがわたしのたのしみの1つです。

 今回は散歩の時のわたしの〈夏編4点セット〉を紹介したいと思います。
 先日、雨の日の合間をぬって出かけた時のバッグの中身がこれです。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a9  歩く時、たいていこの四つは入っています。
 「本」「傘」「虫よけクリームか防虫スプレー」「シート」です。

 沖縄の夏の公園は蚊が多く、歩き続けていればそうでもありませんが、座って読書していると、たくさんやってきます。
 なので、虫よけクリームは大事です。
 今回は、なぜか見つからず、フマキラー!
 でも、周りにバッタが多かったので使うのをやめて、もっぱら手で叩いていました。

 ブルーシートも重宝します。
 寝転がることもできますし、木陰に腰掛ける時や、雨上がりで濡れているベンチに座る時にも使います。
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 財布は持っていかないの?
 大抵は持たずに歩きます。
 私のズボンのポケットには大抵444円入っています。わたしの大好きな「しあわせの〈4/し〉」のゴロ合わせです。何かしっかりした買い物がある、という場合でなければ十分間に合う額です。
 ご存知の方もいると思いますが、わたしは「大日本炭酸クラブ」の代表もしています。なので喉がかわくと、ほぼ炭酸水(味も色もついてないもの)を手に入れて飲みながらあるきます。

 最近サンエー(沖縄の大きなスーパーチェーン)が「強炭酸水」を出しました。
 大日本炭酸クラブ代表としては、見過ごして通る訳にはいきません。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a93ということで、今回もいい気持ちで読書してきました。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a92  みなさんもいかがでしょうか。

 この頃は時折り、ほんの少しだけ秋の風を感じることがあります。
 外で読む本も格別です。

地球上はたのしいことがいっぱいです。

 

 

たのしい散歩のすすめ(安全に注意して)クイナの仲間編 その2/「散歩」という言葉も好きです

 たのしい散歩というタイトルで軽く書き始めたのですが、好きが故に書くことがどんどん広がってしまい、項を分けて掲載させていただくことにしました。

 さてタイトルに「たのしい散歩のすすめ」と書きましたが、「散歩」のことを「ウォーキング walking」という英語で表現する本や雑誌、記事を目にします。

 辞書でも
 散歩を Walk(ウォーク)と訳して、散歩すること、散歩に出かけることを go walking と書いたりしています。※出典はあえて示さずにおきます

散歩 ウォーキング  「散歩」と「ウォーキング」という言葉について、みなさんはどういうイメージを持っているでしょう?

 わたしの理解では、この2つはかなり異なります。

 ウォーキングは、歩くことが主体です。

たのしい散歩ウォーキング3

 しかし散歩は、歩(あしどり)が散ると書きます。
 あっちに行ったりこっちに行ったり、止まったり急いだり・・・
それが散歩です。
  たのしい散歩2 以前、アルフォンスという名のハスキー犬を飼っていたことがありました。

 アルフォンスと歩くと、あっちでクンクンしたかと思うと、こっちの草むらに潜り込む、すくっと背伸びして突然走り出したり、止まったりetc.
 まさに歩が散っていました。

 散歩というのは、そういうものだと思っています。

 そして私はウォーキングではなく「散歩」が大好きです。言葉も「歩みを散らす」という表現は悪くないと思っています。

 この道は今まで歩いた事がないな、という様な道を歩くチャンスがあると、とても嬉しくなります。

 会議などの合間に、その近くを歩く事もよくあります。

 某日、南部で会議がありました。
 1時間くらいの時間が空いたので、本屋さんに行こうと、近くのショッピングモールに向かいました。

 夏休みのせいか、駐車場が満杯で、何とか停められたのは、建物と外と数歩くらいのスペースです。

 降りてふと見ると、そばに小さな川が流れています。
 散歩好きの私の心がゆすぶられ、本屋にはいかず、その川を歩く事にしました。

 すると、そこに鳩と鶏の中間くらいの鳥がいたのです。
 色は黒。

 ヤンバルクイナ!
 え、南部にですか?

 ゆっくりと携帯のカメラを構えました。

つづく