楽しい国語-武者小路実篤の美しさ/楽しいブックレビュー「真理先生」

 遠くに住む友人から届いた久しぶりのたよりには近況が綴られ「本を紹介して欲しい」と続いていました。

 四冊あげた一冊が武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)の『真理先生』です、長く読書から遠ざかっていた私が高校の頃その世界に戻り、感動した想い出の本の一冊です。

wikipediaより

 紹介した私がまた読み直したくなってしまいました。
 家のどこかにあるのだろうけど、見つかりそうもないので、買いに行こうと思っています。

 最も忘れられないのは〈馬鹿一/ばかいち〉が先生に

「人を殺してはいけないのですか」

と問いかけるところです。

先生はこう語ります。

「あなたは、自分が人に殺されてもいいと思えることがありますか。もし、あなたが他の人に殺されてよいという場合があるなら、聞かせてください」

 記憶で書いているので言い回しなどは違っているかもしれないのですけど根幹はそのままです、先生はこうつづけます。

「自分が殺されてもいい、という場合が考えられないなら、人を殺してはいけないのではないかと思います」

「逆に」という言葉を普通に使う人たちがたくさんいます、〈順接〉にも使う人がいるくらい多いのですけど、これだけ見事な逆質問は聞いたことがありません。

 片や馬鹿一も大した人物で、こう続けます。

「では、自分は殺されてもいい、と考えている人なら、他の人を殺してもよいのですか」

 それに対する真理先生の答えはなんだったか?

 興味のあるみなさんは、ぜひ読んでみませんか。

 調べてみたら新本でも手に入ります、私もさっそく本屋さんに行こうと思います。

 国語はその人の読書生活の入り口になったり、文章を綴るたのしさを味わう強化になったり、幅広くいろいろな可能性を開いてくれます。

 教員採用二次試験の相談がいろいろきているのですけど、沖縄県の今年の模擬授業の課題は「国語」です。点数に差がつきやすいので、ちょうどよいと思います。もうすでに大切な受験生たちをあずかっているので、今回の受講は難しいのですけど「来年はぜひ合格したい」という方はご相談ください。

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PEAL教育カウンセリング入門講座 たのしく修了-カウンセリングの楽しさ/早期回想とは

「全過程を修了し感無量です」という言葉を参加者の方が綴ってくれました、〈感無量〉というのは「思いが非常に強くて、その量や程度を言葉で表現することができないほどだ」という表現です。主に、深い感謝や喜び、感動などの感情が強烈に湧き上がる状況や瞬間に使われる言葉です。

 指導した者として、その言葉に感無量です。

 カウンセリングは、言葉によって相手の感情や感覚、願いや思いを解きほぐし、お互いで確認しあう過程を大切にしながらすすめます。
 PEALカウンセリングではスクールカウンセリングで広まっている「クライエントの発する言葉を繰り返すこと」はありません、某流派の様に「母子関係を絡めること」を定石にしたりすることはありません。

 今回は応用編として、野田俊作先生から直々に指導を受けた「早期回想(そうきかいそう)」の手法を紹介しました。
 アドラー心理学カウンセリングのサイトで、いくつか目にすることがあるのですけど、私が直接指導を受けた方法とはことなる取り上げられ方です。
 いろいろなバリエーションがある可能性があるとはいえ、私は、野田俊作直伝の技法をそのまま伝えていきたいと思っています。

 受講者全員の評価・感想は満足度100%でした、もっと学びたいという声がいくつも出ていました、年末にはカウンセラー養成講座そしてすでにカウンセラー資格を持っている方たち向けの錬成コースを予定しています、希望する方は、公式サイトをチェックしていてください。

 講座の最後は〈履修認定証〉を一人ひとりに私から直接、授与しました。

 カウンセリングで周りの人たちを支援していく力をもった人たちが増えていくことも、大切な活動だと思っています。

 

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なぞの物体-たのしく予想してみる

 夏の講座の準備で、以前使った教材を探している時に、木枠状の物体が出てきました。横20cm・たて10cm・高さ10cmくらいで、この視点でみると足になっている部分は2cm程のしっかりした木でできています。
 四面が見えるように写真をとりましょう、スタッフが〈小人の机〉といっていたのですけど、確かにそう見えないこともありません。

 

 

 何かの入れ物にはなりそうもありません、枕にするには高いし痛そうです。

 肘おきかな?

 顔が疲れた時にささえるのかな?

 お豆腐をつくる時に型枠とかになったりして・・・

 みなさんも予想してみませんか。

 この謎はいつか解けるのでしょうか、全ての謎が解けるわけではありませんから、永遠の謎のままなのかもしれません。

 いずれにしても、たのしみな謎がまた一つ増えました、もしかしてご存知の方がいたら、お知らせいただければ幸いです。

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夏の講座に参加してくださった皆さんへの手紙

 たのしい教育研究所の夏の講座が終わり、参加した方たちへ次のようなメールを送ったところ、参加者の方から折り返し便りが届きました。これからの教育にとって〈たのしさ〉が重要であるという気持ちを共有してくださった様で、このサイトも隅々まで読んでみます、ということでした、とても嬉しい便りです。
 参加者のかたからの便りを載せることはできませんので、私が送ったものをのせたいと思います。
 もしもメール等の設定でうまく受信できなかった方がいるかもしれません、その方にもぜひこの手紙を読んでいただきたいと思っています。

たのしい夏の講座に参加してくださったみなさんへ

 

こんにちは、たのしい教育研究所のきゆなです。
会場の関係で急いで片付けにはいらなくてはいけなかったので、ラストに加えたかった話をメールにさせていただきます。

今回、たのしい教育研究所の講座に参加してくださったことに、心から感謝しています。
講座の中で感じていただけたのではないかと思うのですけど、たのしいと自然に頭が動き、賢くなっていきます。
「授業はたのしかったけれど全然かしこくならない」ということはありません。
もっと学びたい探究したいと感じて、授業後もさらに賢くなっていきます。
自分の興味関心を広げていって「これをもっと学びたい/あれも学びたい」というように学んでいくこととでは突破力がぜんぜん違ってきます。それは歴史の中で数々証明されています。ガリレオもアインシュタインもニュートンも、みんなそうでした。

〈たの研〉には先生方や管理職の方達、保護者の方達も相談にやってきます。そのことからも、そして全体としての不登校の増加の様子をみても、学校教育はなかなか「たのしい」というようにはなっていないことがわかります。
そういう現状でも、少しずつ〈たのしい教育〉が広がって、子どもたちが学校でも、こういうプログラムを受けることができるようになることがたのしい教育研究所の目標の一つです。そのためにたのしい授業ができる先生たちを増やしていくことにも、力を入れています。

もし講座の内容に満足していただけた方は、〈たの研〉の活動を応援していただければ幸いです。
うちの公式サイトを周りの方々に紹介したり、講座の広報をしてくださったりすることも、とても嬉しく思います。

 講座後、みなさんからのうれしい評価・感想をスタッフ全員で丁寧に読ませていただきました。
 そこには
「自由研究がこんなにたのしいとは思いませんでした」
「超絶たのしい」
「大人ものめりこんでしまいました」
という様な熱い言葉がたくさん綴られていました。
中にはスタッフに「もっと感想をいっぱい書きたいから、秋の講座をうけにきます」と言いにきてくれた子もいました。
 感想・評価はたのしい教育研究所の宝物です、本当にありがとうございました。

 今回は、キャンセル待ちのまま、受講できなかった方たちもたくさん出ましたので、次回の講座に向けて、いろいろなアイディアを出しているところです。
 すでに「秋の講座に申込みます」と言ってくださっている皆さんもいるのですけど、期日と内容を確定し、開催一月前くらいに広報させていただく予定です。
それまで少しお待ちください。

 子どもも大人もたのしく賢くなっていき、いろいろな問題や課題を元気に明るく突破していける人たちが増えていくように、これからもたのしくがんばっていきたいと思います。

 

残りの夏休みも、子どもたちとたのしくお過ごしください。
お礼を込めて、筆を置かせていただきます。
またお会いできることをたのしみにしています。

 

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