〈たの研〉の活動は設立以来、教育と福祉が大きなテーマです。実はこの二つは活動的にも本来的な意味としても深く結びついています。メルマガに書きたいと思いつつ、ボリュームが膨らみそうなのでまだ実現していません。
ここで軽く触れてみたいと思います。
みなさんは「福祉」という言葉からどういうイメージを持つでしょう?
今までたくさんの人たちに尋ねた結果を大きく束ねると「困っている人たちにモノや行動的なほどこしをする」というイメージの人たちが圧倒的です。子どもたちの中から「何かを恵んであげる」という言葉もたくさん耳にしました。
どちらも神道(しんとう)に由来するもので、神からの豊かな恵みという意味を含んだ言葉です。
上からほどこす、というイメージはそこから派生するのはしかたないことでしょう。
けれどもうそのイメージは次のステージにすすむ段階です。
以前「福祉というのは笑顔の共有です」と書きました、我ながらとてもいい定義だと思っています。
福祉というのは上下関係ではありません、そもそもそこから変革する必要があるでしょう、それが〈たの研〉が提唱する「福祉2.0」です。
人間は衣食が足りてきたら「他人の笑顔」を求める生き物です、どうもそれは間違いない。
目の不自由な人が困っている時、「迷っているのですか?」と声をかけたくなるものです。幼い子が泣いている前を気にせず通り過ぎていける人はほとんどいないでしょう。
困っている時は当たり前のように周りの人たちに助けを求めます。それは社会的に進化した生物だからです。ミミズにはできませんし、トカゲにもできません。
周りの人たちの笑顔を求めることも、周りの人たちに助けを求めることも、私たちの当たり前の行為で、お互いが笑顔をもとめている自然発生的なものなのです。
それぞれの心が響き合う幸せな行為に、心をとがめる必要はありません。
お互いの笑顔が重なるのが〈福祉2.0〉です。
一緒にたのしく活動していく方たちが増えていくことを期待しています。
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