特別支援教育の目標 通級で指導を受ける子どもたちの数-楽しい特べ支援教育

 文科省が出した「特別支援教育の充実についてR5」という報告に〈通級による指導を受けている児童生徒数の推移〉がグラフ化されています。

 通級つまり普通学級に席を置きながら必要に応じて、たとえば算数や国語などの時間に特別支援学級に通う子ども達の数はどう推移していると思いますか。

 ご存知の方も多いと思うのですけど、日本の児童生徒の数はどんどん減少してきています、小中の子どもたちをミックスして見やすくした最新のグラフがみつからなかったので、小学校の子どもたちの人数の推移のみのグラフをご覧ください。
 1960年あたりに1400万人に迫る人数だったのに、2019年には半分以下の600万人くらいまで減っています、この落ち方に驚きを感じるのは私だけではないでしょう。

 

問題
 文科省の最新の通級による指導を受けている児童生徒のデータは〈1993年/H5〉からまとめられています。

 現在までどれくらいの増減か予想してみてください。

 

予想

 ア .どんどん増えている

 イ.やや増えている

 ウ.人数的には大きな増減はない

 エ.やや減っている

 オ.大きく減っている

 

どうしてそう予想しましたか?

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

 これが通級による指導を受けている児童生徒数の推移です。

 とても勢いのある伸びです。言葉によるハンディ、弱視・難聴等による通級児童の数はほとんど増えていません、〈情緖、自閉症、学習面のハンディ、いわゆる注意欠陥多動〉によって普通学級から特定の時間に特別支援のクラスに行く子ども達がどんどん増えています。

https://www.mhlw.go.jp/content/001076370.pdf

 常々思うのですけど、特別の支援・個別の支援だというのなら、それは全ての子どもたちにとって必要だと思います。つまり特別の支援・個別の支援というのは普通の教育の姿だと思うのです。

 普通学級でガチガチに固めたカリキュラム編成をするのではなく、それぞれの先生たちの個性と才能を生かしてもっともっとフレキシブルに教育できるようになり、子どもたちの評価・感想をもとにしてたのしく力を伸ばすことができるシステムに変わっていく必要があるでしょう。

 そのためにも、多様な目標、多様な行動スタイルをもった子ども達の可能性を伸ばしてあげる力、たのしい教育の力をもった先生たちが増えていくことも重要になってきます。

 以前から要望の高かった〈普通学級の子も特別支援の子も共にのびるたのしい特別支援教育〉の講座を10月に企画中です、ご期待ください。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

楽しさは子ども達の可能性を伸ばす-出る杭は伸ばす-たのしい教育論

〈たの研〉の授業プログラムは座って話を聞くだけではなく、その授業で学んだことをもとに、それを実際に自分で試す時間が入ります。
 子どもたちはそれぞれ工夫し実験しながら、授業の内容を深めていきます。

 今回の授業で使った一つはグライダータイプの飛行物体です。

 評価感想をみても、大好評だったことがはっきりわかります。

 ところである子が「いっきゅう先生、見てください」と持ってきたモデルがあります、長年こういう授業をしてきて、はじめて見ました。

 翼の後ろに切れ込みを入れて、空気の流れを工夫したタイプです。

 授業では、先生の指示すること以上のことをやってしまうと、大抵しかられてしまうことになります。
 そうやって子ども達の天才性が削られていって凡人が育っていくことになります。

 たのしい教育の教育論の一つは〈出る杭は伸ばす〉です、日本が初めて派遣した南極越冬隊で隊長を務めた西堀栄三郎(にしぼり えいざぶろう)の言葉です。

「君は天才だねぇ~、どう飛ぶか見せて」
というと、とてもいい笑顔で実験してくれました。

 その後、その子はさらに工夫改良し、切り取った断片を羽に組み合わせて、3Dタイプのウイングに仕上げてきました。

 子ども達の天才性に触発されて、さらにグレードがあがる可能性が出てきました。 〈たの研〉でもこれから研究をすすめて飛び方を確認していきたいと思います。

 子ども達は本来知的好奇心に満ちた存在です、それを失わせない様にするのは〈たのしい教育〉しかないでしょう。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

驚くほどの〈白〉ハクモクレン(マグノリア)

 少しだけ時間ができたので「今のうち」とパソコンのデータ整理をしています。たまりたまった写真を整理するだけで一週間はかかるので〈手がける〉くらいですけど、やるとやらないでは雲泥の差です。

 感動は記憶のどこかに残っているので、写真を分類しながら「これは、あの時の・・・」と心ふるわせる場面が何度も出てきます。

 その中の一つがこの写真です、数年前、東京の公園で感動して撮った記憶があるのですけど定かではありません、いずれにしても沖縄ではみたことのないようなみごとな白でした。

 寒い季節で〈みどり〉はほとんどなく、灰色、黒色系の自然の中でそこだけ光輝く様に見えました。

 これはつぼみの様子です。

 調べてみると沖縄にもハクモクレンを植えた処があるようです、いくつか見たのですけど、あのみごとな白はやはり常夏の島ではでてこないのでしょう。

 旅の中で、見たことのない植物たちに出逢うことは大きなたのしみの一つです。

 人によって旅先の好奇心が〈食べ物〉であったり〈観光名所〉であったりいろいろですけど、足もとの草ぐさ、見上げる樹木たちもとても魅力的だと思います。旅の時のたのしみにしてみませんか。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

 

 

 

 

 

 

 

楽しい教育プログラム開発中〈ロック バランス〉の研究

 5~6年前から気になっていた教材を、楽しい教育プログラムとしてまとめたいと研究をすすめています、石を絶妙なバランスで積み上げていく〈ロック バランス〉です。※ちまたでは〈ロック バランシング/Rock Balancing〉という名前で知られています。〈動名詞〉で、その行為そのものに視点をあてた表現ですけど、短い方がいいのでシンプルな〈名詞〉にしました

 これはムリ、と諦めてしまう子がでない様に簡単な素材からはじめた方がよい気がしているのですけど、これは私の予想なので、子どもたちや先生たちに試してもらって、地道に研究をすすめていきたいと思います。

 ちなみにこれは私が軽石で組み立てたロックバランス、二、三分で可能です。

 ア~ルがトンと乗ってきても、軽石のゴツゴツの作用で簡単には崩れません。

 全体のバランスをとるコツを軽石で学んでもらって、その後河原の石でたのしむ、という流れです。河原の石ではムリみたい、という人は軽石で四段五段という様に難度を高めていくというのもよいでしょう。

 次の研究会がたのしみです。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文