たのしい教育の見方考え方〈命について〉ー何気ない日常からかけがえのない日常へー素晴らしい日本映画 手塚悟監督 Every Day.(アマゾンプライム)

 ほとんどの人はやっていないと思うのですけど、私の毎朝のルーティーンの一つが「人生で残された日数の確認」です、スマホのアプリをセットしておくと、毎朝「あなたに残された日は◯◯日◯◯時間◯◯分◯◯秒です」と通知してくれます。
 以前利用していた〈余命電卓〉というアプリは、それに加えて「あと何回食事できて、あと何回満月をみることができて・・・」という様に具体的に知らせてくれたので、さらに気に入りだったのですけど、今のアプリはシンプルです。

 「そんな恐ろしい数字は見たくない考えたくもない」という人も多いのですけど、残された日々は間違いなく今ここにあって、それは掛け替えのない大切な日々であることも間違いないのです。

 さて、最近メルマガの四つの賞の一つ〈映画の賞〉で書いた手塚悟監督「Every Day」がとても好評です。映画はまさに冒頭の(残された日々〉がテーマです。
 でもご心配なく、暗く深刻な作品ではありません。監督の才能と俳優陣の力量と制作過程のすばらしさが相乗して、奇跡的な軽やさで、まるで音楽の様にストーリーが流れていきます。

 私はすでに10回以上見ています。最近、ラストの受け取り方が二つに分けられることを(強引に)発見しました。

 本筋ではないエピソードも味わい深いものがあります。

 不思議な、そして実は私が鍵を握っている人物だとにらんでいる〈吉田さん〉の「おむすびとおにぎりの違い」の話。

 主人公三井の友人、菊池のパートナー〈きなこ〉のセリフ
「わかってる? 見えるのと見るのは違うのよ!」

 インディーズ中のインディーズ、つまり大手資本のつかない自主制作で作り上げた珠玉の名作だと言ってよいでしょう。みなさんもこれを見て、人生について考えてみませんか。こども達と接する時にも少なからず違いがでてくると思います。

 五年くらい前の作品なので安い費用でDVDレンタルできると思います、アマゾンプライムでも視聴できまする。

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学びのシステム 日本の歴史- たのしい教育へのシフト

 最新の〈授業ブック〉「ガリレオがひらいた世界①」にガリレオの学生時代と日本の侍の時代を比較したページがあります。

 ガリレオの研究のスタートの頃、1600年あたりを比較するために、日本では〈関ヶ原の戦い〉があった頃、すでにヨーロッパには大学の大きな建造物が出来ていて、ガリレオはそこで学び始めたことを書きました。「日本とそんなに違っていたのか」と知ったからでしょう、いろいろな人たちからため息の様な声があがります。

 授業ブックは大型TVなどへの画像出力で利用できる様に、できるだけ短い言葉でまとめる必要があって、たくさんの文章を省略しました。

 そのために消した一つが〈ヨーロッパの大学の歴史〉です。

 現在の大学ランキングで世界一位の座を占めているのがヨーロッパにあるオックスフォード大学(イギリス)です。

 いつ頃できたか?

 日本でいうと・・・

 1096年、〈武士/ぶし〉の時代が訪れる前「平安時代」です。

 もちろん古い建造物なら日本が世界に誇る法隆寺があります、607年です。世界遺産にも登録された建造物です。

平安時代でいえば〈平安神宮〉もあります。 

 ヨーロッパとの大きな違いは古さではありません、いろいろな人たちに学びの扉を開いた〈大学〉というシステムが確立され、それに巨大な費用を投じていたという違いです。

 日本の巨大な建造物や行政的なシステムは中国から学び真似たものでした。ヨーロッパが近くにあったら、違う歴史になったのは間違いありません。

 明治以降の近代国家になってからも日本はまだまだ海外の教育を真似るシステムが続いています。いいものを真似るのは賢い選択です。ところが今は世界中が〈教育〉の方向性を見定められず足踏みしている状況です。

 ここで重要なのが「たのしさへのシフト」でしょう。

 いろいろな人たちが〈たのしいから学ぶ〉〈たのしくて学ぶことがやめられない〉という様な教育を模索して、そういう教材・プログラムを少しずつ増やしていくこと、それがもっとも重要だと考えています。そしてこのサイトの熱心な読者の皆さんには、それに賛同してくださっている方も多いと思います。

 大きな変革の小さな一歩ですけど、一緒に力を注いでいただけたら幸いです。おかげさまで着実にこのサイトの読者数は増えてきています。身近な方達に「このサイト読みやすくてたのしいよ」と伝えていただけたら幸いです。

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たのしい国語のアイディア②〈辞書を逆引きでたのしむ〉学研新レインボー〈小学国語辞典〉

 前に紹介した新明解国語辞典を逆引きでたのしむ方法がかなり好評です、「はずれました」「意外に難しいです」「頭が急に回転し始めました」etc. の中に「小学校でもやってみたいです。こども用の国語辞典を使って紹介してほしいです」という要望がありました。嬉しいリクエストです。

 〈たの研〉にあるこども用の辞書を一冊手にしてみましょう、学研の「新レインボー小学国語辞典 第三版」です

 語釈(言葉の意味)を読んで、それが何の言葉なのか予想するゲームです。こどもたちの中から「わかりにくい~!」という声があがったらシメタです、「じぁさ、みんなならどういう説明をする?」と問いかけて、アイディアを出してあって、ノートに書いてもらいましょう。それを集めて黒板に書いてあげてください。

「自分たちの方がいいね~」という声が上がったら、こんなにすばらしいことはありません。

 では行きましょう。
   ※例文にはこたえが出るのではぶきました

第一問「しっかりしていてあぶなげがない」

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何という言葉の説明かな?

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予想してみよう!

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「てがたい(手堅い)」

 

※  ※  ※

 

第2問
〈慣用句〉
「ひじょうにおどろいたり、物がのどにつかえたりするようす」

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何という言葉の説明かな?

⬇︎

予想してみよう!

⬇︎

「めをしろくろさせる〈目を白黒させる〉」

※  ※  ※

第三問 ※一つの言葉の説明が続きます、一つ読み上げて答えを予想してもらい、わからないときには次の説明を加えていくとよいでしょう

③〈あることばの下につけて〉ようす。たいど。そぶり。

②〈人にえいきょうをあたえる〉社会のならわし。

①物がゆれうごき、ふきとばされ、からだには寒く、または、すずしくかんじられるような空気の流れ

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何という言葉の説明かな?

⬇︎

予想してみよう!

⬇︎

「かぜ(風)」

 どうでしょう、小学生向けの言葉の説明もけっこう難しいかもしれませんね。

※  ※  ※

[おまけ]私がたまに使うことばですけど、これはきっと当たらないでしょう。

②〈ほかのことばのあとにつけて〉「ある」「いる」をていねいに言うことば。

①「ある」をていねいに言うことば。ございます。

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何という言葉の説明かな?

⬇︎

予想してみよう!

⬇︎

「ござる」

 こういうことばもとりあげてあるのだというのが新鮮でした。

 いかがでしたか?

 自分ならどう説明するだろう?
 私自身がそう考えながら味わっていました。

 読者の皆さんで「自分ならこうたのしむ」というアイディアがあったらぜひ教えてください。また「この語釈がおもしろい」というものがあったらそれも教えていただきたいです。

 たのしくて学力が高まらないものはありません。たのしんでいく中で本物の学力が身についていきます。たのしい・おもしろいとおもったら、ぜひそれを周りの人にもわけてあげてくださいね。

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たのしい国語のアイディア〈辞書を逆引きでたのしむ〉新明解国語辞典

 来週の〈たのしい教育メールマガジン〉の内容を考えるのは、私のたのしみの一つです。〈たの研〉に来てくれるメンバーに軽く話してみたら「おもしろいです!」と言ってくれたものがあるので、それをまとめ始めています、好評ならそれがメルマガの記事の一つになります。このサイトにアイディアを紹介してみます、気に入っていただけたら嬉しいです。

 三省堂に感謝を込めて、読書中の「新明解国語辞典」を利用します。

 語釈から、それがどの言葉なのか予想するゲームです。

 やってみましょう。
 語釈がいくつもあるので、順を崩して出してみます、一つでわからない場合は続く語釈から予想してみましょう。

第一問
①国家公務員試験1種に合格したものの通称

わかりますか?

②その方面で実際に場数を踏んできた経験年数

③狭義では〈競技歴・試合経験〉を指す

④病原菌やウィルスに感染しながら発病せず、しかも保菌し続ける人

 

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答え「キャリア」です。

*

第二問、これは一本でいきましょう。
「個人の立場や利害にとらわれず、広く身の回りにあるものをすべての存在価値を認め、最大限に尊重していきたいと願う、人間本来の暖かな心情」

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答え「愛」です。

どうでしょう、かんたんでしたか。
 難しかったですか。

 こうやって語釈を独立させてしみじみ味わうことで、私自身の言葉のセンスも磨かれてきている感じがしています。

 学校でもできると思うので、興味のあるみなさんは試してみませんか。

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