こども未来キャラバンの反響/沖縄県の教育に関わる検索順位がすごいことになっています

 先日、たのしい教育ワークショップと一緒に開催された〈子どもワークショップ(こども未来キャラバン)〉は、とても盛り上がって笑顔いっぱい親子でたのしみました。先日の公式ホームページにもその様子が載っていましたが、今日は嬉しい便りを紹介したいと思います。   

何を見ているのかと思ったら・・・


穴の開いた椅子を三脚繋げて、マシュマロスライムのトンネルくぐりをしています。

お父さんの爪にもマシュマロスライムをマニュキアのようにつけています、とっても仲のいい親子ですね。

たの研式ゴルフでは、「大人の私たちも、ずーっとあそんでいます」とのこと。
たのしんでいる様子が伝わってきます。

 

たよりには
・・・・・・・・・・・・
我が家はまだまだ、今日のワークショップで楽しんでいますよー
とってもたのしかったようです。
子どもの発想がどんどん出てきて、いろんなアレンジもたのしんでいます。
何時間たつのか・・

おじいちゃんの家にも行って
「じいちゃん、椅子に座ってもゴルフできるよ
 ほら、たのしいでしょ?
 これ、デイケアにもっていけばー」っ言って、
みんなで大笑いしました。

みんな笑顔でしあわせでした〜
ありがとうございます
・・・・・・・・・・・・・                                                                         
と書かれていました。
子どもワークショップ(子ども未来キャラバン)は、子どもだけでなく、大人や周りも笑顔で、元気と賢さを届ける活動です。

 こども未来キャラバンは今の所〈沖縄〉でしか実施していません、いずれ県外のこども達に実施できたらと思っています。その沖縄の教育で検索をかけた時の順位はすごいことになっています。

Googleで調べると〈沖縄県 教育〉で3位、〈沖縄県の教育〉で2位、〈沖縄 教育〉で4位です。

 このサイトを毎回熱心に読んでくださっている皆さんのおかげです、ありがとうございます。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

「教師は授業で勝負する」という言葉ーNewスタイルの講座〈たのしい教育実践ワークショップ〉が始まります①

〈教師は授業で勝負する〉というけれど自分の授業は〈学校〉というフレームに守られなくても勝負できるのだろうか? 
 自分の学校の向かいにトヨタ、三菱という巨大企業が人材をそろえ、サービスの良い、格安の私立学校を作った時に自分の教えている子ども達がこぞって転校してしまうのだろうか、それとも「先生の授業うけたい」と残ってくれるだろうか・・・
 学校に所属していた頃、時々、自分にそう問いかけることがありました。
 そういう問題意識があったので他から依頼された授業を断ったことはほとんどなく、自分たちで企画した授業はたくさんありました。
 10年前〈フリー〉になって自分の腕で勝負することになり、いろいろな教育イベントに呼ばれて全国レベルの知名度の芸能人と前後しての授業などを何度も経験してきました。結果的に私の授業の参加者数や評価が高かったということ、何より、10年間で授業した何万人の方たちから得た評価・感想の結果からも、自分の授業の腕で生きていけることは実証できたと思います。
「統計的にみて新設立の会社は三年持たない」という中で元々の財力があったわけではない〈たの研〉が10年以上続いていることもその確かな証の一つでしょう。


 いろいろなタイミングがよかったことも幸いしているのですけど、「たのしい教育」という枠組みと、それを「いろいろな人たちがたのしく真似ることができる教育方法」という方向性がはっきりしていたことはとても大きかったと思います。
 同じ様にたのしい仮説実験授業を学んでいる人たちの中にもマニアックなところにすすんでいって容易に真似できない様な実験などをみせてくれる人たちもいます、それはそれでいろいろな還元があるのでよいのです。
 私がすすめてきたのはそれではなく「〈子育て中で大変な先生たち〉もむりせず楽にたのしい授業ができる方法」の追求です。

 結果的にそれが成功していることも間違いないと思います。
 そういう中で今回新しい動きが出てきました。

6時間後につづく

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

 

言葉を綴るたのしさ 三省堂「新明解国語辞典」山田 忠雄に心動かされる

 公式サイトの記事はたいてい1日の仕事が終わって日付が変わるギリギリあたりに書いて公開するので、誤字脱字などを丁寧に校正しているゆとりがありません。文字変換ミスがけっこう起こって〈指導要領〉の説明をしている中で〈容量〉と書いてしまったものもありました、すみません。

 心苦しく思いつつ、何事も目標は

〈100%は他人にも自分にも求めない、目標値は85%オーバー〉いっきゅう

です。熱心に読んでくださっている方たちが間違いを指摘してくれるので、感謝しつつ訂正作業しています。読者の皆さんで間違いに気づいたら

○月○日の記事の中段の写真の下あたり〈容量〉は変だと思います

という様に送っていただけると訂正がはかどります、可能な方はご協力よろしくおねがいします。

 ということで、毎日いろいろな文章を綴っている人間の一人として「この人はすごい」とあこがれているのが〈山田 忠雄/ただお〉という人物です、〈たのしい教育メールマガジン〉には詳しく紹介したのですけどこのサイトに書いたのかチェックするゆとりがないまま、すすめます。

 山田忠雄は三省堂〈新明解国語辞典〉の編集代表をつとめた人物です。

※私の愛読書「辞書になった男」文藝春秋社のおびの写真から

 山田忠雄の編んだ「新明解国語辞典」は革命的な辞書です。

 その頃の辞書というのは「できるだけ文句が来ない様に」とまとめていくお役所仕事的なところがあって、別な辞書同士なのに〈似た様な定義〉がいくつもありました、それは今もあります。お互いが影響しあってそうなることもあるでしょう。

 「暮しの手帖」が1971年早春号の「国語の辞書をテストする」という特集で〈別な辞書の定義を真似ているのはハッキリしている、ある辞書の間違いを間違いのまま真似ている辞書がこんなにある〉と明らかにして、辞書づくりに関わる人たちを騒がせたことがありました。

 そんな中で「これが辞書の進むべき姿だ、真似られるなら真似てみろ」とばかりに送り出したのが『新明解国語辞典』でした。

私のもっている「新明解国語辞典」第四版を開くと
たとえば〈新入り〉の説明に

「新しく・仲間(刑務所・留置所など)に入ること。また、入った人」

とあります、なんでまた「刑務所、留置場など」と具体的に例示したのか・・・、〈会社〉でも成り立つのに、笑いました。これは他の辞書では書けないでしょう。

 魚の「鱈/たら」の語釈について、こんな話が残っています。

 編集会議で「鱈」の語釈を巡って辞書界の巨頭〈金田一春彦〉のインタビューにこうあります。※『明解物語』

「タラ」というのが出てきたとき、山田君(引用者注:山田忠雄先生、『新明解国語辞典』主幹)がタラは美味だと書けって言うんです。

 タイならいいけど、ほかの魚に美味と書かないのにタラに美味はおかしいだろうと言ったら、富山県ではタラがいちばんおいしいんだそうです(笑)。「それじゃあ『富山県では』と書こうか」と言ったら、彼、怒り出しましてね。僕はどうも山田君とはしっくりいかなかった(笑)

 そうやってもめたからなのか、辞書に〈鱈〉の説明は出てきません。

 山田忠雄、魅力あふれる人物です。これからも後を追っていこうと思います。

 同時に、この辞書を会社の看板として出してくれた〈三省堂〉もすごいと思います。結果的に「新明解国語辞典」は日本でもっとも売れた国語辞典になりました。
 それについては、いずれまとめて書きたいとおもっています。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

たのしい学力向上の具体案/読む算数/たのしい教育メールマガジン

 沖縄県教育委員会そして何より現場の先生たちの大きな努力の結果で沖縄の小学生の達成度テスト得点が全国平均になりました、最下位からの上昇なので、全国的にも注目している人たちは少なくないと思います。

 前に書いたようにうちのサイトがGoogle検索〈沖縄 教育〉で三位に上昇しているので、今までにないようなたよりも届くようになりました。「うちの学校と結んで授業してもらえないでしょうか」という要望だけでなく「どういう取り組みをしたらテスト得点が上昇したのでしょう」という質問もあります。


 後者に関してはほぼ「学校現場の先生たちのがんばりと沖縄県教育委員会のリードの成果です、ぜひ県に問い合わせてください」という様な書き方になるのですけど、それでも〈こども達にとって魅力ある学力向上とは〉という視点で「たのしい教育研究所の学力向上についての取り組みは?」と尋ねられることもあります。

 たのしく学力が向上するプログラム・教材はいくつもあります。

 最新の〈たのしい教育メールマガジン〉で取り上げた授業が「読む算数」です。

 公園ではじめに何人か遊んでいました。
 そのうち9人帰ったので17人になりました。
 はじめにいたのは何人でしょう?

という問題に、妹のミチコさんは

 17 ー9 = 8 と式を立てて

「だっていなくなったから〈ひく〉のでしょう!」といいいます。

 それをお姉さんが一緒に考えていくというストーリーです。

 板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会の初代代表)が〈読み物〉を書くときの手本としたという〈大谷真一さん〉が何十年も前に書いたものを、たのしい教育のスタイルで再構成したものです。

 途中途中でお姉さんと一緒に考えていくページもおりこみました。

 〈たのしい教育メールマガジン〉の読者の方たちから「こんな風に自分も勉強したかったです」「家庭で使いました」「今回の単元が終わったらやってみます」という様な便りが届いています。

 こども達が〈腑に落ちる〉ような、「なるほど」と納得してくれる様な授業をすること、そういう授業ができる先生たちを育てる、たの研のメンバーが講座などで実際に授業してあげることetc. そういう中でたのしく学力が高まっていくでしょう。

 問い合わせて来てくれた方がメルマガを購読してくれるかどうかわかりません。
 けれど、教育関係の有料メルマガの中で〈たのしい教育メールマガジン〉の発行部数は全国的に見ても多い方でしょう。

 先生たちもこどもたちも授業がたのしい、もっとこういう授業をしたいと言ってくれる様な教材をどんどん広めていきたいと考えています、応援よろしくお願いします。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!