夢スーパーヴィジョン

いっきゅうofficeで開催しているスーパーバイズ(SV)にはいろいろな種類があります。

合格SV

授業づくりSV

学級づくりSV

子どもとの関係づくりSV

不安解消SV

文章づくりSV

起業SV etc.

「何が問題でどういう目標をもち、どういった課題を克服していく必要があるのか」から探っていくのがカウンセリングで、目標がはっきりしている場合をスーパーバイズ(スーパーヴィジョン)という様に分けています。

 どのSVも、自分の夢や希望を叶えるためのもので、その結果大きな成果を手にした人たちがたくさん出ています。

 個人情報保護で詳しくは語れませんが、最近も私と何度もやりとりして組み上げ、みごと大きな賞を手にした人が出ました。

 スタッフとの話し合いでそれらを〈夢を叶えるスーパービジョン/夢SV〉というコンセプトでまとめてはということになってきました。一つ一つの枠ではなく、夢を叶えるために相談したい、スーパービジョンを受けたいという方はご相談ください。

 ただし私いっきゅうのスケジュールがかなりタイトなので三ヶ月後ということもありますから、ご了承ください。

 費用はカウンセリングと同じく1回60分程度、1万円です。

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野田俊作先生から学んだ〈瞑想〉のトレーニングコースの準備中

 わたしにアドラー心理学とカウンセリングを伝え、カウンセラー免許を授けてくれた 野田俊作先生が昨年2020年12月に他界しました。
 やっとおちついて野田先生のことを書くことができそうです。

 野田先生は全体との協調より自らの考えを優先させることもあり、自由なところもあったので、後半は自ら会長を務めたこともあったアドラー心理学の中心組織から距離をおき、ひっそりと暮らしていました。

 私が野田先生のところに直接学びに通い始めたのはもう三十年以上前のことになります。
 昨年、PEALカウンセリングを開発した連絡とお礼とを伝えようとした矢先の訃報で、私の気持ちもかなり沈んだのですけど、約一年経ち、野田先生が伝えてくれたことについて、さらに積極的に伝えていきたいという気持ちが出てきています。

 カウンセリングについては、野田先生から学んだことを私の教育実践と仮説実験授業の理論とを融合させたPEALカウンセリングを創り上げ、そこで育ったPEALカウンセラーたちがカウンセリング活動をしてくれようにもなりました。

 アドラー心理学についても、仮説実験授業の実験論と結びつけて、たとえば生徒指導に困っている先生たちへのスーパーバイズに効果を上げています。

 実は野田先生が本格的に授けてくれたことがもう一つあります、〈瞑想〉です。

  大阪の野田先生のところに通ってしばらく経った頃「きゆなさん、カウンセリングを学ぶなら一緒に瞑想を学ぶといい」と勧められ、たしか3~4日間のコースを何年かに渡って数回受講していきました。
 もちろんその指導は野田先生が直接担ってくれました。
 私はもともと武道を長年続けているので、道場に入る前と後、心さやかに落ち着けることは何度も訓練してきています、瞑想は難しいものではありません。
 とはいえ瞑想に特化したトレーニングは刺激的でした。
 考えてみると、私は野田俊作先生がとても元気な時に、一級品の3つ〈アドラー心理学〉〈アドラーカウンセリング〉〈瞑想〉を授けてもらった一人です。

 野田先生が伝えてきたアドラー心理学はいろいろな人たちが伝えている様です。しかいし〈瞑想〉についてはほとんどコースが見つかりません。
 野田先生への恩返しの意味でも腰を上げなくてはと思っています。もちろんそれによって、いろいろな人たちが新しい発見をすることでしょう。

 瞑想についてこれまで触れなかったのは、巷にある瞑想が〈スピリチャル〉や〈宗教〉と密接に関係して実施されているからです。何やら怪しいイメージを持つ人たちもいるのではないでしょうか。

 野田先生もスピリチャル的な部分を深く持った方だったのですけど、原子論者の私はそういう部分をそぎ落とした瞑想を学びとりました。本来的に瞑想は呼吸と一体化した心の落ち着け方で、スピリチャルと宗教と絡むものではありません。
 ブッダ自身が死んだらどうだとか霊的なものを語った人物ではありません、それを明らかにした本はいくつもあるのですけど、読みやすいところでは司馬遼太郎が書いたものを探してみるとよいでしょう。

 瞑想のコースは野田先生がとても元気なころ実施していて、ヨガ的な瞑想であったり、チベットの古いタイプであったり、舞いながらの瞑想であったりetc. いろいろな種類の瞑想をとりあげてくれました。

 私の時間がタイトなので、おそらく1~2回くらい、まず実施するのがやっとだと思うので、その中の一つを取り上げてプログラムしようと思います。

 11月は秋の講座があるのでおそらく12月になるでしょう。

 いつもの様に人数は少数で開催します。
 興味のある皆さんは、このサイトをチェックしていてください。
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〈最後の奴隷制〉としての多数決原理を超えるもの…「少数派の意見との融合」そして「実験論」

 今日は最新の〈たのしい教育メールマガジン〉の記事の一部を紹介しましょう。
 メルマガにはたくさんの人たちからの反響が届きます、今回は、その反響が大きかった部分をお届けいたします。

 最新号の目次です。

今回の発想法の一部です。
刺激的な内容になると思います、長い文章の一部を切り取っているので、文脈の不完全さ故の違和感を感じる方がいるかもしれません、ご了解ください。

たのしい教育の発想法
 いっきゅう2021・10・27
明るい未来を拓くには〈たくさんの人たちが社会を
よりよくしていこうと考える〉ことがとても大切(中編)
日本の投票率

多数決は最後の奴隷制
 板倉聖宣は〈月刊たのしい授業1987年4月号〉で「大衆がうんざりするような形式的な民主主義が続くとファシズムへの道を進むようにもなるでしょう」と述べています。
 私だけでなく仮説実験授業を学んでいるたくさんの人たちが影響を受けた話の一つです。

 私が教師をしている時、こういうことがありました。
「学級会活動」の取組を重視している学校に赴任した年のことです、その学校はかつて特別活動の研究校だったこともあってその伝統が続き、学級会活動にも力を入れていました。
 さて一学期の「春の遠足の行き先を決めよう」というテーマの時、例のごとく多数決になり、勝ったほうが「いぇーい!」と歓声をあげていました。まるで私が小学生だったころの学級会を見るようです。考えてみると国会も似たようなものでしょう、多数は少数の意見を無視できる。
 こういう流れの中で、子どもたちは自分たちの意思を民主的という名の多数決によって決めていく方法を好きになっていけるでしょうか。
 しかも民主的な手続きだという多数決よってすすめられる議会制民主主義に魅力を感じる様になるでしょうか。

 奴隷制としての多数決原理を超えるもの…「少数派の意見との融合」そして「実験論」
 先ほどの遠足の行き先の時の話にもどります。細かい部分で記憶違いがあるかもしれませんけど、〈○○海岸に行く〉という派と〈広い公園であそぶ〉という派に別れて多数決が行われ、海岸派が勝ち「いえ~い!」という歓声が上がって、その後〈その時の役割分担〉というテーマに移ろうとした時、こういう提案をしました。
「〈公園派の人たちは広い公園でどういう遊びをしたかったのか〉〈それを海岸にいってみんなでたのしむの方法はないか〉について話し合ってみるというのは難しいですか?」
 議長さんたちは多数決で負けた公園派の人たちに、公園でやりたいことを上げてもらって、それを海岸でできないか、クラスのテーマとして議論してくれました。
「海ではサッカーができない」という子に「裸足でビーチボールでやろう」という様に提案してくれたり、時間を区切って、自由に遊ぶ時間とかビーチサッカーの時間とか、いくつかおたのしみプログラムを作ってくれたと思います。
 多くの場合少数派は無理な事を主張しているわけではありません。
 私自身過去にいろいろな先生たちと仕事をしてきたのですけど、校長先生とソリが合わず、その提案に悉く反対する先生や若い先生たちの提案にはほぼ反対意見をいう先生を知っているくらいです。0ではないとはいえ、ここではそういう人との関わりは脇に置いていたいと思います。
 海岸を選んだ人たちの中にも「公園でもいいかな」と考えていた人はいたはずです。公園派には「海岸ではスポーツをたのしめない」と考えて反対した人もいるでしょう。
 明らかに多数決にすると海岸派が勝ちそうな時にも議決にいく前に「春は海岸に行ってさ、秋は公園っていうのもいいんじゃない」と提案をしたり「海岸だってけっこうチームゲームたのしめると思うよ」という様に一緒にたのしむ方法を提案する、選択肢を出す。

 極力〈多数決によって決定を下さないで済む選択肢を考えていく〉わけです。
 しかたなく多数決によって議論に決着をつける必要が出てきたときにも、少数派を奴隷状態にせずにすむ努力をする。少数派の意見を取り入れることによって、よりたのしめるものが出来上がる可能性が高まるでしょう。だから議決する前に融合できる部分を本気で探し合うことに全力を尽くすことがとても大切です。
 そしてそれは〈多数決〉後も同じです。
〈多数派は少数派の意見を無視する権利を得た〉というのでは奴隷制の状態で、〈少 数派の意見を取り入れて、より成熟したものへ進化させていくこと〉が民主主義である。それが〈多数決という奴隷制〉から抜け出る道だというのが私の考えです。

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ビー玉サイクロンがとてもヒットしそうな予感!

 教育キャラバン方式ですすめている沖縄市の出前児童館用の教材研究がたのしくすすんでいます。

 石垣島のたの研メンバーから教えてもらった教材をブラッシュアップして、ビー玉サイクロンとして教材づくりしています。
 二個のビー玉が高速回転を数回繰り返してくれます、これはたのしい。

 すでに音を聞きつけた、たの研ウェルカム担当〈アルキメデス(ア~ル)〉がやってきています。

 必然的にこうなりました。

 わたしやたの研のメンバーの感覚とア~ルの感覚はとても近いものがあります、これだけ実験結果がそろったということは確実に子ども達にもヒットするでしょう ´ー`)  沖縄市の子ども達のたくさんの笑顔が目に浮かんできます。

 とはいえ、たのしい教育研究所(RIDE)が一般に実施する教材にしていくためはこの後2つの大きなハードルを超えていく必要があります。

 外部の教育関係者の皆さんに安全性を含めて実施・評価してもらう過程
そして
 実際に10名以上の子ども達実施してもらい、正直な評価・感想を分析する過程
です。

 その過程もまたわくわくします。

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