以前紹介した「紙は簡単にできる」という記事の反響が大きく、いろいろな人たちからたよりが届いています。
未読の方も既読の方も、元になった記事をもう一度お読みください、『紙づくりは2工程でできるんじゃないの?⇨やってみよう』という内容です。
「いや、それは誇張でしょう」と感じる人もいるかもしれません。
〈たの研〉のサイトが教育サイトの中でかなりの読者を集めているのは、web上にあふれる「コタツ記事(自分ではやらないでネット情報を寄せ集めただけの記事)」ではなく、自分たちで確かめて、子どもたちや先生たち、保護者の方たちが実際に喜んでくれるものを書いているからです。
誇張ではなく、紙は〈使用済みの紙を水とまぜてバラバラにする〉⇨〈伸ばして乾かす》の2工程で作ることができます。
もちろん元々は使用済みの紙を使ったわけはありません。
植物繊維(植物を薄くして乾かしたもの)を利用していました。
今の私たちの周りには捨ててしまう紙がたくさんあります、捨ててしまう資料、古本、ダンボール、商品を入れてあった箱、包み紙etc.
いずれ別の記事としてまとめようと思っているのが「家庭から出るゴミの分類で最も多いもの」というテーマです。
紙は家庭ゴミの中で、プスチックや金属類ほかと比べてダントツ一位です。
それくらいあふれる紙をつかって、たのしく簡単にオリジナルの紙を作ることができるとしたら、すばらしいことだと思うのですけど、どうでしょう?
※
前置きが長くなってしまいました…
最近読者の方から、「記事のとおりやってみたらびっくりするくらい簡単にできました」という言葉と一緒にこういう写真が届きました。
その方曰く「面白くてやめられません!」
楽しい自由研究という言葉だけ使ってきたけれど、面白いもとてもマッチします、これからはその表現も使わせていただくことにしましょう。
防水スプレーをすれば花瓶のコースターなどに利用したくなるような味わいのあるペーパーです。
トイレットペーパーの芯をミキサーでバラバラ・ドロドロにして、それをお菓子づくりの時に小麦粉を細かくする〈ふるい〉ですくったそうです。
おそらく、こういう道具だと思います。
《捨てる紙をバラバラにする》⇨《ふるい ですくってそのまま天日干し》 以上
簡単、紙づくりはどんどん自由研究がすすんでいます。
みなさんもぜひ試してみてください。
「ミキサーのための電力」を使わずに人力で紙をバラバラにする方法までいければ、さらにすばらしい環境保護になりますね。
自由研究してくれる方がでてくることをたのしみにしています。
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