カウンセリングに来てくれる方たちは、始まる頃と終える頃の表情が違っています。
自分の行動の確かな選択肢が出てくるからです。
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』にこういう言葉が出てきます。ちなみにこの作品はハリウッドで映画化(ブラッド・ピット主演)されました。
人は、まだ道があると分かっている限りは、それほど自棄(やけ)は起こさない。
まさにその通りだと思います。
自分の目標に向けた選択肢が出てくると、その可能性に向かって動き始めます。
もちろんその選択肢が全てうまくいくはずはありません。
けれど、その結果をもとに、次のPEALカウンセリングでまた一歩先に進むことができます。
教室で子どもたちが反乱を起こすことがあります。
「この苦痛のから逃れるには暴れるしか無い」と無意識の中で判断していることも多いでしょう。
そういう子どもたちがたとえば「先生、もっとノリノリの授業しようよ」とお願いするチャンスがあったら、そしてそれを担任の先生が聞き入れて、もっとみんなが盛り上がる、心動かされる授業をするようになったら…
私がカウンセリングを受ける事例には、かなり状況が悪化したものが多いので、そういうことを考えてしまうことがあります。
話を戻して、「選択肢があるかないか」それは、人間の行動にとってとても重要なものだといってよいでしょう。
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