⭐️New 〈島言葉動画コンテスト⇨https://tanokyo.com/archives/161700
⭐️ 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります(1000円以上)。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、額に関わらず大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358

⭐️教育相談・カウンセリング・スーパーバイズ実施中(経済的な事情のある場合には無料で実施):https://tanokyo.com/archives/162936 サイドバーもご確認ください
✨論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

たのしい教育の発想法-日垣隆の方法から〈四分割マッピング〉

 メルマガで日垣隆さんの『折れそうな心の鍛え方/幻冬社 ※廃版』を紹介しました。日垣さん自身がウツ病と診断されるだろう状況に陥り、医者や薬に頼らずどのように脱していった方法を具体的にまとめた著書です。著作権の関係で、本文ではなく目次を中心に取り上げました。

 PEALカウンセラーからみて乱暴な方法だと思える内容もありつつ、共感できる部分もあります。

 読者の方から「図書館になかったので古本を探したら見つかったので注文しました」という知らせも入りました。

 別な方から

「迷ったら縦軸・横軸の四分割で考えるとうまくいく」というのはどういうことですか? 

という質問もありました。

 ポジショニングマップとかマトリックス思考法とか、いろいろな呼び方がついている、縦横2つの軸にそれぞれの尺度を設定して分類する方法です。

 これはどういうモバイル製品を開発するかについての検討会で、市場大手の製品を〈デザイン性(縦軸)と重量(横軸)〉で四分割したポジショニングマップです。

 

 こういう客観的な評価を心理的な面で論理的に評価しようというのが、日垣さんのさっきの話です。ただしそれは日垣さんが気づいたというわけではありません。

 日垣さんのエピソードをかいつまむとこうです。

 自分は飛行機に乗るたびに「落ちませんように」と祈ってしまう癖があったが、あるとき思い立ってマッピングをしてみた。
 縦軸は「祈る⇔祈らない」、横軸は「落ちる⇔落ちない」
すると、ゾーン1(上右)は「祈って落ちない」
ゾーン2(上左)は「祈らなくて落ちない」
ゾーン3(下右)は「祈って落ちる」
ゾーン4(下左)は「祈らなくて落ちる」となる。
パターンはこの四つしかない。
 見ると、祈ることと落ちることはそれぞれ独立していること、祈ろうが祈るまいが落ちる確率は同じだということに気がつき、笑ってしまった。
 以来、私は飛行機に乗っても祈らなくなった。

 日垣さんの提案は、深い悩みや倦怠感にとらわれているとき、衝撃を受けたときは「ごく当たり前のこと」ができなくなり事態を悪化させることもおこるから、このマッピング方法を覚えておくと、イザというとき強い味方になる、というものです。

 ある目標を縦軸、今の仕事を辞める辞めないを横軸に描いて整理してみる。
 こどもの賢さ(学力)を縦軸、苦しい・たのしいを横軸に描いて整理する。

 それを描くうちに頭の中が客観的に整理される、そういうことは期待できるでしょう。

 子どもたちにも、伝えることができそうです。

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!