人生のカギをにぎる○○

「人生のカギをにぎる◯◯」、みなさんはこの中に何をいれますか?
語数は気にせず考えてみてください。

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 人生のカギをにぎる仲間たち

 人生のカギをにぎる勉強

 人生のカギをにぎるお金

 人生のカギをにぎる健康
           etc.
答えは一つではないでょう。

私は以前、読者の方から
「いっきゅう先生のメールマガジンで人生のカギをあけてもらいました」
 と評してもらって感動したことがあります。
 メールマガジン自体、今回の答えと深く関わっているからでしょう。

 たのしい教育研究所には先生からだけでなく保護者の方たちからの相談もたくさんやってきます。

 千差万別の相談ですけど、ほぼPEALカウンセリングの流れですすめていくことができます。

 その流れのキーを握るのが〈実験〉です。

 相談の流れの中で「実験してみませんか?」と直接つかうこともありますし、「試してみませんか?」と提案したり、「~という方法はどうですか?」と問いかけたり・・・
 新しいものごとを試してみることで、今の困難な状況、歩みをとめているその扉のカギを開くことができます。

 みなさんも昨日と同じ今日、今日と同じ明日という人生の中で、違うことを試みる練習をしてみませんか。実際に大きな困難がくるとカウンセリングやスーパーヴィジョンなどが必要になるので、そういうことがない状況で小さな実験からすすめていくとよいですよ。
 大きな困難を抱えている人も、まだその扉を開く時間的なゆとりがあれば、それはおいていて、小さな実験を重ねていくとよいのです。

・朝食を洋食から和食に変えてみる
・1日2回ラジオ体操してみる
・交流が途絶えている友人に手紙をかいてみる
・読書してみる
      etc.

 人によっていろいろな実験があるでしょう。

 今週土曜日から〈PEAL教育カウンセラー養成講座〉がはじまるので、その準備に力が入っているので、最近はカウンセリング系の話が増えてきた感じがしています。

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野菜を生で美味しく食べる方法① 〈先生に怒られるタイプ〉のこども心の中/たのしい食育

 私いっきゅうの味覚はこどもの時のまま残っているところがあって、知人たちが野菜が甘いという話をすると、りつい突っ込んでしまうことがあります。
 この間も「このキャベツ甘い~」というAさんに促されて味してあと「これを甘いっていったらこどもは納得しないよね、甘いっていうのはリュウキュウイモ(サツマイモ)レベルからで、ギリギリでトウモロコシかなぁ」と語ってしまいました。
 もちろん微妙な甘さを感じて美味しく味わえる人たちは味覚的に洗練されていることは十分知っていて、あえて〈こども感覚〉でいくわけです、すみません。

 とはいってもキャベツは嫌いではありません。
 今回は、最近加わった〈キャベツやレタスなどの美味しい食べ方〉のバリエーションを紹介したいと思います。

 ところで 私は小学校の頃、ピーマンの表面のビニールみたいな食感と草の様なくささがイヤで、給食で残したら先生に「わがままは許しません」「食べるまで片付けてはいけません」とひどく怒られたことがあります。

 私は「何でこういうものを無理して食べる必要があるのだろう、これを食べなくても生きていけるのに」と思っていて、それを強制する先生が不思議でしかたなかったのだけど、こどもの説得力では、ああ言えばこう言う型の担任の先生に太刀打ちできないことも知っていたので黙っていました。

 その頃のクラスはパンパンで40人以上いましたから、私と同じ様に給食を残す人たちも何人かいます、でも他の人たちは泣いて許してもらっていました。

「あ~、涙というのは許してもらえる時の技なのだな、効果抜群なんだ」としみじみ感じたのだけど、私はぜんぜん泣く気はしなくて、結局その後、掃除時間も休憩時間も5~6校時もずっと給食を前にして「食べなさい」と強制されていました。
 結局食べなかったけどね。

 その後もピーマンは出ることがあって、相変わらず〈食べるまで絶対許しません指導〉は続いたのですけど、先生の怒りのターゲットは私にしぼられていたので他の子たちは大目にみてもらえたのでしょう、私一人が掃除でモクモクとホコリが舞う中、相変わらず「こんなの食べなくても生きていられるのに」と思いながら時間が過ぎていきました。

 担任の先生は校長先生か周りの先生たちに指導されたのか、根負けしたのか、その後そういう野蛮な行為は何事もなかったかの様に消えていきました。

 怖いのは、そうやって食べることができる様になった人が大人になると、こどもたちに同じ様に強制する人も出てくるのだろうな、ということです。

  書いていて思い出したのですけど、私は今でも口の中で食べ物が〈キュッ〉となる感覚がとても苦手です。ナスを食べる時も、料理によってはキュッとなるときがあって戦々恐々の時があるんですけど、それはあの時のピーマンショックのせいだと思います。

 さて数ヶ月後、母親の友人が作ってくれた〈挽肉詰めのピーマン料理〉が食卓にならんだことがありました。
 ピーマンのビニール加減も匂いも消えていて、食べてみたら美味しくて、それから私のピーマンに対する食べることができるようになりました。

 結局あの先生の強い指導はなんだったのでしょう?

 私の中に「将来、教師にだけはなってはいけない」という思いを強くさせただけでした。※その後、教師のなった経過は別な記事で書いたと思うので略

 今も学校給食で苦しめられているこどもたちはいないかな、心配です。

「これまで食べてきたものを、より美味しく味わえる様になる」
「今、食べることができないものを〈おいしい〉と感じて食べることができる様になる」
「たのしい食事の時間にすることができる」
 〈食育〉ということばは新しいので、あまりよくつかんでいないけれど、もし〈食育〉が教育の中で独立できるとしたら、そういうことが伴ってはじめて成り立つのだろうと思います。
 興味ある方が〈たのしい食育〉というテーマで実践していただけることを期待しています。

 さて閑話休題、最近知ったキャベツ、レタス、キュウリなどを生でおしいく食べる方法を紹介させていただきます。

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たのしくしまくとぅば(島言葉) 先生も栄養士さんもこどもたちにも人気です

 〈たのしく島言葉/しまくとぅばー学校・給食編〉の反響がぞくぞく届いています。問い合わせも続いていますが、たくさんあった教材はすでに無くなりました。
 現在いろいろな仕事を調整しつつ〈Ver.2〉の作成が急ピッチですすんでいます。

 最近とどいた感謝のたよりの一つを紹介させてください。

 こども達や先生がたのしんでくれている声はいろいろ聞かせてもらっていたのですけど〈栄養士さん〉まで喜んでくれているというのは、さらに嬉しいことです。

 朝ごはんや夕ご飯の時などに家族の方たちにも利用できるたのしい島言葉プログラムにできないか、バージョンアップミーティングを重ねています。

 教材希望のみなさん、もうしばらくお待ちください。

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たのしい教育実践編〈植物の香りをたのしむ・形をたのしむ〉

 九月のたのしい教育ワークショップでとりあげた教材を、さっそく学校で実施した先生の感想がSNSに出ていました。
「この間、たのしい教育研究所で教わった葉っぱや実のビンゴをやりました・・・」と始まる生き生きとした文章に植物の写真がたくさん載っています。

 ワークショップの中のその部分を紹介しましょう。

 台風接近もあり、周りにいろいろな植物がある会場でもなかったので、講師のM先生がこども達と一緒に校庭にある葉っぱを集めて、それをもってきてくれました。

 これは香りが特徴的な植物シリーズです。

 ゲットウやシークワーサー、よもぎ、クスノキ etc.
 一つずつ手にして香りをしていくだけで、とてもたのしい世界が広がります。
 

 大人はすでにそういう植物の香りを知っているのだからたのしめないのではないか?

 いいえ、私を含めてみんな言葉を止めて、たのしんでいました。

 これは〈植物の形ビンゴ〉の様子です、丸型とかハート形とか
 いろいろな形を探してたのしんでいます。

 いつもは校庭の掃除で集めて捨てている葉も含まれていて、それを手にしてしみじみ味わうのはなかなかないことです。

 

 つねづね語っていることですけど、学校でたとえば〈二個の磁石〉を渡して
「自由につかっていいよ、ただし〈タブレット〉に近づけたり〈指にはさんだり〉するのはやめてよね」という最小限の話して自由にたのしむ時間をとる。

 たっぷり楽しんでくれるこどもたちもいるでしょう。

 すぐに飽きてしまうこどもたちもいるでしょう、そういう時には予想を立ててもらいましょう。
 「アルミホイルはくっつくかな~?」
 という様に。

 シンプルな授業でもたのしめるものはたくさんあります。

 たのしい教育研究所では、そういう授業も大切にしていて、逆に、コテコテの準備をして自分にしかできないという様な授業をワークショップなどでとりあげることはありません。まねするハードルが高い授業が広まるのは難しいからです。

「日頃の授業、どうしようかな」と考えている方は、お問い合わせください。

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