楽しいアウトドア〈生き物たちの星〉/小林久先生との会話から- コシブトハナバチ・ホシホウジャク・オオスカシバ生き物たちの星〈平林久先生との会話から〉①-楽しいアウトドア

 たのしい教育研究所から外に少し出ると、フィールドにたくさんの生き物たちが動き回っています。以前、ブラックホール研究の第一人者〈平林久〉先生をお招きして一緒に授業を担当したことがあり、二日間たっぷりお話しする機会があって贅沢な時を過ごしました。

1943年長野県生まれ。東京大学理学部物理学科(天文コース)、同大学大学院博士課程修了。 理学博士。国立天文台(もとの東京天文台)で野辺山電波天文台建設計画にかかわり、野辺山の自然に抱かれて研究生活を送る。1997年に打ち上げられた電波天文衛星「はるか」のプロジェクトの推進のために1988年に宇宙科学研究所に移り、スペースVLBI計画(VSOP計画)の科学主任、プロジェクト主任を歴任し、成功に導いた。2007年JAXA宇宙科学研究本部を退職、引き続きJAXA宇宙教育センターにおいて、宇宙教育プロジェクトチームに属する。主著に『宇宙のわかる本』(広済堂出版)『宇宙人の条件』(PHP出版)『星と生き物たちの宇宙』(集英社、共著)など。 JAXAサイトより https://iss.jaxa.jp/utiliz/renshi/message_pop06.html

 平林先生は剣道六段、私は琉球空手の修行をしているので、まずその面での話が弾み、宇宙についてもいろいろなお話しをすることができました。
 私が尊敬しているカール・セーガンをはじめ、かなり以前からたくさんの人たちが〈他の星に生命の痕跡をみつける〉ことに力を入れていて、平林先生にもその話をふってみました。

「きゆなさん、この地球一つですら、様々な進化の過程でこんなにも生命にあふれているんだから、他の星に生まれていないというのは考えられないでしょ。数え切れない星々の中で、この地球だけに生まれたという方がおかしいよね」

それが平林先生の答えでした。こんなにあっさり言い切った方は始めてです、さすが武道家。

 あわせて「これは最近出した本です」と新書を贈呈してくださいました、今でも大切にしています。

 多様な生き物をみると時々、平林先生のことを思い出します。

 今でさえ、私たちが認識できないウィルスレベルのシンプルな生物が誕生しているでしょう。そのほとんどは他の生物に捕食されたり命を閉じていく、わずかに周りの環境に適したものたちが生命をつないでいく。

 その流れが何十億年と続き、この星にはいろいろな生物が乱舞しています。

 最近見つけた生き物を紹介しましょう。

 これは以前紹介した、ホシホウジャク、スズメガの仲間です。

これはアオスジコシブトハナバチ、気に入りの画像をたくさん撮ることができるようになりました。

つづく

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

アクセス数はどういう時にアップするのかな?

 教育関係一本で書いているサイトなのに、いつの間にかアクセス数1000(pv/ページビュー)を突破して、最近は3000アクセスとか4000アクセスということもあります。

 これは今日の朝09時台のサイトのアクセス数(閲覧数)です、この後も読者の皆さんが見てくれるたびに1カウント上がります、心から感謝。今日も3000アクセスに近づくと嬉しいな。

 

 以前も調べて書いたことがあるのですけど、一般のブログのアクセス数について、こう記されています。

ブログの平均的なアクセス数は1日数十PV程度ではないかと考えられます。

データがやや古いことから、現在ではもう少し高い数値が出るかもしれません。
しかし、概算では大きく変わらないでしょう。

月に3,000PVで脱初級者

一般的に、月に3,000PV以上なら脱初級者といわれています。

つまり、1日100PVが脱初級者の目安です。
1日100PV以上あれば、全体のトップ13.3%に入ることになります。

https://www.xserver.ne.jp/blog/blog-three-months/

 1日100pv(ページビュー/アクセス)でトップ13.3%ということはその20倍30倍のアクセス数となるとトップどれくらいになるのでしょう。
 情報は古いのですけど、その後人口も減り、SNS優先となっているので、ハードルはさらに低くなっている可能性があります。

 それはいずれハッキリしてくるでしょう。

 問題は、どういう記事の時にバンとアクセス数が上がるのか、です。

 もっと解析に時間をかけていけば、わかるのかもしれませんけど、今は書くことがたのしいので、もっぱらそれを積み重ねているだけです。いずれ時間をとって、ゆっくり研究したいテーマです。

 いずれにしてもみなさんからのご意見ご感想がこの帆船の風です、どんどんご意見ご感想をよろしくお願いします。

 今回は、たのしい教育研究所のメンバーのたのしい1日の様子をお届けしましょう。

 今日は、〈たの研〉の秋の講座のシミュレーションの日でした、講座の広い会場で実施しています。この手前の広々とした部分は〈おたのしみコーナー〉や〈ゲーム〉で利用します。

 プログラムについては、受けて側が子どもに戻って、いろいろな意見アイディアを交わします。
 すでに出来上がったデフォルトのプログラムでも十分たのしめることは、複数の学校の子どもたちに実施してハッキリしているのですけど、それをさらにブラッシュアップしていくわけです。
 

 広報一週間ほどで1/3の席が埋まりました、しばらくすると半数が埋まると思います。

 早割期間中にお申し込みください。
  ※〈たのしい教育メールマガジン〉とセットで申し込むと、割引になります

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

なんで漢字に書き順があるの? 〈チコちゃんに叱られる2023-10-28〉を見て考えたこと-楽しい国語

 講座などのない土曜日の朝は、ゆっくり起きて珈琲を点て、「チコちゃんに叱られる」をみるのが日課です。今日の疑問第一問目は、私が前からいろいろな先生たちに話してきたことがテーマでした。

《なんで漢字に書き順があるの?》

 しかも豊川悦司さんが出ていて映画好きの私には興味深い時間でした。

 以前このサイトに書いた「書き順は絶対的なものではないのだから、それで子どもたちを漢字嫌いにしないでほしい」という記事がよく読まれています。それはあとで紹介するとして、番組ではどう扱っているのかたのしく、かつ心配しつつ見ていました。

 番組では、基本的に同じことを説明してくれていたので少しホッとしたのですけど、その根拠になる部分が部分的にサラッと出ていたくらいなのと、解説する方の「先生たちは書き順の間違いで子どもを叱らないでほしい」というセリフが気になりました。

 別に叱るわけではなく機械的にバツをつける先生たちはたくさんいます。叱る叱らないの問題ではなく、「叱ってはいけない」のだし、書き順の間違いで❌をつけるのはやめてほしいと言ってほしかったな。
 書き順の流れがあったことで、先生は教えやすくなったし、子どもたちも覚えやすくなった、全体の形を整えやすくなったというメリットがあるわけですから、それは伝えつつも、書き順が文部省の手本と違っていたら、せいぜい「それも間違いではないのだけど手本ではこうなっていますよ」と伝えるくらいでしょう。
 そういうことは実は書き順だけではなく、「ハネ」とか「トメ」とか細かい部分でバツをつけられることでも同じだと思います。

 私は、書き順で漢字嫌いになったし、今でも、たとえば〈右と左の書き順の違い〉は気持ちよくありません。〈飛ぶ〉の書き方など、書き順通りにすると変な漢字になってしまいます。

 私と同じ様な感覚の子どもたちはたくさんいるでしょう、教師・親の大切な仕事の一つは「学ぶことを嫌いにさせない」ことでもあると思います。

 今日のチコちゃんの番組を見た人たちが、私の記事にたどりついて、たのしい教育が少しずつ広がっていくとよいな。

 話は少し広がるのですけど、たくさんの教師が「書き順神話」を盲信している事実を目の当たりにすると、先輩たちのいうことを鵜呑みにするのではなく、しっかり自分で確かめることが〈騙されない人間になる〉ということでも大切なことのように思えます。その意味でもこのサイトは貴重なものになっていると思っています。

 以前書いてよく読まれている記事を紹介します⬇︎

なぜそこまで〈漢字の書き順〉にこだわるのか? 子どもを漢字嫌いにする前に知っておきたい知識

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

詐欺商法がテーマの小説 宮部みゆき〈ペテロの葬列〉!-楽しいブックレビュー/このサイトに〈騙されない人になる〉ということで検索してたどりついたという人も出てくる様になるほど《特殊詐欺商法被害に遭わない》というテーマはたくさんの人たちが気にする様になってきました

 推理小説やミステリーは大好きで、中でも宮部みゆきさんの作品は気に入りで、最近は「ペテロの葬列 上下巻/文春文庫」を手にしています。前半すぐに主人公たちがバスジャック事件に巻き込まれ、犯人が相手の心をたくみにつかんでコントロールしていく様子が描かれていきます。
 このサイトに〈騙されない人になる〉ということで検索してたどりついたという人も出てくる様になるほど《特殊詐欺商法被害に遭わない》というテーマはたくさんの人たちが気にする様になってきました。「ペテロの葬列」はまさに、たくみに相手の心をコントロールして大金を手にした人たちと、その被害にあった人たち、そして被害にあった人たちが今度は加害者となっていく構造をあぶり出していきます。

 女性のミステリー作家として最も有名な人はアガサ・クリスティーでしょう、私もかなり読んでいます。

 アガサ・クリスティーの作品はパズルを解くかの様なミステリーです。

 宮部みゆきさんの作品はそこに〈社会問題〉が深く織り込まれていて、読後、自分の生き方を深く考えさせられるものがたくさんあって、私はその意味で宮部さんの作品が大好きで、アガサ・クリスティーより高く評価しています。

 主人公杉村三郎は、すでに『誰か』『名もなき毒』で活躍していて、今回が第3弾です、この『ペテロの葬列』がシリーズ中もっとも面白いと思います、過去作を読んでいなくても十分たのしめるでしょう。

 ちなみに、このブックデザインは内容の重厚さ、主人公の生き方などいろいろな意味からミスマッチだと思います、このデザインから受けたイメージで本を手にした人はミスリードされたと感じるでしょう。

 そういう詐欺の手法が、かつて社会を混乱させた豊田商事事件と絡んでいきます、詐欺商法がどの様に行われていたのか、この〈ペテロの葬列〉で初めてわかりました。「豊田商事ってトヨタ車を売っているの?」というくらい、知らない人たちもいるでしょう、wikipediaから少し引用します。

 豊田商事事件は、1980年代前半に発生した豊田商事による〈金の地金〉を用いた悪徳商法を手口とする組織的詐欺事件。

 高齢者を中心に全国で数万人が被害に遭い、被害総額は2000億円近くと見積もられている。当時、詐欺事件としては最大の被害額。

                wikipedia参照

 特殊詐欺、新手の詐欺は、こういった過去の多額の詐欺事件をモデルにして進化していったものが多いので、その意味でも読む価値はあると思います。

 「必ず儲かる」という原理的にありえない言葉に踊らされた人たちがたくさん被害にあっていきます。
 その言葉巧みな勧誘手口に、予想を立てずに鵜呑みにした人たちがたくさん出てきます。

 読みながら、私が登場人物の一人ならこう質問してみたくてたまりませんでした。

必ず儲かるというならどうして自分の様な年寄りから何十万円くらいのお金を集めるんですか?

「お年寄りの方たちを助けたいからです」

それなら福祉や医療、食生活などのサポートをしてくれたらいいのに、どうしてお金を投資しろというのです?

 そうやって言葉を何回か重ねていけば、向こうがお金を儲けたいからそうするのだという結論に至るのはそんなに難しいことではありません。

 それもこれも複数の選択肢を持っているものごとをみていくことが必須です、それは〈たしかに儲かる・儲からない〉というYes/No形式ではありません。
 たとえばシンプルに

ア.ビジネス的に確かに儲かるはずだ
イ.私を騙す手口かもしれない
ウ.その他

という選択肢を持ってみていくことです。

 〈たのしい教育メールマガジン〉クラスになっていきそうです、ここまでにしておきましょう。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文