ヨシタケシンスケが笑わせてくれる

  私のカウンセリングの師匠 野田俊作先生が「実は俺はエリック・クラプトンのコンサートに行ったことがあるんだ」と何度も自慢していたように、わたしは「ヒットする前のヨシタケシンスケさんに電話してお話したことがある」というのが自慢です、前にも書いたけど。

 筋肉を働かせすぎた時にはマッサージしてほぐすことができるけれど、脳を働かせすぎても手が届かないし、頭をブルブル振ってもほぐされる感じはありません。でも私には「ストーリーものでないヨシタケシンスケのスケッチ」を眺めるという方法があります。

 今日も笑わせてもらいました。

楽しいことなど ないのでは?!

楽しいことって 何だったっけ

 たのしいことばかり追いかけている日々だから、ツボにはまって大笑いしたわけで、他の人には笑えないと思います。

 それもまた頭の中のマッサージなのだと思います。

 こんど〈たの研〉の人気教材〈ガッテン〉のスタイルで、ヨシタケさんの作品を使った教材を作るというのはどうだろう。身近でためして人気がでることがわかったら、ヨシタケさんに連絡して使用許可のお話にすすんだりして…

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〈ベタ〉のオス同士が格闘せず仲良く泳いでいます/(自由研究)水槽in水槽で育ててきた実験結果から、猫さんが仲良くなるヒントを得る

 〈たの研〉には先月の夏の講座あたりから、ベタがのんびり暮らしています。ベタは別名「闘魚」と呼ばれてオス2匹を同じ水槽で飼ってはいけない、といわれています。ホームセンターで購入する時も、そう説明されました。

 たとえばある質問サイトに投稿されたベタに対する問いに対する答えはこうです。

ペットとの暮らしをテーマにしたサイトにもこうあります。

ベタはオス同士が激しく戦い合う魚として有名です。同じ水槽に複数のオスを入れると噛み付き合いのケンカになりどちらかが死ぬまで戦います。そのためオスは1匹づつ単独飼育することになります。
 
魚の飼育のサイトにはベタの買い方について、こう書いています。
決して同じ水槽に入れてはいけません。

という注意に従って〈たの研〉では2匹のベタを単独で育てていました、ただし、大き目の水槽の中にスリムな水槽を入れて育ててきたので、2匹はいつも一緒に泳いでいるように見えます。9/4の記事の記事がそうです⇨ https://tanokyo.com/archives/162619

 ところが、スリムな水槽からベタが飛び出ることがありました。

 夜中に飛び出たようで、朝みて気づいた次第。
 それが2匹仲良く泳いでいます。

 ずっとお互いの姿を確認しながら、まるで一つの水槽の中にいるようにして泳いできたからかもしれません。

 いずれ何かで闘いのスイッチが入ってしまうかもしれないので、しばらく眺めていたあと、またセパレート(分離)しました。

 ところが数日後、また飛び出て、仲良く泳いでいました。

 もしかすると、このまま育てても大丈夫かもしれない、と思いつつも、命がかかった実験をする気はないので、またセパレート。

 ところで〈たの研〉には保護猫が3名います。
 新入りの1名と元の2名が仲良くなれないので、何かいい方法がないかといろいろためしてきたのですけど、結局セパレートしています。
 今回のベタの水槽in水槽のように内側に1名、外側に1名というように、顔を見合わせながら食べたり飲んだりして数時間ずつ過ごしてもらうと、仲良くなっていくのではないか?
 そんな予想が立ちました。
 そういうゲージはどこにも売ってないので、自分でどうにか工夫したいと思います。
 たのしみです。
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「メルマガで元気になりました」というお便り@たのしい教育の方法論

 たのしい教育の最先端の内容を満載している情報ソースが『たのしい教育メールマガジン/週刊』です。12年目に入り、ますます充実した内容になってきたことを、はじめの時から購読してくださっている方たちからのたよりで実感しています。           

 このメルマガは、自分の子どもと、自分のクラスの子どもたちとたのしめるプログラムもあって、教育に興味のあるみなさんから厚い信頼を寄せてもらっています。実はそれだけではありません。

 何かにつまづいたり、心がくじけてつらい日を過ごしている時、「このメルマガで元気になりました」という方たちもいます。先月は県外の読者の方から「メルマガに救われました」という熱いたよりをいただきました。メンタルにも効く、といっても間違いないでしょう。

 メルマガの今週号を例に紹介しましょう。

 たいていのんびりした話からはじまりまるのですけど、今週は、日本の気象庁の「台風が沖縄を直撃する」という進路予測(下図)と、〈たの研〉がイベントの時の天気予測に利用しているヨーロッパのWindyの「沖縄の上をかすめと通り、強風にさらされる時間は少ない」という予測のどちらが当たるかという予想実験の話からはじまりました。

 テレビのニュースでは「台風はこのあと、きょう夜遅くに沖縄本島地方にかなり近づく見込みで、1時間に40ミリの激しい雨が予想されることから、土砂災害などに十分な注意が必要です」と出ていました。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1433221?display=1

 これはwindyの予測図です。少しの時間北部で風が強くなるのですけど、しばらくするとおだやかな風になるという予測(下図)です。赤が強風域で、クリックすると風速を数字で表してくれます。しかも動画で時間ごとの変化もみせてくれます。

 結果についてはここでは、詳しく書かないことにします。

 windy は無料で利用できます、いくつか前の記事に載せてありますから、興味のある方はたどってみてください。

 今回の授業プログラムは「ヤッフォー/矢四」です。
 

〈たの研〉に来てくれた方たちに実施したところ100%の満足度でした。楽しみ方と作り方を解説しています。
 画像をたくさん使って説明したので長くなりますから、一枚だけにしておきましょう。

 これは発想法の章です。

 今週は「自分に都合の悪いデータを集める」という話でした。こうはじまります。

はじめに(いっきゅう)
人間は何かを主張するとき、自分に都合の良いことを並べるのが普通です。
(親)「そんなにゲームばっかりやっていると、行きたい高校入れないよ」
(教師)「いろいろな教科をバランスよく勉強しておかないと、進学で苦労するよ」
それは本当でしょうか?
 本当のことなのかどうか、どれだけのデータを手に語っているのでしょう。もしかするとゲーム中心の生活をして行きたい高校に入ることができるかもしれません。二、三教科に力を入れていたおかげで、入りたい大学に行けるようになるかもしれません。
 登校拒否が問題になってきた頃、教師や文科省の多数派は、自分たち(学校生活・学校教育・学校システム)のせいで学校にこれないという可能性を考えず、それを「学校恐怖症」と呼び、病院での治療をすすめていました。
 学校教育やシステムに対する都合のわるい情報は入っていたはずです、でもそれを見ないふりしてしまった人たちが多数派だった。
 その都合の悪い情報を正面からとらえて、「それにも一理ある」と取り組んだ先生たちの場合には功を奏して学校で学ぶようになった子もいたはずです。
 親として一人の大人として、教師として自分の見方・考え方に都合のわるい情報が目の前に現れたとき、それも一つの選択肢として正面から向き合う、「もしかするとそれも一理あるのではないか」「いや、それはやはり考えられないな」というように考えをすすめることができるかが大切です。
 そういうことも考えながら、今回の板倉先生の話を読んでみませんか。

 他にも、野山さんぽの話あり、

 

 寺田寅彦の「珈琲哲学序説」をGoogleマップ&ストリートビューで深くたのしむ話あり、

 アイディアセッションの話あり…

 およそ10000文字程度、文庫本で20ページいかない程度のボリュームでお届けしています。

 疲れた先生たち、大人も元気になり、それだけでなく子どもたちの笑顔も増えてくる、そういうメルマガです。

 まず一年購読してみませんか。月額1000円、年まとめ12000円でお受けしています。こちらのサイトで下のアイコンを選んでお申し込みください⇨https://ikkyuu21.stores.jp/

 みなさんが出してくださった大切な資金は、たくさんの子どもたち、先生、保護者、一般の方たちの可能性を広げ、笑顔、元気に確実につながっていきます。またひとり親世帯など、経済的に支援の必要な方たちへの無料カウンセリングやスーパーバイズ、たのしいプログラムの普及にも利用させていただきます。

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いろはパズルでたのしむ/秋シリーズ

 久しぶりに遠くから仲間たちが集まってきたので、〈たの研〉得意のゲームをたのしみました。その一つが《いろはパズル》を紹介しましょう。〈たの研〉のメンバーは慣れているのでテーマを儲けてたのしみます、今回のテーマは「秋」です。はじめのうちはテーマは決めないほうがよいでしょう。1人から10名程度まで一セットのカードでたのしめます。それ以上の人数ならカードを二倍に増やすのがおすすめです。

0.まずみんなの前に〈いろはカード〉をひろげます。テーマに関わる単語を一つ真ん中に作ってからスタート。
 今回は秋といえば「みかん」ということで真ん中に並べました(縦横どちらの並びでもOK)

1.スタートの「みかん」の文字につながる単語を思いついた人が声に出しつつ並べていく。ここではすでに〈もじ〉〈かん〉〈き〉〈なし〉と並べられています  ※濁点( ゛)や破裂音( ゜)は自由につけてよい

1b. A先生が「あ、〈柿の種〉!」と並べました  ※縦横斜め、上からでも下からでも左からでも右からでも並べてOK

1c.そうやってどんどん並べていきます ※島言葉、英語なども使ってOK

2.完成! 開発した〈たの研〉のメンバーは慣れているのでテーマを設定しても全部使い切ることができました。テーマなしでも全てのカードを使うことは難しいので、何枚か余ったままで終わってもOKです。「4枚残ったけど、前より残りカードが少なくなったよね!」とか「今回は早かったね」という感じでたのしんでください

 〈たの研/たのしい教育研究所〉が開発した『いろはパズル』は教室などで黒板・ホワイトボードに貼り付けられるように磁石をつけてあります。

 ほしい方はお問合せください、在庫がいくつかあると思います。

 

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