大掃除大会inたのしい教育研究所 開催/6人の勇者がエントリー!

たのしい教育研究所はおかげさまでいろいろなところからの授業や講演の要望に飛び回り、たとえば今週、宮古島の講座で5日間の旅から戻ったばかりです。
教材はたまりにたまり、実験道具を作るための機材などもどんどん集まり、研究所に収まりきれないくらいになりました。

そこで「たのしい教育研究所 大掃除大会」を企画したところ、6名の勇者がエントリーし、朝から夕方まで健闘致しました!

朝のミーティングの時のブレインノート(きゆな開発の脳内筆記手法)。

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大掃除大会のほんの一畳ほどの面積の様子。
棚にもたくさんの教材・器具が・・・
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途中でたのしい実験もしながら、大掃除はどんどんすすみ、素晴らしく機能的な研究所になりました。
ずっと探していた携帯電話も出てきました。

が、まだ20パーセントほどは手がつけられずに残りました。年末の大掃除に回すかな。

勇者の皆さん、ありがとうございました。
おかげで、たのしい教育研究所のフットワークが軽やかになり、沖縄の明るい未来に向けての取り組みがますます進みます。

 

掃除もたのしく
「たのしい教育研究所」!

 

 

算数授業プラン/予想して確かめよう 1

「〈予想して確かめること〉は基本中の基本です」
と、いろいろな処でお話させて頂いています。

index

それは『科学の方法』である、ということで語っているのではありません。
「本物の賢さを身につける方法」として語っています。

「科学ではそうだけど、数学ではそうではない」
「国語では〈予想して確かめる〉ことはできない」
と考える人もいると思います。

しかしそうでしょうか?

たのしい教育研究所で実施している「算数の授業プラン」にこういうものがあります。
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ワーク0
分度器という画期的なツールの使い方 (略)← プリントで練習します

imagesワーク1
『三角形のそれぞれの角度を足すと180度である』という話があります。
それは「全ての三角形」について言えることでしょうか。
あなたはどう思いますか?
自由にいくつか三角形を描いてみてください。
ヤリの様にとがった三角形、平たい三角形など、いろいろ工夫して描いてみましょう。

ワーク2
では、最初に練習した分度器で、それぞれの角の角度を測って、足してみましょう。
慣れないうちは、えんぴつの線の太さの違いや、線のズレなどがありますから、1〜2度の違いは気にせず、ほぼ180度になるかどうか確かめてみてください。

おはなし「三角形の内角の和が180度になるという驚き」
  ⇒ ユークリッドの「原論」 から

——–

『予想して確かめる』ことは算数・数学でも十分可能です。

国語もそうです。
それについては、また項をあらためて書かせていただきます。
ご期待ください。

たのしい教育が沖縄の人材を育てる
元気な「たのしい教育研究所」です

 

講座:たのしく学ぼう夏休み 子ども・大人の感想・評価

「たのしく学ぼう夏休みin宮古島」の参加者の感想・評価をお届けします。

まず参加者の評価から

たのしさ度
5.とてもたのしかった 96%
4.たのしかった 4%
3.なんともいえない 0%
2.つまらなかった 0%
1.とてもつまらなかった 0%

理解度
5.よくわかった 92%
4.わかった 8%
3.なんともいえない 0%
2.あまりわからなかった 0%
1.まったくわからなかった 0%

小さな子ども達から60代の方まで、巾のある参加者の皆さんでしたが、今回もとても高い評価となりました。
写真からも、のめり込むようにして聞いている様子が伺えると思います。

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感想を子ども・大人から一名掲載します。

5年生Iくん
「ほたってくん」をつくるのがとっても楽しかったです。
「水にうくの? しずむの?」や
「キッチンのタネ」は、まず予想してから結果を確かめることがたのしかったし、勉強になりました。
また参加したいです。

大人Yさん
「科学って何?」
という問いからスタートし、楽しいものづくりまで、とても楽しませていただきました。
宮古島の子どもから大人まで楽しい夏の思い出ができたと思います。
スタッフの皆様本当にありがとうございました。
わざわざ遠くは東京から来て頂いて手伝ってくれたから、そして、たのしい教育研究所の皆様に感謝申し上げます。
また来年もぜひ来てください。
P.S. 浮く・沈むのなぞを家で試してみたいです。それから、タネの実験も。

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たのしい教育研究所の取組がいろいろなところで笑顔を生み
賢く元気な方たちを育てている結果を目にし
ますます充実した活動をすすめたいと考えている
今日このごろです
皆さんの応援を期待しています

大好評 宮古島「たのしく学ぼう夏休み」大/寺ちゃん先生 堂々のデビュー!

宮古島の「たのしく学ぼう夏休み」が台風に負けず大好評のうちに実施され、大いに盛り上がりました。

台風の事情で参加できない方たちも出ましたがそれでも50名近くの方たちが「学ぶことのたのしさ」を存分に味わってくれました。

今朝偶然手にした新聞に大きく記事が載っていて、その丁寧な文章にも喜んでいます。

研究員の寺ちゃん先生も実力を発揮して、授業プラン「うくの? しずむの?」で大活躍。新聞に大きく取り上げられています。

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これまでと違って、今年はわたしがメインで出なくても、安定的に「たのしい教育」の普及ができるという実験結果がそろいつつあり、個人的にかなり嬉しく思っています。もちろん研究所としても、とても大きな意義のある年になりました。

新聞の記事から抜粋します。

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 沖縄本島の「たのしい教育研究所」(喜友名一代表)は22日、市働く女性の家で「たのしく学ぼうよ夏休みin宮古島」を開いた。
 子供たちは、科学実験を通して不思議や面白さを実感し、予想の思考力を高めていた。
 同研究所は、子供や大人、教師、一般の人を対象とし、楽しい教育の普及、本格的な科学教育の普及、宇宙への夢と希望を育む教育の普及などの目的で活動している民間非営利団体。

 喜友名代表は「科学って何?」と問いかけ「予想を立てて実験で確かめ、この世界、この宇宙の本当の姿や法則をみつけること」と述べた。
さらに「一番大切なことは『予想』を立てること。予想をあたっていても外れていても、それから学ぶことができ、賢くなる」と強調した。

 わくわく実験では、同研究所の寺尾大地さんが水の入ぬった容器にトマト、きゅうり、人参などをうかべて実験した。寺尾さんは「野菜は浮く野菜と、浮かない野菜にわけられる」と語り、全員に浮力について考えさせた。

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新聞の記事もそうですが、参加者の皆さんの感想・評価にとても感動しています。
また終わってからも感動的な事がいくつもありました。

教育関係の方から『宮古のためにこんなにまでして頂いて』という心からのお礼の言葉、そして一般の方たちから『こういうものが欲しかったという声』、さらに研究所のメンバーがボランティアで来ている事への驚きなど、台風にひるまず来てよかったと思いました。

案の定、台風は宮古島を直撃し、飛行機が飛ばずに足止めを食っています。
「たのしい教育研究所」は臨時に「たのしい教育研究隊』に名前を改め、いろいろな研究活動を満喫しています。

その様子はまた後日お届けいたします。

台風の強まる宮古島にて きゆな