たのしい教育の授業研究会の様子

 これは若い先生たち向けの〈授業研究会〉の様子です。「学校には行きたくないのになぁ」と思っているこども達もいます。辛い気持ちをおさえて何とか学校に来るこどもたちもいます。そういう子ども達も含めてたくさんの子ども達の可能性を生き生きと高めていく、それが教師です。
 とすると、魅力的つまり、こどもたちが身を乗り出してくれる様な授業・教育方法を学び、提供していかなくてはならないでしょう。もちろん、そういう教育ができることは教師自身の喜びと同一でもあります。

 今回は小学校4年生の社会科、〈災害〉をテーマにした授業です。

 集まったメンバーがいろいろなアイディアを出して授業してくれました。
 経験から入る人、学校の避難訓練のことから入る人・・・

 こども達が〈もっとこの先生と勉強したい〉と感じてくれる様な授業を目指して、すこしずつすこしずつ学び初めています。

 同時並行的にいろいろなことを学ぶので、この授業づくりについても少しずつ学んでいくことになります。そうやって積み上がっていった先に、子ども達も先生自身も〈たのしくてやめられない〉という状態に高まるでしょう。

 日頃の授業やこども達との関係でステップアップしたい方は、お問い合わせくださ。たのしい教育のエキスパートが支援します。

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たのしい指導要領入門ー親も知っていたほうがよい、学校教育のマニュアル〈学習指導要領〉にはこう書いてある

「今年こそ合格したいです」とスーパーヴィジョンを受けにくる先生たちがいます。コロナ流行の年から沖縄の教員試験問題数が半減したのですけど、その分〈指導要領〉の割合がグッと増してきました、指導要領でしっかり得点することが合格に繋がります。

 教師でない方にはイメージがわかないと思うのですけど〈指導要領〉というのは授業の中でどういう内容をどういう目標に向かって構成していくか具体的に示したマニュアルの様なものです。

 久しぶりに私も腰を据えて国語の指導要領から読み始めています。

 小学校低学年(12年)の国語の目標は3つ掲げられています。1番めが〈国語の知識や技能〉について、2番目が〈考える力、伝え合う力〉についてです。私の大好きな〈読書〉については書いて無いのか?

 あるんです、3番目に。
 何と書かれているか予想してみませんか?

〔第1学年及び第2学年〕目標
(3) 言葉がもつよさを感じるとともに,( 楽しん      )読書をし,国語を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする態度を養う。

 

予想 ( )にはどういう言葉が入るでしょうか?
 ア.楽しんで
 イ.進んで
 ウ.決まりよく
 エ.毎日

 

 どうしてそれを選びましたか?

 

⬇︎

予想すると賢くなる

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予想するとたのしくなる

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国語の学習指導要領12年の目標には

言葉がもつよさを感じるとともに, 楽しんで読書をし,国語を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする態度を養う

とあります。

 まず〈たのしんで読書〉が基本だということです。

 読書をたのしめない、という方がいたら、ぜひ12年生からやり直す気持ちで、たのしい本・絵本を手にしてみませんか。

 おすすめの本はこのサイトの中にたくさん紹介してありますよ。

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たのしい秋の講座 早割は11/11-17:00迄です!

 秋の講座は10日ほど前に広報をスタートしました。
 いつものような紙媒体のリーフは作成せず、小さめの広報を意識していたのですけど、広報がスタートして三日ほどで、想定していた人数を超えました。
 スタッフ一同、嬉しい声を上げています。
 いつもありがとうございます。
 コロナが落ち着きをみせ、沖縄では大きなコンサートも開催される様になりました、そこで少し人数を幅を増やすことになりました。
 参加したいかたは早割り期間(11月11日17:00申し込みまで)にぜひお申し込みください。
 参加してつまらなかったという人はこれまでいませんから、騙されたと思って参加してみるのもよいと思います。ただし〈たのしい教育に興味関心がある〉、やってみたい、うけてみたいという方が対象です。 一人でも、親子でも、お友だちと一緒でもたのしめます。
 普通学級でも特別支援クラスでもたのしく実施できる内容をそろえています。
 
リーフから
 秋を知らせる心地よい風が吹いてきました、みなさんお元気ですか!
 おまたせしました、大人気のたのしい教育研究所〈秋の講座〉を開催いたします。 おみやげの教材を持ち帰って親も教師も、子どもたちとたのしい時間をすごすことができる講座です。今回は〈リズムゲーム〉〈実験プラン〉〈たのしいパズル〉〈逆さハットづくりとゲーム〉〈フライ-とぶ-〉などで、たっぷりたのしんでいただく予定です。
 RIDEでは〈感染症〉に対して積極的な対策を立てています。空気循環を強制的に作り出し、屋内だけでなく屋外も利用して参加者が分散してたのしめる〈教育キャラバン方式〉で実施します。
 毎回、定員に達し参加できない方たちが出ています。参加を検討している方は早めにお申込みください。
 
2021年11月21日(日)09:40受付 講座10:00~12:45
    緊急事態宣言発令の場合は12月4日(土)へ延期
会場:沖縄県石川青少年の家 大研修室&フィールド 高速石川インターから5分程
対象:教育関係者、たのしい教育に興味関心のある方 
 ※子ども(小学生以上)と一緒の参加可能(子どものみの参加はできません)
参加費 ※参加者への教材プレゼント、資料、会場、保険、教材開発などの費用にあてられています 大人3000円 子ども(小・中学生)1600円 ※教材等は親子で1set、高校生&大学生2600円
★早割り:11/11(木)17:00まで 大人 2600 円,子ども 1400円、高校生&大学生2000円★RIDE会員・メルマガ会員(本人のみ)2600円 、早割併用で2400円
持ち物:筆記用具、飲み物、教材持ち帰り用のバッグ等
 
★ お問合せ メールか電話で⇨ office☆tanoken.com ※☆を@に
     090-1081-7842 (平日 18:00まで)
   (注) 申し込みはメールのみ
申込みは件名に「2021秋の講座申し込み」と書き ①名前 ②所属(会社・団体・学校学年など) ③ 電話番号(緊急連絡に利用) に加えて有料〈たのしい教育メールマガジン〉を購読している方は「RIDE会員」と明記してお申し込みください。                 Q-Rコードからも可能 ⇨
※申し込みから3日以内に受講可否メールを返信して います、返信がない場合は連絡ください。
 

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たのしい研究 ヘルモントさんの考えたこと 植物の体は何で出来ているか? ③ アシモフさんの〈生物学小史〉から

 ヘルモントさんの研究の続きは、アイザック・アシモフさんが書いた〈生物学小史〉から引用してみます。アシモフさんはSF小説の巨匠であり〈生化学者〉でもあります。彼の書く科学の解説書の多くは、興味深いものが多く、学生の頃からたくさん読んできました。今回とりあげた謎についても書いてくれています。

アイザック・アシモフは、アメリカの作家、生化学者である。その著作は500冊以上を数える。彼が扱うテーマは科学、言語、歴史、聖書など多岐にわたり、デューイ十進分類法の10ある主要カテゴリのうち9つにわたるが、特にSF、一般向け科学解説書、推理小説によってよく知られている wikipediaより


 この本は50年以上前に出版されたものです。普通の本の厚みがあるのに550円。本の値段はずいぶん上がってきましたね。

 話を戻しましょう。この本から関係するところを抜粋します。読みやすいように少し手を加えました。

 生物についての最初の化学的実験はフランダースの錬金術師へルモント(Jan Baptista van Helmont,1577〜1644年)によってなされた。
 ヘルモントはあらかじめ重さを測っておいた土でヤナギを育てた。水だけを与え, 5年後にヤナギは74 kg 増量し、しかも土は57g しかへらないことを示した。
 このことから,彼は木はその成長のもとになる物質を土からではなく(これは正しい), 水からとっている(少なくとも部分的には間違っている)と結論した。

 

 不幸にも,ヘルモントは〈空気〉を計算に入れていなかった。そしてこれは皮肉なことである。というのは,彼は空気のような物質を最初に研究した人であるからである。
 彼(ヘルモント)は“gas”(気体) ということばをつくり出し,彼が“spiritussylvestris”( “木の精”)と名づけた蒸気を発見した。彼が〈木の精〉と名付けた物質は, 後に〈植物の生育〉のおもな原料となっている〈二酸化炭素〉とよぶ気体であることがわかった。
 生物についての化学(現在われわれはそれを生化学とよんでいる) のへルモントの最初の研究は,他人の手により発展し育てられた。

 

 植物の体は〈水〉と〈空気〉からできているのです。

 こんな小さなタネが…

 こんなに大きな樹に育つんです。
 そしてその植物の体のほとんどは〈空気と水〉から出てきているというのです。
 信じられないかもしれませんけど本当のことです。

 

 植物の体については、小学校六年生の理科の単元〈植物のからだ〉で出てきます。
 そして残念なことに、こういう興味深い内容を興味がわかない形で、あるいは〈テストに出ます〉的に学んできた人たちがたくさんいます。
 現在残されている科学的な法則や真理は何一つといって無味乾燥的なものはありません。
 全てにおいて、わたしたち人間が感動をもってうけいれてきたものだといってよいでしょう。
 この宇宙の全ては〈原子や分子〉でみていくと、とてもよく分かるようになります。ぜひ、自分でもこれから学んでみませんか。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックするとさらに嬉しく思います

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