立ち止まって眺めるとたのしいことがたくさん

ある高校に用ができ、夕方から出かけていきました。
駐車場に入ると、工事車両がいくつもあります。

ちょうど「クレーン車」で荷を持ち上げるところです。

こういう専門的な仕事を持っている人が好きなのと、メカニック的なものも好きなので、しばらく見とれていました。

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こんなに細いワイヤーと骨格とで、重いものをしっかりと持ち上げてくれています。

大人になった私が見とれるくらいですから、子ども達だけでなく、中学生でも高校生でも見とれると思うのですけど、恥ずかしいからか、なかなか立ち止まって眺めている人はなかなかいませんね。

 

クレーンのフックに車体のボディーを引っ掛けると少しでも持ち上がるのか、という問題があります(^_^)

今度、学び方コースの子ども達に出してみようと思います。

みなさんも子ども達にそういうことを語りながら、一度、足を止めて、車を止めて、働く車達を眺めてみませんか。

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たのしい教育が沖縄をより元気にする
たのしい教育研究所

透かしてみると回路が見えた|探究心のある賢い子が未来をつくる!(追記2015-1006)

たのしい教育研究所で「学び方コース」を開催しています。

そこにはかなりおもしいろ子ども達がいて、いろいろな情報をもってきてくれます。

社会の時間にIC (集積回路) の話をした時のこと
「パソコンの中だけでなくいろいろな電気製品、USBメモリーなどにたくさん利用されている」という様に具体的な話をして、さらに翌日、メールで写真画像などを送ったりしました。

すると、それに興味を抱いた子が、自分のコンピュータ関連のものをいろいろ調べてみたとのこと。

そして今日
「いっきゅう先生、ゲームのカードの中に配線が見えるんです」
と、実物を持ってきてくれました。

電球に透かしてみると、たしかに回路が見えています。

こういうカードはほとんどが磁気で情報を管理していると思っていたのに、中にいろいろな機能を持たせて情報を記憶させる回路システムのカードもあるんですね。
これは私も気づかなかった。

こういう探究心のあるたのしい子が増えると沖縄の未来も明るいと思います。

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沖縄の未来の元気は

たのしく賢い子ども達が運ぶ
沖縄の教育に全力投球の
たのしい教育研究所です

 

おすすめ絵本 はせがわゆうじ画集

すぐ近くにあるのに、その素晴らしさに気がつかない、あるいは忘れている。
人生はそういうものだらけです。

でもそれはまた、素晴らしいものに気づき続ける可能性があるということでもあります。

朝夕すっかり涼しくなった日、朝起きて、背伸びしながら、ふと目に入った本棚に
「はせがわゆうじ画集 散歩」
というタイトルの絵本を見つけました。

もう20年くらい前に買った本です。
とても大好きで、なんどもなんどもめくったことを覚えています。

パステルで描かれた作品集です。

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宝物をみつけて喜んでいる、1日のはじまりです。

 

たのしい教育は自分自身の豊かさにつながる
沖縄の教育に全力投球のたのしい教育研究所です

沖縄科学チャレンジ リアルゲーム作成グランプリ

今日は「沖縄科学チャレンジ」の運営で、とてもたのしい1日になりました。

「高校生チーム」に「科学的なリアルゲーム」の「問題を作ってもらう」という、おそらく日本で初めての試みが沖縄で行われ、今日がその最終審査の日です。

どういう種類であるかに関わらず、学校現場の超多忙さも絡まって
「はじめてのコンテストは参加校が少ない」
というのが言わずと知れた法則です。
しかし、今回のグランプリは関係者の予想を超えたチームの応募数となりました。

また同じく、初めての試みは「内容がうまく把握できない」という状況は必至です。
それにも関わらず多彩でグレードの高い内容が数々登場しました。

グレードの高さというのは難しさ困難さということではなく
「 科学のたのしさが伝わるか」そして
「その提案された内容をいろいろな人たちが実施してくれるか」
という視点での高さです。

ラジオで有名な仲座せんぱい(仲座健太)さんと山田真理子さんが司会をつとめて、笑いを交えながら最終選考に残った8チームが競いました。

突然裸足になって、水に溶かした片栗粉の上でランニングをするチャレンジなど、多彩な内容で科学チャレンジを構成した読谷高校チームがみごとグランプリを受賞。
ハワイでの研修旅行を手に入れました。
スクリーンショット 2015-10-04 0.04.29司会の二人と写真におさまる二人です。 スクリーンショット 2015-10-04 0.04.37

二位は宇宙飛行士の訓練をコンテンツに取り入れた名護高校チーム。スクリーンショット 2015-10-04 0.04.42

そして三位はヒモと石を使ったシンプルな「振り子」の実験で科学リアルゲームを組み立てた「中部農林・美来工科高校チーム」でした。

スクリーンショット 2015-10-04 0.04.48 他の5チームもかなりの勢いで、運営側としてみていても、「これはたのしいぞ」の連続でした。

これらの内容は後日、冊子にまとめて、高校をはじめとして、いろいろなところに配布される予定です。

ぜひ、いろいろな処で実施してほしいと思っています。

たのしい科学の伝統がじわりじわりと広がることを感じる1日でした。

ところで全国初の試み「科学チャレンジ」は、ある人物の
「学校の勉強は“やりなさい”と言われてもやめちゃう。それなのにどうしてゲームは叱られてもやめないのだろう?」という問題意識からはじまって、
「科学をテーマとしたチャレンジゲームのコンテンツそのものを子ども達自身が作成するということが可能ではないか」
という予想が華開いたものです。
iPS細胞をはじめとして、いろいろな処に知恵者はいるものです。
中枢に関わることができたのはとても嬉しいことでした。
科学チャレンジの第二ステージはこれから始まります。

沖縄の教育に全力投球の
たのしい教育研究所です