探し物の必殺技発見⇨「   」@探し物が苦手な人たちへ

 〈たの研〉には探し物が天才的に下手な人物がいます。

 目の前にあるハサミがさがせません。
 小麦粉が切れた、と購入してしまうので〈たの研〉には複数の小麦粉があります。
 同じ理由でサトウやベーキングパウダーも複数あります。
 読んでいる本をよくなくすので二冊持っている本がいくつもあります。

 不思議なことに本人はぜんぜん落ち込む様子はありません。

 こどもの頃からそうなので慣れているのだそうです。

「メガネがないない」と探し回る時間が長いので常時4つ以上机のあちこに置いてあります、ちなみにカバンにも入っています。
 大切なカギやサイフにはスマホで鳴らせるタグをつけてあります。

 みなさんは、その人に何かいいアドバイスはないでしょうか。

 前回の「一番桜探し」の記事でその人へのアドバイスの言葉がみつかりました。

「〈そこにあるに違いない〉と思い込んで探すこと」

です。

 一番桜もたくさんの人たちにとって「見えども見えず!」です。

 探し物の苦手な人も、目の前にハサミがあるのに「どこかにあるんだろう」と考えているので探せない、それが私の予想です。

「あると思えば見つかる」というのではありません、でも「ここらへんだろう」と予想しているところを探すわけですから確率は低くないでしょう。

 これから実験してみたいと思います。

 みなさんも試してみませんか?

 ※ちなみに〈たの研〉で探し物が天才的に下手な人物、それはわたし〈いっきゅう〉です

 

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一番桜を探しにいきました@たのしい花さんぽ

 読者の方から届いた写真を見た翌日、沖縄の中部で一番桜を探しにいきました。

 一~二ヶ月くらいの開花時期の幅は植物にとって個性の範疇です。
 咲いているわけない、咲いていてもそれはめったにないことだ、と考えている人には探せなくても、「咲いているに違いない」と考えていると見つかります。

 さて、満開の季節にあるく場所で車を停めてじっくり探していると・・・

 咲いていない木が多い中、さっそくみつかりました。

 この木にも咲いています。

少し離れたこの木にも咲いています…

さぁ、みなさんもぜひ探してみてください(´ー`

 

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こどもがスマホで動画やマンガばかり見ている、もっとも効くのは◯◯◯◯@たのしい教育の発想法

 最近読んだ刑事物の小説に出てきた会話を紹介します。

久しぶりに娘の元を訪ねた刑事のシーンです。
娘が自分の息子に向かって「いつまでスマホで漫画みてるの!」と叱るシーンで、父親に嘆きます。

「この子、学校から帰ったら宿題しないでずっとスマホばっかりなの…
 お父さん、子どもにスマホをやめさせる一番いい方法は何だかわかる?
 ・・・

 みなさんはどう思いますか?

 会話はこう続きます。

「コンピュータゲームなの。
 笑えるわよね」

 主人公の刑事は笑いませんでしたが、私は笑ってしまいました。

 その子はその道で可能性を伸ばす可能性があります。

 とはいっても科学の楽しさはコンピュータに閉ざされた世界を簡単に凌駕します。

 先日ある方から、栽培しているシイタケを見せてもらいました。ふくふくして大きく、とても美味しそうです。
 なんと一週間くらい菌糸に水をスプレーしていくだけで、スーパーで売られているシイタケより大きくなったとのこと、おどろきました。

 コンピュータゲームも楽しいけれど、自然や科学はかんたんにそれを超えていくでしょう、そのを体感してもらうのがたのしい教育です。

 興味のある方は12月のクリスマススペシャルを体験してみてください。

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たのしい算数教室〈あの宝くじの店は当たりやすい〉@だまされない人になるために

 あるお祝いがあって、自由懇談の時Aさんから「あの宝くじの店はよくあたるらしいよ」という話が出ました。学校の先生たちの中でもそういう情報が行き交うので、算数教育の未熟さを感じてしまいます。

 それは間違いだという話をこのサイトでも書いた気がします。読んでいない人もいるでしょう、少し別な視点で書いてみます。

 たとえば サイコロをふって「4」が出たらお菓子が当たるクジがあったとしましょう。

あなたがふったらはずれてしまった。

友人のAさんは10回ふって「4」を2回だした。

友人のAさんはあなたより遥かに〈クジによく当たる人間だ〉と言えるでしょうか?

いいえ、単にたくさんサイコロをたくさんふったからたくさんの当たりクジを出しただけです。

「よく当たる」と言われる有名な売り場も同じです。

  • 普通の売り場: くじを 10万枚 売った → 当たりが 1本 出た

  • 有名な売り場: くじを 100万枚 売った → 当たりが 10本 出た!

「当店で2000万円の当たりくじが10本出ました」という表示を見ると「有名な売り場のほうがすごい! 10本も出てる!」と考えてしまう人もいるでしょう。 でもこれは「たくさん売れば、その中に当たりが入っている率(確率:かくりつ)も高くなる」というだけの話です。
 その表示は事実を書いているとはいえ、算数数学が苦手な人たちを騙すために直感的な掲示をしているという見方もできるでしょう。自らダマされにいってはいません。

「あのお店は当たりやすい」というのは「あのお店はものすごくたくさんの枚数を売っているから、当たりくじが混ざっていることも多い」ということです。

 お店のパワーではなく「数の法則」です、不思議なことはどこにもありません。

 お店の表示に「この店は当たる確率が高い」とは絶対に書きません、それはあり得ないし詐欺になるからです。もし本当に、その店で当たりくじが出る『確率』が〈明らかに高い〉としたら、それは不正に操作されている可能性がありますね(´ー`

 こういう話をたのしい算数のプログラムにしたいもものだと常々考えています。特殊詐欺に引っかからない基礎トレーニングにもなるはずです。

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