騙されない人になるために-アニミズムの克服はとても大切なテーマです

 これは時々足を運ぶ海岸で撮った写真です。雲の上から地上に差し込む光が美しく輝いていていて、それを〈こうごうしい〉と表現することがあります。

 この〈こうごうしい〉は漢字で「神々しい」と書きます。

 いかにも天の上に神様がいて、地上に光を、寒い時には熱を与えてくれているように思えるかもしれません。

 でもその光の源は〈太陽〉です。

 昔は太陽を神様だと考える人たちもたくさんいて、世界各地にその信仰が存在しています。仮説実験という科学の手法が生まれる前ですから、人間が頭の中で組み立てたアイディアが、検証されことなく〈信仰〉として、つまり信じて疑ってはいけないものとして伝わっていきました。

 ChatGPTに、その代表的なものを挙げてもらいました。

世界各地には太陽神への信仰が存在し、それぞれの文化において太陽神は重要な位置を占めています。以下にいくつかの代表的な太陽神信仰を紹介します:

  1. エジプトのラー(Ra):古代エジプトでは、ラーは太陽神として最も重要な神の一人でした。彼は創造の神であり、毎日太陽を天空に運ぶとされていました。エジプトの太陽神信仰は、王権や国家の正当性に深く関わっていました。

  2. ギリシャのアポロン:アポロンは多才な神で、音楽、予言、医術など多くの領域を司る神ですが、太陽神としての側面も持っています。彼は光と真実の神であり、太陽を操る神として崇拝されました。

  3. ヒンドゥー教のスーリヤ(Surya):インドのヒンドゥー教において、スーリヤは太陽神として知られています。彼は宇宙の秩序を維持する神として、また健康や豊穣をもたらす神として信仰されています。

  4. 日本のアマテラス:アマテラスは日本神話における太陽神で、皇室の祖神としても知られています。彼女は宇宙の秩序や穀物の成長、繁栄と平和を司る神です。

  5. アステカのヒウィツィロポチトリ:アステカ文明においては、ヒウィツィロポチトリは太陽神であり、戦争の神でもありました。彼は太陽の運行を維持するために人間の犠牲を要求する神として恐れられ、崇拝されていました。

  6. 北欧のソル(Sol):北欧神話では、ソルは太陽を車で運ぶ女神です。彼女は毎日空を渡り、夜には追いかけてくる狼から逃れます。この神話は日没と日の出の象徴的な表現です。

 クリスマスの12月25日も、もともとはキリスト教ではなく古代ローマの太陽信仰を元にした日でした、〈冬至の日〉つまり日照時間が最も短いこの日を越すと、次第に陽の光が長くなっていきます、それを祝っていた日です。

 これもChatGPTに問いかけてみましょう。

クリスマスが12月25日に祝われるようになった背景には、ローマ帝国時代の冬至祭や太陽神ソル・インウィクトゥス(Sol Invictus、「征服されざる太陽」の意)への信仰が影響しているとされています。

  1. 冬至の祭り:古代ローマでは、冬至を祝う祭りが広く行われていました。冬至は、日が最も短くなる日であり、それを境に再び日が長くなることを祝う意味がありました。

  2. ソル・インウィクトゥスの祭:ローマ帝国では、12月25日に「征服されざる太陽」への祭りが行われていました。この日は太陽神への崇拝と、光の復活を祝う日とされていました。

  3. キリスト教との結びつき:初期キリスト教は、これらの異教徒の祭りに影響を受け、イエス・キリストの誕生を祝う日として12月25日を選んだとされています。この日をキリストの誕生日とすることにより、キリスト教の伝道において異教徒の祭りとのつながりを利用しやすくなりました。

  4. 象徴的な意味合い:キリスト教では、イエス・キリストは「世界の光」とされており、冬至の時期に「光の復活」を祝うことは、キリストの誕生という新たな始まりを象徴的に表現しています。

このように、クリスマスの日付と太陽信仰との間には、歴史的に重要なつながりがあるとされています。キリスト教が初期に広がる過程で、異教の祭りや信仰を取り入れてキリスト教の祭りとして再解釈することは、当時の宗教的・文化的状況において一般的な現象でした。

 古くから人間が考えてきたもの、イメージしてきたものたちは、今の時代の私たちにも自然にイメージしやすいものですから、ついつい〈神様〉の現象として受け入れてしまう人たちもいます。

 そうやって、高い壺を買わされたり、とりついた病を祓うために神様の力を借りる必要があると、高いお金を出していく人たちがいます。

 そんなことはない、と思う人たちがいたら、安心なのですけど、自分が不幸に襲われると、その答えを明快に説明する宗教などにすがったりすることもある、タロットカード占いなどにお金を払っていったりする・・・

 長い歴史の中で人間がやっと〈正しいものごと〉を見つける方法を手に入れました、それが科学です。最近では〈科学とスピリチャルの融合〉というように、科学という名称が、科学的でないものにまで利用されるようになったので、私は本物の科学を「原子論」と呼ぶことがあります。科学の出発点である原子の存在をもとにした、本物の科学です。

 あまりにも美しいもの、ドラマチックなもの、想像を超えたものに出会った時、それを神様的なものスピリチャル的なものに結びつけず、原子論的にみること。
 わからないものはわからないままにして、それを運命とか神の意思とかいうものにからめさられないようにする、それは騙されないためにとても大切なテーマです。

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自然の中で心動かされないことはない-ロックバランス

 ロックバランス(ロックバランシング)の教材化がどんどんすすみ、いろいろな方達に自由にたのしんでもらう段階に入っています。

 今日も夕暮れの海岸にロックバランスの教材用の石を拾いにいきました、厚い雲が覆っていて、天気はよくないのですけど、やっぱり海は気持ちがよい。

 石ならなんでもいいというわけではなく、ロックバランスを初めてたのしむ子どもたち仕様に集めます。
 自分でためしてみて選びます、これはその時の写真です。

 

 並べた石たちをみるとそこにドラマが生まれそうな感じがしてきます。
 みなさんなら、この作品になんと名前をつけるでしょうか?

 ついついのめりこんでしまって、海風にふかれながら時間を忘れてしまいました。

 自然に親しむことも、たのしい教育の大きなテーマです。
 自然に触れて心うごかされないというのは、ほとんどないと思うからです。

 そしてそういう中でこそ、本物の学力が育ってくると考えているからです。

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たのしいA.I.絵画生成 実技講習会の様子

 ChatGPTの登場でA.I.は突然身近なものになってきました。対話形式でいろいろな情報を整理してくれるので、頭の整理をする時にも便利です。そんな中、いろいろアイディアを寄せてくれるSさんが〈いっきゅう先生、絵画生成アプリも想像を超えたレベルですよ〉と教えてくれて、時間がある時にテスト利用していました。

 すでに数々の画像生成アプリが開発されています、有料のものもあれば無料で利用できるものもあります。

 ハリウッドの脚本家組合、俳優業組合が長期のストライキに突入したのも、A.I.によって自分たちの仕事の多くが奪われてしまうことが大きな要因だったと言われています。おそらく水面下では、この画像生成A.I.によって《デザイン業界》がパニックになっているのではないかと思います。

 どうやってA.I.に負けない魅力あるものを提供できるか、それが勝負でしよう。

 さて〈たの研〉でも、それに興味のある方たちがいて、先日、実技講習会を実施しました。

 これがその様子です。

 受講者は、あっという間に、具体的にいうと、設定から30分くらいでこういう絵を作成することができるようになりました。

 

 他にはない自分オリジナルの作品になっています。

 

 

 自分がほしいキャラクター、ロゴ、イメージなどを創ることができます、学級で利用したり、何か行事で使う絵を描いたり、授業プランで利用したりと、いろいろな活用の場が広がると思います。
 興味のある方はお問い合わせください。

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これは何でしょう?-たのしい研究の日々から①

 たのしい教育研究所の秋の日々も、その名の通りたのしい時間が流れています、これはある教材プログラムづくりの一コマ、みんなうつむいて、ある実験をしています。


 これは別なプログラムづくりの一コマです。
 パッとみせた時、「これ何?」と思う人もいそうなので質問
〈何だと思いますか?〉 
「白髪のキューティクル(表面細胞)」とか「かかとの皮膚の角質」と答える人もいるのですけど、顕微鏡などで見た画像ではありません。
 逆に「こんな簡単な質問を」と感じた人もいるでしょう。
 ある先生は、子どもたちはわからないと思います、と話していました。
 さて皆さんは?

 マンガも熱中して読みます、不思議に思うかもしれませんけど、これもたのしい教育活動の一つです。
 たのしい教育メールマガジンで、いろいろな人たちに紹介する一つです。

 そんな中いろいろな方たちの相談にのり、新しい企画をたて、フィールドを歩きetc. いろいろな活動をしています。

 相談の内容は個人情報に関わるので具体的に語ることはできないのですけど、〈教育研究所〉なので、学校・教師に対する相談、逆に保護者・子どもがテーマの相談がたくさんあります。はじめのうちは自分でなんとか解決しようとがんばりますから、〈たの研〉に相談にくる頃は、困難な課題がたくさんあります。

 ここからが本論なのですけど、長くなってきたので、項を分けて続けたいと思います。もちろん具体的に相談内容はかけないのですけど、これからの学校教育のたのしい流れになることはまちがいありません。
                         つづく

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