実験&食べものづくりプログラム開発におすすめジューサーミキサー

〈たの研〉で食べ物プログラムづくりといろいろな実験用にジューサーミキサーを仕入れました、以前よりずっとハイパワーになっているのに価格は桁違いに安くなっています。

 美味しい食べものプログラムは真っ先に「ジーマーミ豆腐」を試してみようと考えています。〈たの研〉のメンバーの身内の方に、そのジーマーミ豆腐づくりの名人がいるのですけど、何しろかき混ぜるのにとても力がいるのだそうです。ハイパワー機があれば子どもたちにも作る過程をみてもらえるのではないか、と予想しています。

 食べもの以外では、まず「和紙作り」です。

 とてもたのしみです。

 まずはとっても美味しいスムージーが簡単にできるので、ゴーヤー&バナナ&ベリースムージーを毎日味わっています。

 それにしても価格が3千円台(ボトル&カッター1つ)からなのには驚きます。ボトル&カッター大小2つタイプでも4千円と少しです。
 同じ価格帯でも、パワーが半分(450W)のタイプがたくさん出ているので、いろいろ活用したいという方は要注意です。

ボトル大小2つのタイプがこれ、〈たの研〉にあります⬇︎

https://amzn.to/3Zy0gf6

大ボトル一つタイプがこれです⬇︎
https://amzn.to/4df9n7G

 とりあえず数名が使っていて不具合は確認されていないので、いろいろな人たちにすすめても大丈夫だと思います。でも「こんな安いのは心配」という方は、よく耳にするメーカーの製品をお選びください。

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野山散歩でシークワーサーの実を発見/自然の恵みと人の優しさ

 所要で遠出した帰り、小高い丘の脇道に入って30分くらい歩いたところで、立派なシークワーサー(ヒラミレモン)の木を発見。
 なかなかこんな立派な枝ぶりのシークワーサーはみたことがありません。

 よくみると、たわわに実がなっています。

 

 五分ほど前に、少し離れたところで畑仕事をしている方をみたので、少しもどって、訊(たず)ねてみることにしました。

「みごとなシークワーサーの木が上の方にあったのですけど、少しもらってよいものでしょうか?」

 ちょうど帰り支度をしていた、その方は

「あ~、いっぱいもらってください。誰も採らないからかわいそうなくらいだから」

 そう言ってくれました、きっと地主さんなのでしょう。

 少し畑の作物のことを語り合い、お礼をいってさっきの道を戻りました。

 遠慮なく、これくらい頂いて帰途。

 呑みものに入れて、おいしく味わっています。

 自然の恵みは心も身体も元気にしてくれます。
 見知らぬ私に「たくさんどうぞ」といってくれるような人の優しさはさらに心と身体を元気にしてくれます。

 たのしい日々が続く幸せな日々です。

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仮説と予想/読者の方からの質問に答えて@仮説実験授業の認識論

 東北で先生をしている方から「仮説実験といったり、予想実験といったりするけれど、自分の頭でうまく整理できません」というたよりが届きました。仮説実験授業をしている方たちでも、仮説と予想の違いがはっきりしていない方がいるでしょう、私もはじめの頃はそうでした。

 いくつかの説明を読むと「予想と仮説は明確に違う」と書いてあるものもあります、でもそれには異議ありです。

 仮説はまだ証明された理論や法則に至ってないというわけなので、予想ということもできるでしょう。

 人間がものごとを予想する時にはいろいろな考え方が頭をかけめぐります。
 直感でそう予想したり、類推したり、自由に想像を広げたり etc.

 そういう中で、あることを説明するために〈仮の理論や法則〉を組み立てて、それを元にして考えをすすめる、たとえば「どの動物の親も子どもが一番大切である」という仮の法則を立てて、「だとすると親バトがこの木に戻ってくるだろう」と予想するような方法が「仮説を元にした予想」です。
 なので仮説というのは、仮の説と呼ばず「仮に打ち立てた理論や法則」とみた方がよいでしょう。

 現在の科学にもたくさんの仮説があります。
・ダークマター仮説:直接観測できない物質が宇宙の約85%を占めている
・多重宇宙・マルチバース仮説:宇宙は我々の住む一つの宇宙だけでなく、無数の宇宙が存在する可能性があるという仮説

 それらは実証されていないので、仮説(仮の理論・法則)なのです。

 フロイトは〈夢〉というのは抑圧された欲望を表現する手段だと考え、夢判断という手法を組み立てました。けれどそれは科学的に検証されていないフロイトの仮の理論です、つまりフロイトの予想だと言ってよいでしょう。

 私たちが子どもたちに「予想をたててみてください」と語る時には、直感でもいいし、類推するのもいいし、自分なりの「仮の理論や法則/仮説」を立てて、それをもとに考えてみてもいいという、とても広い意味で投げかけているわけです。

「では70度のお湯と50度の牛乳をまぜると何度になるか、仮説を立てて実験してみましょう」という時には、そうではありません。

 たとえばAくんは「二つの違う温度の物質が混ざると、ちょうど真ん中の温度になる」という仮説を立てて予想を立てる。

 Bくんは「物の重さ、密度と温度の三つを計算して解く必要がある」という仮の説をたてて予想する。

 そういう段階を求めているわけです。

 予想して実験しましょう、という場合には、気軽に類推してもよいし、仮説(仮の理論・法則)を立てて、それをもとに考えをすすめてもよい、そういうことです。

 ちなみに私は依頼された授業・講座やこのサイトには「仮説を立てて実験しましょう」という言葉は使わず「予想実験」とか「予想チャレンジ」というような表現をしています。もしも数時間連続で授業することができたら、後半には「そろそろ仮説が立ってきた人もいるかもしれませんね」というように話すこともあるでしょう。

 仮説実験授業は、一つひとつの問題に仮説を立てさせながらすすめる授業だというわけではありません。
 あくまで一つひとつの問題に「予想」を立ててもらいながらすすめるのです。

 仮説実験授業にはたくさんの授業書がありますから、すべてそうだといえないのですけど、基本的には〈予想⇨実験〉の流れの中で、ある理論についての仮説がはっきりしてくる。そしてその仮説は正しいのだろうか、というように展開していくスタイルだと考えていた方がよいでしょう。

 違う理解の方もいるかもしれませんけど、仮説実験授業を四十年くらいたのしんできた私の、今の結論です。

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