チョウやガのイメージ-ホシホウジャク-たのしいアウトドア・昆虫をたのしむ

 チョウやガのイメージは〈ひらひら優雅に羽をはばたかせて飛ぶ昆虫〉だというのは、多くの人が賛同してくれるのではないでしょうか。

 これは〈たの研〉に来たシロオビアゲハです、優雅に飛んでいました。

 昆虫は地球上で最も多様な生き物であるという話を以前書いたのですけど、実はチョウの仲間には超ハイスピードで羽ばたいてホバーリングする生き物がいます、スズメガです。※ガもチョウの仲間

 

 チョウが1秒に数回羽ばたくのに対して、スズメガはどのくらいか、いろいろな資料から調べてみると〈50~80回/秒〉といってよいようです。
 超ハイスピードで羽ばたくので、一つの花の前にホバリング(浮いて静止した状態)することができます。
 空中で向きをパッと変えることもできます。
 あまりに早く羽ばたいているので羽をしっかり見ることができません。これはスロー録画して羽が止まってみえるようにした写真です。筋肉も筋も頑丈にできているのは間違いありません。
    ※スズメガの羽ばたきの回数の研究の一つ⇨https://www.jstage.jst.go.jp/article/oyama/31/0/31_73/_pdf

 ミツバチも花の前でホバリングして蜜を集めています。スズメガとミツバチはどちらが速く羽ばたくのか、気になってきました。

 みなさんの予想はどうですか?

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 どうやって調べたらよいでしょう?

 大丈夫、このサイトに以前、しっかり調べて書いたものがありました。

読んで解決してみてくださいね。

ミツバチの羽は小さすぎると思いませんか? ②

 

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情報伝達ツールは進化しても自分の思いの伝え方はなかなか進化しない/思い・想いを伝える大切さ

 以前からいろいろな処で〈自分の想い・考えを周りの人に伝えることができないと、その人のリミットを超えた時に教室を飛び出たり、暴力的な行為に出たり、引きこもったり、不登校という方法を選んだりすることになる〉という私いっきゅうの仮説をお話しています。
 今回は、そのことに関連して、カウンセリング系の研修に呼ばれて話をした内容を紹介しましょう。

 動物に近かった頃の私たちは近くの相手に怒りや喜びの〈感情〉を唸り声や表情で伝えるのがやっとのことでした、1000万年、数百万年前の時代です。

 そういうコミュニケーションでもいろいろなことを伝えることができました。

 数十万年前、長い知的試みの中で〈言葉〉が生まれ「食べ物を得る効果的な方法」を伝えたり「どうしてそういうことをすると危険なのか」という複雑なことを伝えられるようになっていきました、ちなみにシンプルな言葉は人間だけでなくイルカやゴリラ、その他の動物たちにもみられます。

 数千年前、言葉を記録する〈文字〉を発明した私たちは、自分の考えを組み立てる方法としても利用し、さらに場所や時を超えて思いや考えを伝えることができる様になりました、そこから人間の文化は爆発的に発展しました。現在の文化のほとんどは、文字がなければ生まれえなかったでしょう。

 数十年前、驚くべき情報伝達方法が誕生しました〈インターネット〉です。そこで誕生したネット社会は、かつて私たちが〈文字〉を利用し始めた時起こった様な爆発的な知的進化をもたらしました。
 今私たちは、その進化のさなかにいます。

 不思議なものですね、これだけ感情や気持ち、考えを伝えるツールが爆発的に進化してきても、人間は自分の思いを相手に伝えることに苦慮しています。
 1000年以上前に詠まれた和歌を思い出します。

しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで

いくら時代が進んでも、自分の気持ちを、思いを伝えるには簡単なことではありません。

 教師が子どもたちのことを思い、親が我が子のことを思い、いろいろなことを伝えようとして、実はうまく伝わらず関係がこじれてしまうことがあります。

 子どもたちも自分の想いを伝えられず、ギリギリまでくると教室から飛び出たり、不登校という方法をとったりする場合があります。

 自分の想いを伝える、そのことは教育のとても大きなテーマです。家庭でも学校でも、子どもたちが自分の想いを気軽に伝えられるように配慮しながら関係を育てていく必要があるでしょう。

 それは掛け算ができるとか難しい漢字を読み書きできることよりずっと大切なことだと思います。

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「今日は人生で一番楽しい勉強になりました」

 スタッフのAさんが感動して「涙が浮かんできました」と語った評価感想がありました、数日前の授業評価です。
 生き生きとした具体的な文面なので、同じ学校の子が読むと「◯◯さんだ」とわかるかもしれません、前後の脈絡はあえて読めない様にしておきましょう。
 高学年の子ですから、これまで学校で何年も授業を受けてきたわけです。塾や大学の先生などの教育プログラムも受けてきた可能性もあるでしょう、その子が「人生で一番楽しい勉強になりました」と書いてくれました。

 もちろん、私も涙を流しました、これもまた一生ものの宝物です。

 私いっきゅうがこういう評価感想を取り始めたのは教師一年目からです、その頃からこういう評価が続いていたわけではありません。記録は残っていないのですけど「よくわかりませんでした」という評価も当然ありました。

「よし、こんどこそ」という気持ちで授業をかけていく中で、どんどん力が高まっていきました、真剣勝負を続けていくわけですから、授業力が高まらないわけはありません。その授業力も、どこかのだれかの目標を追いかけるのではありません、子どもたちの笑顔と賢さ、もっとこういう授業を受けたいという評価を求めているわけですから、たのしい教育の授業力が高まっていくわけです。

 このサイトはおかげさまでアクセス数を着実に伸ばしています。

 若い先生たちもたくさん読んでくれていることでしょう。ぜひ、自分の授業を先輩や管理職に評価してもらうだけでなく、最も大切な子どもたちに評価してもらってください。シンプルな文面で構いません。〈たの研〉の評価用紙が必要なら、気軽にお問い合わせください。

 学校が子どもたちにとっても教師自身にとっても魅力的な処になり、不登校やメンタル病休が減っていく、そういう流れは、たのしい授業ができる先生たちが増えていくことによってのみ達成されるものだと思います。
 読者の皆さんの応援も、よろしくお願いいたします。

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楽しさは子ども達の可能性を伸ばす-出る杭は伸ばす-たのしい教育論

〈たの研〉の授業プログラムは座って話を聞くだけではなく、その授業で学んだことをもとに、それを実際に自分で試す時間が入ります。
 子どもたちはそれぞれ工夫し実験しながら、授業の内容を深めていきます。

 今回の授業で使った一つはグライダータイプの飛行物体です。

 評価感想をみても、大好評だったことがはっきりわかります。

 ところである子が「いっきゅう先生、見てください」と持ってきたモデルがあります、長年こういう授業をしてきて、はじめて見ました。

 翼の後ろに切れ込みを入れて、空気の流れを工夫したタイプです。

 授業では、先生の指示すること以上のことをやってしまうと、大抵しかられてしまうことになります。
 そうやって子ども達の天才性が削られていって凡人が育っていくことになります。

 たのしい教育の教育論の一つは〈出る杭は伸ばす〉です、日本が初めて派遣した南極越冬隊で隊長を務めた西堀栄三郎(にしぼり えいざぶろう)の言葉です。

「君は天才だねぇ~、どう飛ぶか見せて」
というと、とてもいい笑顔で実験してくれました。

 その後、その子はさらに工夫改良し、切り取った断片を羽に組み合わせて、3Dタイプのウイングに仕上げてきました。

 子ども達の天才性に触発されて、さらにグレードがあがる可能性が出てきました。 〈たの研〉でもこれから研究をすすめて飛び方を確認していきたいと思います。

 子ども達は本来知的好奇心に満ちた存在です、それを失わせない様にするのは〈たのしい教育〉しかないでしょう。

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