楽しいカウンセリング入門〈PEALカウンセリング〉の中から

 通信指導でカウンセラーの資格がもらえるほどに、カウンセリング講座はたくさんあります。在宅学習、自宅で試験、2ヶ月でカウンセラー資格、月々3900円のところ、今なら◯◯◯円etc. 魅力的な言葉がたくさん目に入ります。

 カウンセリングは理論や見方・考え方だけでどうにかなるものではなく、スポーツのようなトレーニングが必須です。PEALカウンセリングは理論とカウンセリングの組み立て(流れ)がシンプルかつ一体化しています。

 とはいっても、それを書籍やビデオなどから学んで、自分でカウンセリングできるようになるとは思えません。

 カウンセリングは武道のようなものです、相手の息遣いを読みながら、どういうクエスチョンをなげかければよいのか判断していきます。「これは少し引いて遠くから行動を眺めてみよう」とか「もしあの時、あなたがこういうことをしたら、どうなっていたでしょうか」と考えてもらったり、PEALカウンセリングの流れの中ですすんでいきます。
 PEALカウンセリングが上達していくには、研修を受けている方たちの流れを見ながら「今はこうしてはどうでしょう」「大丈夫ですよ、一度前の質問にもどってみましょう」というように、そばで技を伝えてあげる人が必要です。

 空手の本を何百冊読んでも強い相手に勝てません。
 突きの基本と、いろいろな流れの中で繰り出す技、蹴りや攻撃のかわし方などを、実際に師範から伝授されていくことで強くなっていくのです。

 カウンセリングは学んだけれど、なかなかカウンセリングがうまくいかない、という方や、そもそもカウンセリングってどういうことをするのかよくわからないという方まで、受講できます。

 希望する方はグループを作ってお申し込みください。

 希望するレベルに合わせて充実したトレーニングをさせていただきます。

 さてこれは〈PEAL教育カウンセリング入門〉の様子です。

 指導者の私もどんどんアイディアを提供していきます。

 今回のコースでは、参加する方たちのニーズに応じていろいろな方向からPEALカウンセリングの技を高めています。

 それぞれの参加者の質問も真剣で核心にふれるものが多く、指導する私もたのしみです。

 カウンセリングは外科手術のように病原を取り除くことはできません。抗生剤のように特定の細菌を攻撃するような効き目もありません。
 けれど外科手術でも抗生剤でも届かない、人の心の奥深くに入っていくことができます。
 心温かく、よりそえる、そして効果のあるカウンセリングができる方たちを少しずつ増やしていきたいと思っています。

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メッセージ本文

PEAL教育カウンセリング入門講座(3回コース)受講者募集!

以前予告したカウンセリング講座の開催が決まりました、3回コースです。
私のスケジュール調整がうまくいかず、一回ずつ曜日が異なってしまいました、すみません。
「入門講座」とはいえ、PEALカウンセリングは明確な流れを提示しているので、3回コースでカウンセリングの進め方をしっかり掴んでもらえると思います。
「カウンセラー資格コース」は年末の開催を考えているのですけど、合格は簡単ではありません。カウンセラー資格を目指している方は、ぜひこの基礎コースから受講してください。
 これまで育てたカウンセラーの皆さんにも伝えてきたのですけど、カウンセリングも〈スポーツと同じ〉です、形がつかめたら、それに何度もトライしていくうちに確実にうまくなっていきます。
「よく友人たちから相談をうける」という方は、きっとカウンセラーとしての力が高いのでしょう。そういう方も一度しっかり学んでみることをおすすめします。
 またカウンセリングの勉強なんてしたことない、という方も、その基礎を固めるのに最適です。
 他流派のカウンセリングを学んだ来た方も『たのしい教育』に興味関心があれば受講可能です。

以下、事務局からの案内を添付します。

PEAL教育カウンセリング入門講座(3回コース)受講者募集!

子どもの悩みと向き合いたい、友人・知人から相談が来た時にその相談にのってあげたい。そういう時、相手の悩みや課題に向き合おうとしても、ふと気づくと「アドバイス」になっていたり「自分が応援するからね」という励ましだったり「他にも苦しんでいる人たちはたくさんいるんだよ」という現状許容だったりすることがあります。
 カウンセリングはそうではなく、相手の悩み・課題を解決行動に結びつけるとても強力な手法です。
 教育関係者はこれまでいくつものカウンセリング研修を受けています。その中で「カウンセリングは〈相手をそのまま受容することが大切だ〉〈共感が大切だ〉」という知識をもっている方もたくさんいます。
 しかしカウンセリングは学んだけれど「相手と向き合った時はじめに何と声をかけたら良いのか」「単に相手の語ることを聞き続けていてよいのか」「質問されたどう答えたらよいのか」「そもそも一緒に乗りこんだこの舟をどこに向かわせたらよいのか」など《具体的な流れがわかりません》という人たちがとてもたくさんいるのが実情です。
 カウンセリングを学んできた人たちの力が不足していたのでしょうか?
 いいえ、そのカウンセリングがわかりやすく構造化されていないのです。また、あえて伝わらない様にしていることがあるのかもしれませんし、長い修行を積まなければ構造が体感できない様になっているかもしれません。
 PEALカウンセリングは《どういう流れでカウンセリングをすすめていけばよいのか》《どう声かけをしていくか》を具体的に学んでいくことができます。
 もちろん一度受講すれば上手くなるというわけではありません、そこはスポーツと一緒です。テニスの試合の流れがわかって試合に出ることができる、そして練習を積んでいくうちに確実に上達していきます。そこに名人芸的なものも特殊な技能も必要ありません。
 今回、三回コースで理論と実践を学んでいただける講座の開催が決まりました。
 実践重視のコースなので少数制です、興味のある方はお申し込みください。
 自分の悩みや課題を客観的に整理したい方、教育関係者ではない、我が子の悩みに向きあいたいという方も〈たのしい教育〉に興味関心があれば受講可能です。

 実践重視のコースなので少数制です、興味のある方はお申し込みください。

日時:2023年 ①7月23日(日) 09:30~12:30
      
 ②7月29日(土) 09:30~12:30
       
③8月02日(水) 15:30~18:30
      ※なお、何らかの事情で欠席せざるを得ない場合は1回の補講が可能です

会場:たのしい教育研究所(沖縄市研究所)

対象
:たのしい教育に興味関心のある方

参加費
:一般 3万9000円
 これまでRIDEのカウンセリング関係の講座を受講したことのある方 3万4000円
 メルマガ会員 2万9000円

持ち物:筆記用具、飲み物

感染症対策 ※検温、体調確認、殺菌消毒に加え、大型ファン複数台での換気他、いろいろな対策をして実施します

指導 いっきゅう先生

教師を早期退職し「NPOたのしい教育研究所」を設立国内だけでなく海外でも授業の腕を振るう。
現役の教師をしていた30年前、学校現場の数々の問題を目の当たりにし〈たのしい教育〉だけでなく〈カウンセリング〉的な力が必要だと悟り、大阪在住のアドラーカウンセリング名人〈野田俊作〉のもとに何度も通い、直接指導を受ける。

 実力が認められ沖縄県で最も早くアドラー心理学カウンセラー免許を野田俊作から直接授与される。
他流派のカウンセラー免許も取得し既に数千件のカウンセリングを実施。
その後、教育と親和性が高く仮説実験的な手法を取り入れたPEALカウンセリングを開発し弟子を育てる。

 やさしくユーモアのある人柄でわかりやすく実践的な指導で評価が高い。
           ※

申込み問合せ
たのしい教育いっきゅうoffice
メール office@tanoken.com ☎ 090-1081-7842

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マンガから学んだこと

 マンガ好きの子どもたちの多くが「マンガばかり読んでいないで宿題しなさい・本を読みなさい」といわれてきたと思います。何度か書いた記憶があるのですけど、私の頃はPTAの全国的な組織がマンガバッシングをしていました➡︎こちら

 十数年前は子どもたちがスマホやタブレットに夢中になりはじめた頃です、同時に学校や保護者の中に禁止しようという動きが起こりました。もうそういうことはなくなり、小学校一年生からタブレット端末を授業で使う様になりましたね。

 いつの時代も子ども達はたのしさに敏感です。大人達はそれを規制しようとするのですけど、子どもたちはそういう規制に負けず、新しいものを吸収していきます、それは法則的だといってよいようです。

  マンガの話にもどりましょう。

 マンガ自体は古くからあったメディアなのですけど、私の頃はそれがブラッシュアップされてカッコイイ作品がたくさん出て、付録も満載だったので、たくさんのこどもたちがそれに夢中になりました。

 情報が生死に決定的に影響をあたえた古い頃から、私たち人間のDNAには魅力的な情報ツールに敏感なのでしょう。特に子どもは感情を隠したり誤魔化したりする率が低いので、すぐに飛びついてしまうのでしょう。

 今、スマホやタブレットに夢中になっている子どもたちも、時がたつと「おじいちゃんたちは、あんな古いメディアに夢中になってたんだね」と言われる、つまりその頃の子どもたちはさらに進んだメディアに夢中になっているのでしょう。

 それは、マンガとかスマホとか新しい◯◯というツールだとかいう違いではなく「たのしいものに夢中になる」といういつの時代も変わらない子どもの姿なのでしょう。

 マンガからたくさんのことを学んだ中の一つを紹介したくて書き出したのですけど、前書きが本文くらい長くなってしまいました。

 バガボンドというマンガがあります、スラムダンク と同じ作者、井上雄彦(たけひこ)の作品です。
 私が早期退職する前、教師をしていた頃から読んでいて、まだ連載が続いている、息の長い作品です。

 そこには心動かされるシーンがいくつもあります、その一つを紹介させてください。

「過去は過去 今日のお前は 今日作るんだよ」

 いい言葉です。

 私のPEALカウンセリングでも、時々、似た様な話をすることがあります。子どもたちにも伝えておきたいことの一つです。

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理論と実技-たのしい教育の発想法

 数日前の「背を向けたあの子がふり向いてくれる時」はかなり好評で〈パートⅡ 〉の構想もすすみつつあります。講座の中ではじめに強調したのがこのことです。

いっきゅう

 空手の本を何千冊読んでも空手は強くならない、とはいえサッカーの様な蹴りを何万回練習しても、戦いに来た相手を蹴りで倒せる可能性は低い。

最小限の動きで急所を貫き相手の戦闘意識を失わせるほどのダメージを与えることはサッカーの遥か高みにあるのが空手です。

その技の実技を学ぶことはとても重要です。

とはいえ空手の動きの効果と必然性を理論的に学ぶことで、一つの蹴りの流れが突きやサバキにも生きていきます。

具体的な動きと理論の両輪を大切にしていくことは子どもたちと向き合っていくことについても大切なことです。

 理論といえば、たとえば私のカウンセリングの師の野田俊作がこう語っています(続アドラー心理学トーキングセミナー)。

 たとえば登校拒否という行動を見るならば、その登校拒否の目的はいったい何であるのか、このことを考えると、必ず解決策が見つかります。
と言うのは、二つの理由によります。
 一つは目的は過去にではなく未来にあるからです。
 過去を変えることはできませんが、未来を変えることはできます。
 もう一つ、目的は、問題を起こしている子どもの外側にではなくて、その子自身の中にあるからです。
 目的はその子の頭の中にあります。
ですから、その子と会うことができるかぎり、 変えることができます。
 他のものは一切変えないでも。

メールマガジンでこう続けました。

いっきゅう

「では具体的にどうすればいいのか」というのが私が大阪に足繁く通い野田先生から学んできたことです。
 空手の本を千冊読んでも空手が強くならないのと同じで、〈理論+実技〉をセットで学ぶことが必須です。
 もしかすると沖縄でそれを実技として伝えられるのは私しかいない様な気がします。
 アドラー自身が医者で野田先生も医者です。
 お医者さんたちは個別のカウンセリング、臨床をもとにして体系を組立てていくことになります。

 たのしい教育研究所が開発したPEALカウンセリングは、アドラー心理学と仮説実験授業、子どもたちの集団としての動きなどを融合させて開発したもので、教育との親和性がとても高いカウンセリングです。

 〈たのしい教育メールマガジン〉の反響の中にカウンセリングの内容がたくさん入っているので、次の号の発想法の章もカウンセリングの内容を続けてみたいと思います。

 興味のある方はぜひ購読してみてください、新しい教育、子どもたちと仲良くたのしく過ごし賢さを育てたい、という皆さんなら損はしないと思います。

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