願いは叶うのか?/たのしい教育の発想法

 除夜の鐘が響いている頃、寒い夜の庭に出て〈たの研/たのしい教育研究所〉に一年間掲げられていた『今年の願い』の大きな紙を燃やすのが毎年の儀式です。〈たの研/たのしい教育研究所〉の願いの紙は成就率80%という驚くべき数値をマークしています。

 こうやって炎が立ち上がり、みんなが言葉を刻んだ紙を構成していた炭素(C)、水素(H)、酸素(O)などが空にのぼっていきます。

 無機物、主に金属類(ミネラル)が灰として残るので、それは土に混ぜて植物たちに還元します。

 たくさんの人たちが願いを刻んだ物質が地球上を巡ります。
 このひと時はいつもたのしくて、大切な儀式です。

 今回は願いのどのくらいが叶ったのだろう、全て叶っていたらよいなと心から思います。

 ちなみに私の願いのカードは〈アウトドアをたのしむ〉でした、一年の願いとしては妙なのだけれど、2023に入った頃はきっと自然から遠ざかっていたのでしょう。

 もちろん120%達成しています。

 そして新しい年に刻む願いはすでに決まっています。

「願いは叶うのか?」

 願いは叶うのではなく〈叶える〉のです。

「ある日たまたま飛び込んできた莫大な遺産で幸せになった」というような偶然性の幸せもあるでしょう。

 けれど、もしそれを願って待っているとしたら、はなはだ心配です。

 自分の可能性を高めて自分の力で叶えるのが願いです。

 そして願いは一気に叶うものではありません、一歩ずつ一つずつ叶えていくものです、一つ叶えたら、また一つ叶える、そうやってさらに可能性が高まっていきます。

 願いは一つひとつ叶えるものだとはいっても、叶える方法は一つではありません、いくらでもあります。

 私が教師の頃、子ども達に伝えていたのが「ほんとうの夢は夢のままでは終わらない」という言葉です。

 まず自分がほんとうに叶えたいものは何か?

 それに気づいたら大きな一歩です。

 たのしい教育研究所は教育に関わることだけでなくカウンセリングもあります。私いっきゅう以外にもカウンセラーがいます。みなさんの願いを叶える手伝いができたら幸いです。

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一方向的な見方・考え方の怖さ/カウンセラーとして考えること

 たのしい秋の講座も終わりました。先生たちが、たのしく子どもたちと授業する方法を具体的に提供する〈たの研〉の講座は参加者満足度がとても高く、いろいろな反響が届いています。

 たのしい教育は先生と子どもたち・保護者との関係をよくするので、その教育プログラムが悩みを減らし、先生たちのストレスを軽減してくれます。

 とはいえ先生たちには授業だけではなくいろいろな要求が大きくのしかかります。もちろん保護者のみなさんにも、いろいろな悩みが起こります。
 悩み・ストレスを感じないというのは無理な要求でしょう。

 そういう個別の悩みと正面から向き合うのがカウンセリングです、そしてPEALカウンセリングは教育との親和性がとても高いカウンセリングです。

 今回は久しぶりにカウンセリング系の話をかきましょう。

 けっこう前の事例で、クライエントのAさんはしっかり整理して前に歩いているので、そろそろ脚色して書いてもいいだろうと思う話があります。

 Aさんの抱えている課題についてPEALカウンセリングがうまくすすんでいく中で、こういう話をしてくれました。

「私が決断を先延ばしにしていたのは、以前、こういう話を聞かされて、それが心の奥にずっとひっかかっていたからだと思うんです・・・」

 あるところで〈保護者の心の相談〉というカウンセリング系の研修会があったそうです。Aさんは、そこで講師が語った言葉が、自分を前にすすめることを拒んできたというのです。講師の言葉は、私が聞き返して確認しましたから、ほぼ間違いありません。

みなさん、こどもたちは親の後ろ姿を見ています。

だからまず大人の暮らし方を正しくしないといけないんです。

みなさんは絶対、離婚してはいけませんよ。

 読者のみなさんは、この話を聞いてどう考えましか?

 ア.確かにその通りだ

 イ.かなりそういえる

 ウ.あまりそうはいえない

 エ.その他

その理由は?

 おそらくそう語った講師は、カウンセラーの資格をもつ人ではなかったと思います。カウンセラーが〈ある状態を押し付ける〉というのは考えづらいからです。

 Googleで〔日本の離婚率〕と打つとこうトップ表示されました。


ChatGPTでも似た数字がでるので、そう外れてはいないと思うのですけど、細かい数字は大きな問題ではないので、数字の信憑性に時間をかけることはしていません、ご了承ください。

日本の夫婦の離婚率は35%!《結婚した3組に1組以上は離婚》

 私の記憶によると離婚率の一位と二位は高知県・沖縄県です。
 どちらも50%に迫る数字だったと思います、すると上位の県では二組に一組近くは離婚していることになります。

 統計には出てこない〈別居〉や〈離婚調停〉中の人たちもいますから、実質、夫婦関係を解消している人たちの率はさらに上がるでしょう。

 学校にいても、離婚で苗字が変わる、転校するというのはめずらしいことではありません。

「離婚は子どもの心に傷を残すから悪いことだ」と講師の方は考えているのでしょう。
 ではたとえばDVで離婚を選択する人たち、子どもへの虐待で離婚を決断する人たちはどうでしょう、子どもに悪い影響があるから離婚してはいけません、と言い切る講師の発言は、基本矛盾しないでしょうか。他にももっと苦しい事例はたくさんあります。

 一方向的な見方をする人たちでなく輻輳的に、いろいろな選択肢をたてて考えていくことのできる人たちが増えていく必要があるでしょう。

 たのしい教育は本質的に、そういう見方ができる人たちを育てる教育です。またPEALカウンセリングも、来談者と一緒にいろいろな選択肢を立てながら、解決に向かう一歩を実験的にすすめていく方法です。

 年末は予想外に忙しくなり、少々、準備がおくれているのですけど、PEALカウンセリング講座も企画したいと思っています。興味関心のある方はお問い合わせください。

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楽しい発想法〈子どもに責任を学んでもらう/子どもを敵に回さない〉-たのしい教育メールマガジンから/楽しいクラス経営・教室経営

 週一回発行している〈たのしい教育メールマガジン〉があります。この公式サイトでは紹介できない内容や濃い内容の〈発想法の章〉、たのしい授業の実践プログラム〈授業の章〉など4つの項目でできていて、有料版のPDF版でお届けしています。

 我が子の教育、自分の授業・教育方法へのいろいろな選択肢を探している方へおすすめします。映画好き・本好きの方にも楽しんでもらっていて、いろいろな方から「今週の授業、子ども達がとても喜んでくれました」「発想法の章で、自分のこれまでの生き方を考えさせられました」「◯◯、読みました。観に行きました」という感想が届いています。

 今週号でさっそく反応が届いたのが〈発想法の章〉に書いた内容についてでした。

 その章では「子どもに責任を学んでもらうには」をテーマにアドラー心理学カウンセリングの師匠 野田俊作先生から学んだ《子どもに結末を体験させること》を紹介しました。それは本文を読んでいただくしかないのですけど、並行して、私のPEALカウンセリングで丁寧に伝えていることを説明しました。

 

 こどもたちとたのしい関係を築くには「子どものプライドを砕かないように、子どもの敵に回らないようにする」ことが原則です。

 私への相談の中で「学校に対して怒りを感じ、文句をいいたい」という話をする方もいます。その時にも〈敵に回したら解決は遠のくと思いますよ〉と伝えています。結局それは法的な判断で誰が正しいのかを争うことにすすむことが多く、肝心の〈我が子の幸せ〉への取り組みが置いておかれることにもなります。

 興味のある方はぜひ〈たのしい教育メールマガジン〉を購読してください、月1000円、年間まとめとして12000円でお届けしています。購読費は全て、子どもたち先生、保護者、おじいちゃんおばあちゃんたちなどの笑顔に繋がる〈たのしい教育の普及〉に利用されます。

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教えてくださいという声に応えて

 教師をしていた頃から、たのしく仕事をしている様に見えたのでしょう、教えてください、という声が届くことが何度もありました。授業の内容を教えるというのは当たり前のことで、それではありません。

 一番、年齢が下だったのは、忘れもしない、一年生のSくんという子です。Sくんは休み時間や放課後、私が〈◯◯◯研究室〉と表示した理科室をよくのぞきに来ていて、ある日とつぜん〈弟子にしてください〉と頭を下げました。

 その時にはどういう意味なのかハッキリつかめなかったのですけど、後日お母さんも一緒にやってきて「この子は学校に行くのがきらいだったんですけど、先生がいろいろたのしいそうにやっている姿をみて、学校に自分から行くようになりました。家でもたのしそうに先生の話をしてくれます。ぜひこの子に先生のお手伝いをさせていただけないでしょうか」という話をしてくれました。
 その後Sくんは、わたしが作った「あやしい実験クラブ」に入って、たのしく活動してくれました。
 彼は今、どうしているだろう。

「教員試験の一次試験は合格できるけれど二次試験には合格できません、先生の授業の仕方を勉強させてください」と熱心に頼まれたのも数回ではありません。同じ学校なら時間の調整は難しくないのですけど、他の学校から来る方たちもいて、校長先生に頼みにいったことが何度もありました。私が指導した二次試験の合格率は100%近いのは、この頃からです。

〈カウンセリング〉については「PEALカウンセラー養成講座」を開催していますから、そういう声にこたえることができる様になりました。

 〈琉球空手〉はまだまだ先のことだと思うのですけど、私がやりたいことの一つです。武道の修行によくある「これは昔からこうだ」という理屈ではなく、たとえば〈突き〉や〈受け〉の動作ひとつ一つを、子どもたちが腑に落ちる様にして伝えていきたいと考えています。納得いくような理屈で、自分の動きもゆっくり高まっていく、そしてそれが実際に身を守る、仲間を助ける力となる。もちろん実際に誰かと争うことはなくても、びくびくすることなく生きていく、そういう力となる。
 そういう力を育てていきたいと思います。

 たのしい教育については、いろいろな人が同じように授業できるプログラムを揃えています。ぜひ秋の講座にご参加ください。

 このサイトの文章を気に入ってくれて「ぜひ真似させていただきたい」という声が届いたことも何度かあります。実際に〈文章ドクター〉をしているので、そういう面でのサポートはさせていただいているのですけど、文章の書き方についても、授業プランの様なものができないかと考え始めています。

 たのしい教育研究所ができて10年以上過ぎました、いろいろなことを抗争し始めています。そろそろまた次の段階に進む時期が来た様です。

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