ベランダに菜の花咲く〈何の菜の花?〉-楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

たのしい教育研究所のベランダでもいろいろな実験が行われています、これは最近花開いた〈菜の花〉、清楚できれいです、何の花だと思いますか?

「え、菜の花は菜の花でしょ、〈◯◯の菜の花〉なんてあるの?」と思う方もいるかもしれません。

 菜の花にはいろんな種類があるんです。

 とはいってもみんな「アブラナ科」の植物の花です。

 アブラナ科の植物というと、ハクサイ、カラシナ、コマツナ、カブ、ダイコン、ミズナ、チンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー まだまだあります・・・

 花の形などもとてもよく似ています。

 この菜の花は〈ダイコンの花〉です、ダイコンはダイコンでもカイワレダイコンです。

 初夏の講座のプログラムの一つ〈カイワレダイコンを育てていくとダイコンになるというプログラム=カイワレダイコンを育てよう〉で使った教材をベランダに置いて水やりしていたら、きれいな花を咲かせました。

 ベランダのある側には三、四階の建物があって日当たりがよくなく、晴れの日でも2~3時間くらいかな、土の中でひょろっとしたダイコンになっているのですけど、花をみると「カイワレダイコンもダイコンなのだ」とわかります。

 ダイコンにもいろいろな品種があるので、ムラサキ色ではない菜の花もあるのですけど、みなさんも菜の花、ダイコンの花について調べてみませんか。
 きっと野山や公園を歩く時にも「あ、あれも菜の花だ」とたのしく歩くことができるようになると思います。

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自分の頭で考える子ども達を育てよう-騙されない・騙さない人を育てるために/楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 特殊詐欺や新しいタイプの強盗事件についての具体的な解説をしている番組をみて、「やはり」と感じるたのは《上から命じられるままに動く者たちによる犯行》というところでした。

 特殊詐欺というのは自分たちと別世界のものだと考えることもできるでしょう。確かにそうかもしれません、でもこういう様には考えられないでしょうか。

 家庭でも学校でも『自分の頭で考えて新しい問題や課題を突破して欲しい子どもたちを育てたい』と願いながらも、結果的に「言われたことをうまくこなす人格を育てよう」としてはいないか。
「失敗したり、うまくいかなかったりするのは言われた通りにやっていないからだ」と。

 学校の勉強でも、自分の頭で考えると「先生、分数÷分数の答えは〈分数×分数をひっくり返した逆数〉で出すっていうのはわかったんだけど、これからの生活の中で、分数÷分数って、何を解決する時に必要になるんですか?」と質問する子ども達が出てきてもよいはずなのに、そういう子どもたちはほとんど出てきません。

 以前「疑問を持つことが大切だ」といわれた時期がありました。しかし疑問だけに限定せず、自分のあたまで〈必要性〉も〈確からしさ〉も〈たのしさ〉も〈周りの人たちの笑顔につながるのか不幸につながるのか〉を吟味できるこども達が増えていくことが、搾取詐欺の被害者にならないために、そして加害者にならないためにも必要なことだと思うのですけど、どうでしょう。

 子どもたちが失敗した時などに「うまくいかなかったりするのは言われた通りにやっていないからだ」というのではなく『自分の頭で考えていろいろ実験すると、予想通りにいかなくなることもあるよね、でもそういう結果はそのまま受け入れたらいい。次の実験ではうまくいくこともあると思うよ』といってあげましょう。加えて「それは自分や周りの人たちの笑顔を増やすこと、もしかして悲しさを増やすことではないよね」とも伝えたい。
 それは、たのしい教育がずっと伝え続けていることです。

 そういう力はいろいろ騒がれはじめている〈ChatGPT〉の弊害に巻き込まれるのではなく、それを適切に利用できる人たちも、そういう中から生まれてくるものだと思います。

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野菜づくりも教育もたのしさが一番-〈楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上〉

 たのしい教育研究所を応援してくれている方たちはとてもたくさんいて、このサイトを毎日読んでくださっている方たちも、その一人です、感謝しています。農業をしているHさんは野菜で〈たの研〉メンバーを応援してくれています。

 今年は寒さが長引く年だと知っていたらしく、冬野菜も例年より長く収穫が続いているというので、またたっぷり持ってきてくれました。

 私が子どもの頃、時どき、野菜を持ってきて売りにきてくれるおばあちゃんがいたのですけど、Hさんは、土から採りたての野菜を入り口外で広げて説明してくれるので、子どもの頃の懐かしい様子を思い出します。下の写真に写った野菜以外にも袋に入ったたくさんの野菜が運ばれてきました。

 これはHさんが新しく育てた〈球ちゃんタマネギ〉です、柔らかくて美味しそうです。

 今回一番驚いたのがサツマイモです。熊本原産(左)のものと沖縄の読谷村原産のもの2種類を持ってきてくれたのですけど、なんと鉢で育てたそうです。

  今年退職するという学校管理職の先生から聞いた話によると、学校では〈学級園〉や理科・生活科の〈教材園〉がなくなってきているとのこと、 地植えでなくこんなりっぱなサツマイモができるなら、学校でも子どもたちと試せると思います。
 「もしかすると2Lのペットボトルでできるかも」と思い立ち、さっそく〈たの研〉でも実験してみることにしました。

 興味のある方は、自分で、プランターなどを利用して栽培してみませんか。結果も教えてもらえると嬉しいです。

 Hさんの農業は「たのしさ優先」、たのしい教育研究所の基本方針とぴったり一致しています。

 説明会の後は、中に入っていっぱい笑いながらいろいろなお話をしました。元気の出る日々です。

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カンヒザクラ(沖縄)のジャムの味は?ー実験と評価-楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 メルマガに書いて反響のあった内容を簡易版として紹介します、沖縄のカンヒザクラのさくらんぼを使ったジャムの話で、実験と評価に関わる重要な〈ものの見方・考え方〉になると思います。

 十数年ぶりにジャム作りに挑戦することになったのは、webサイトでみた複数の「カンヒザクラのジャムが意外に美味しい」という記事でした。前に学校で子ども達と作ってみた時には全員が〈渋い、苦い、おいしくない!〉という評価で、以来作ったことはなかったのですけど、webの記事を読むと〈完熟した実〉を使えば美味しいジャムが作れそうです。

 さっそく挑戦、ということではなく、〈桑の実〉で何度かジャム作りをして、美味しいジャムの作り方を練習してきました。
 準備運動OKです。

ということで実験

 野山を歩いている時に完熟した実をたわわにつけたカンヒザクラを見つけたので、それを摘みとって〈たの研〉へ!

 他のジャムより中のタネを取り除く工程に時間がかかるのですけど、大量につくるわけではないので、そんなに大変ではありません。

 砂糖を加えてとろ火で煮詰めていきます。
 木の実ジャムの砂糖の量はいろいろなのですけど、いろいろなレシピを見ていると木の実の重さの1/2~2/3というカンジです。
 サクランボジャムの本質的な味を確認したいので、その範囲の少なめ、つまり半分に少し足したくらいの砂糖を加えました。

 

 できあがったので、パンを焼いて、さっそく味見です。

 どう見ても、市販のジャムの様で、おいしそうです。

 ところが・・・

 渋い、苦い・・・

 子どもの頃、無理やり飲まされた〈粉のかぜ薬〉みたい。

 砂糖をもっとたくさん入れたら苦味もかくせるよ、という人もいるかもしれません。でもジャムというのは、果物の美味しさを味わうものであって、不味いものをごまかして作るものではないですよね。

 自分ががんばって作ったものは、美味しいものであって欲しい、でもそれは〈実験〉の一つです、期待通りでないこともあります。

 がんばって作ったものは〈よいものだ〉と評価したい、高いお金を払って頼んだ料理は〈さすが高いだけあっておいしい〉と言いたい、時間をつくってみに行った評判の映画は〈おもしろかった〉と言いたい、それが人間です。

 自分の努力や期待が覆されるのは辛い・・・

 でも、実験した結果に期待や解釈を加えて歪めてはいけません。

 大人の付き合いがあって「美味しくない」とは言えなくても、美味しくないと感じたものを、〈まぁまぁいける〉なんて言わない様にしましょう。

 評価する時には〈こども〉の様にいきましょう、大人たちが、見えもしない王様の服を褒めそやしている中で「王様は裸だ」と言い切った様に。

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