「天体の授業が苦手です」という方へおすすめの授業/仮説実験授業『月と太陽と地球』/最新メルマガから

 読者の方から「天体が苦手です、子どもたちに興味を持ってもらえる何かよい授業プランがありませんか?」という相談が来ました。 ※今回の内容は最新メルマガからの抜粋です

 小学校高学年の先生だったので、紹介したのが仮説実験授業の授業書『月と太陽と地球』です。

 始まりの部分を紹介します、皆さんも一緒に予想してみてください。

 その第一問目は「こういう月は実際に見ることができるでしょうか?」という問題です。

 たとえばこういう月の形をみなさんは見たことがあるでしょうか?

 子どもたちにきくと「あるある」とか「マンガに出てきてた」とかいろいろな意見が出てきます。

 こんな月はどうでしょう?


 ドリームワークスのロゴにも利用されていますね。

Aくん「ドリームワークスくらいの巨大企業が、実際には存在しない月をロゴにするかなぁ~」
Bさん「いやいや、アニメーションだからさ…」
Cくん「スピルバーグのドリームワークスだよ、〈ジュラシック・パーク〉とか、あれだけ科学的な根拠をもとに作品を作ることができる会社が、トップのロゴに、存在しない月は使わないでしょ」
Dさん「それ言ったら月で釣りしている少年自体おかしいでしょ!」
 これは私の脳内討論です。

 この月の形にも意見がいろいろ出てくると思います。
 
 みなさんは「あり」「なし」どちらでしょう?

 そうやって月の変化を眺めていくと、けっこうワクワクしながら月を見ることができると思います。

 子どもたち(もちろん大人も)が、どういうことに興味関心をもってくれるか、それをみつけて問いかけることが重要なキーになります。
 その点、仮説実験授業の授業書はほんとうによくできています。
ほしい方は、ここから注文できます⇩ 
https://www.kasetu.co.jp/products/detail/818

〈入り口〉的なもの、低学年から使えるものとしたら板倉先生の絵本「北斗七星と北極星」がおすすめです。
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明治期に日本の産業を支えた功労者たち

〈たの研〉で、私いっきゅうと同じくらい生き物好きのA先生が「見て見て見て」とダンボールをかかえてやってきました。

 中はこういうケースがいくつも入っていました、さて何でしょう?

 一つ取り出してみましょう。

 見逃してしまうくらい小さな生き物たちが動いています、ツマヨウジの先にもいます。

 近づいてみましょう。

 アップしてみますよ、「カイコの赤ちゃん」です。

 日本が開国して世界と貿易をするようになったのが〈明治〉という時代です。※1868年が明治維新の年

 実はその前の江戸時代の終わり、1859年、通商条約に基づいて〈横浜・長崎・箱館〉の3つの港を開いて貿易が始まりました。

 その時に、海外の人たちがもっともたくさん購入した日本の製品は何でしょう?

 シルク、生糸です。

 シルクは昆虫が主にマユのために体内でつくりだすのですけど、特にカイコが良質でたくさんの生糸を作り出してくれます。

 はじめの写真の丸い粒々はカイコの卵です。

 これから育てていって、観察をすすめようと思います。

 うまくたのしい教育プログラムにまとめることができたら、夏の講座で希望者にプレゼントできるでしょう。

 学校で利用したいといとう方はご相談ください。

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本・書籍紹介 ※時々わたしが紹介する書籍などを気に入ってくれる方たちが増えてきました、嬉しいことです。少しずつこの系の情報も加えていこうとおもいます

板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学学会会長/たのしい教育研究所 初期から支援者)の明治期に関わるおすすめの本、授業書を紹介します
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感動〈ハート型のつぼみ〉@たのしい植物めぐり

 先日〈たのしい教育研究所〉の新しい拠点を探しに、スタッフで走り回っているとき、感動的な植物をみつけました。

 このピンク色のハート型をごらんください。
 きれいだと思いませんか。

 花が開いた姿もキレイですよ。

 
 私が感動しているとメンバーのN先生が
「これは学校でたくさん育ていたんですよ、〈ベニバナ ベゴニア〉です」
と教えてくれました。

 ベゴニアの仲間なのか・・・
 これまで勤めてきた学校でベゴニアがなかったところは記憶にないほど、親しんできた植物です。

 今回感動したベニバナベゴニアは、立木性と呼ばれていて、スクッと立った大きな植物です。
 言われてみると確かに似た感じのする花なのですけど、同じファミリーだとは知りませんでした。

 N先生によると「ベニバナベゴニアは〈さし木〉でどんどん増えせますよ」という話。

 嬉しい情報です。

 さっそく分けてもらって挑戦してみましょう。

 花の美しさはたくさんみてきたのですけど、久しぶりに見とれてしまいました。

 ここで気になるのが、他のベゴニアもツボミはハート型なのか、ということです。

 みなさんはどう思いますか?

 私は「ハート型だろう」と予想しています、これからベゴニアに出会ったらツボミをさがしてみようと思います。

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本・書籍紹介 ※時々わたしが思いついて紹介する書籍などを気に入ってくれる方たちが増えてきました、嬉しいことです。少しずつこの系の情報も加えていこうとおもいます

〈たの研〉を初期から強く支援してくださってた板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学学会会長)は植物の本もいろいろ書いています。これはまだ紹介していなかったと思います、おもしろいですよ⇩
⭐️板倉聖宣「白菜のなぞ」⇨ https://amzn.to/4bxP6tb

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南極に行ったネコ「たけし」

 日本の南極観測隊がつれて行った樺太犬たちのことは知っている人もいるでしょう、そこに残されたタロ・ジロが生き残っていたという話は子ども向けの物語にもなり、映画にもなりました。

 でも南極に渡った猫のことはあまり知られていません。

 このサイトにも書いたかな、南極は憧れの地で、初代の南極観測船「宗谷」には何度も足を運んでいます。それで知っていたのですけど「日本の南極観測隊が猫が行ったでしょうか?」と質問すると「?」という顔をします。

 日本初の南極観測隊はネコも連れて行きました。

 これは私が尊敬する人物、西堀恭三郎さんと南極猫〈たけし〉。

   ※極地研究所に感謝して資料を利用させていただきました。

 ここにも写っています。

 後ろの真ん中あたりです。

  

 隊員たちの将棋も一緒に観戦しています。

 樺太犬たちは隊員の作業時に力技を発揮してもらうための労力として活躍しました。

 ネコは特に作業するわけではありません。
 そもそも南極にネズミはいませんから、駆除してもらう必要もありません。

 でもきっと南極観測隊のメンタルヘルスに強く貢献したことは間違いなないでしょう。

 では寒さに強いのはネコたちでしょうか、犬たちでしょうか?

 歌に「猫はコタツで丸くなる」とあるわけですから、犬のほうかなぁ~

 いろいろな見解があって、しっかりした研究にいきつくことはできませんでした。

 ところで、もしもみなさんが猫を飼いたいと思ったら、行き場をなくしている猫さんたちを引き取ることをおすすめします。〈たの研/たのしい教育研究所〉のメンバーは行き場をなくした三にんのネコさんたちを育てています。

おきなわ島ねこ里親会

https://www.instagram.com/okinawa.shimaneko/

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本・書籍紹介 ※時々わたしが紹介する書籍などを気に入ってくれる方たちが増えてきました、少しずつこの系の情報も加えていこうとおもいます

「南極」といえば敬愛する星野道夫の愛読書だった アルフレッド・ロランシング著山本光伸訳 『エンデュアランス号漂流』のことを真っ先に思い浮かべます。素晴らしい船長と船員たちの実話で、鳥肌が立つほどの名著です。私の執筆室の本棚にあります、三回目に読むのはいつかなぁ~

 残念ながら絶版です、興味のある方は古本で入手してください
 ⇨ https://amzn.to/3xTGTl6

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