武道などの修行を続けていると、試合の最中に「これは勝った/負けている」と実感することができます。教師を長年続けていると「この授業は子どもたちが乗っている/集中してくれてない」と感じることができるようになります。
ところがこれが落とし穴です。
武道の試合は相手が一人です、授業の相手は複数です。
私のように400人500人を相手に授業する人もいるでしょう、授業の中の歓声で「よし、この授業はうまくいった」と感じても、みんなの評価感想を取らなくては本当のところはわかりません。
元気な子どもたち1/10くらいが乗りに乗っていて、残りの子どもたちは普通の感じ、1/4くらいの子どもたちは白けているということもあるからです。
福祉活動も同じです。
「よし、家族支援がうまくすすんでいるぞ」
と感じても、いわゆる大人のつきあいとして感謝の言葉を伝えてきたかもしれません。
どれだけこちら側が、これが大事だ、みんなに必要とされていると感じても、それは予想です。実際に実施したアクションをしっかり評価してもらいましょう。
もちろん全てうまくいくなんてことはありません。
うまくいかなかったら、その状況を把握した上でアイディアを重ねて少しずつよくしていきましょう。
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