悩める受験生からの手紙|図形問題が苦手です

「たのしい教育研究所」に学びに来ている方達を中心に、いろいろな方達から「学ぶ」ことについての質問が寄せられます。

ある人から「図形問題が苦手です。問題を見ていても、どこにどう目をつけて解いていけば良いのか見えてきません。どうしたらよいでしょうか」という趣旨の質問が寄せられました。

空手を教えている時によく経験していたのですけど、まだ慣れないころの人たちは、長い「型」の順番性も力の加え方もバラバラですし、混乱して収拾不能になることが多いものです。最初から型全体を自分のものにするというのはとても難しいのです。

幾つかのパートに分けて理解する。
つまり型全体の〈始まり〉の部分だったり、180度回転して後ろ側の敵に攻撃を加える部分だったり、ラストの部分の「残心」の動きを身につけていったりしていくうちに、全体の「型」がイメージできる様になっていきます。
「点」を増やして「線」にするのです。

図形の問題が苦手だという場合には、「どういう図形の問題を見ても解ける様に、イメージできる様に」というのではなく、「今のこの問題2のn角形の内角の和の解き方を自分のものにする」、「この相似形の問題ならOK」という様に、解き方を一つずつ増やしていくという方法が王道です。

次第に「これに似た問題は前に解いたことがある」という様に点と点が結びついて線になってきます。そういう「線」を増やしていきましょう。

では、一問出してみます。

挑戦してみてください。

※ ※ ※ ※

問題)|マークがついている辺の長さは同じです。
では、?マークの部分の角度は何度でしょう?

スクリーンショット 2016-04-23 21.58.38

 

予想をたてていてください。

解答は次回!

たのしい教育研究所は
たのしい実力ある教師をそだてる活動にも
全力を注いでいます!

 

ハート型のゆで卵|たのしい家庭科・たのしい料理

毎週金曜日に発行しているメルマガの原稿として、以前に書きかけてあった「ハート型ゆで卵」の原稿が出てきました。

一年以上前に書いたものなので、じっさいにできるかもう一度試してみました。

ゆでる時に黄身が偏ってしまった様ですが、ちゃんとハート型になりました。

ハート型ゆで卵

さっそくメルマガにまとめようとおもいます。

どうやってつくるか、考えてみませんか?

クラスで子ども達に出して、家庭科の自由課題にするのもたのしいですよ。

作り方は、メルマガ発行後に紹介できるとおもいます。

 

「たのしい教育・たのしい授業」を通して届けるのは「力」と「笑顔」と「元気」です!

 

小さな島「沖縄」から全国に「たのしい教育」を発信する
「たのしい教育研究所」です

宇宙教材とたのしい教育|JAXAの教材もたっぷりあります!

 アポロ13号とジーン・クランツの話にとても興味をもって下さる方達がたくさんいる様で嬉しくおもいます。

 わたしの個人的な興味関心を超えて、「宇宙」は「たのしい教育・たのしい授業」を推進する大きなステージの一つです。

 数年前、たのしい教育研究所の強力な応援団の一人、遠藤純生先生(こちら)と沖縄 北谷のカレー屋さんで語りあった時、こういう話をしてくれました。

「きゆなさん、今度、理科の〈宇宙導入教材〉というのを作ったんだよ」
「遠藤先生、〈導入〉っていうのはもったいない気がします。メインでいきましょうよ」
「ま、いろいろあるからさ、まずきっかけとして〈宇宙〉を利用しようというのもあっていいと思っていてね」
「すばらしい。ぜひいろいろな教科に広がるといいですよね。家庭科の〈ミシン〉の授業でも、〈宇宙服を縫う〉というのはミシンですし」
「そうだね(^^ 」

遠藤先生が関わってたくさんの教材が開発されています。
興味のある方はぜひごらんください。
「算数」「社会科」「家庭科」「道徳」など、いろいろな教科が準備されています。

導入教材「算数・数学」
JAXA宇宙教育センター「教材をさがそう」→こちら

JAXA宇宙教育センター

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「力」と「知恵」と「笑顔」です!

「スピード・スライムもち」|ほんとに美味しい!|たのしい家庭科

最近、沖縄の清明祭(シーミー)で「スピード・スライムもち」を出したらとても喜ばれました、というメールが届きました。
「スピード・スライムもち」は第一回たのしい教育Cafeスペシャル講座「桜の季節のたのしい教育」でM先生が紹介したものづくりです。
簡単に紹介します。

1a.「電源OFF状態」のホットプレートにかたくり粉(大さじ4)と砂糖(大さじ2)と牛乳(200ml)を入れて、「木製」のへラ(木製のスプーンでもOK)で混ぜる

スピード・スライム

1b.大きめのお皿に、きな粉(大さじ4)と砂糖(中さじ1程度)を入れてまぜておく
→この皿に一口サイズのスライムもちが次々と運び込まれて、ここで丸くする作業をします! こんな感じ ↓

スピード・スライムもち

2.ホットプレートの電源をON(Maxで)して、木ベラで底をすくうようにまんべんなくかきまぜます。すると1分くらいで底から固まりができてきます
で,それを上の方にすくいあげる感じでまぜていきます。

3.次第に全体が固まりはじめますから、「全体が固まるまで待たず」に,部分的にとろっとしてきたところを木や金属製のスプーンで一口の大きさにすくって,皿にどんどん移していきます。皿の上では,モチにきな粉をからめながら転がしてまるくします。とろとろなのできれいな球状にはなりませんが、まんべんなくきな粉がつけばOKです。1bの写真

完成。
形は売られているおモチにはかないませんが、「味」は劣りません。これは、これまでたくさんの子ども達の評価ですから、確かです。

応用編として、ナッツ入りの「スライムもち」も簡単にできます。

スピードすらいむもち ナッツ入り

月刊 たのしい授業2016年5月号にも取り上げられています。
小さな島おきなわから、全国に発信する たのしい教育研究所です。
たのしい授業 たのしい授業 スピードすらいむ2 たのしい授業 スピードすらいむ

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