〈楽しく島言葉〉で広がる世界@先生たちの勉強会

 六月も先生たちへ〈島言葉を通して広がるたのしい実践〉を紹介しています。

これは「たべものづくり島言葉」。

 他にも島言葉のたのしみ方はいろいろあって、相手とのコミュニケーションが深まる島言葉もあります。

〈たの研/たのしい教育研究所〉のプログラムを体験した子どもたちが、チャレンジする動画コンテストも準備しています。


 島言葉のプログラムはシンプルで、誰でもたのしめます。

 興味のある方はお問合せください!

 ちなみに、最近UPした《ガッテンで島言葉カード》のプログラム化はどんどんすすんでいて、学校の先生たちに集まってもらって検討会を開催したところ、全員から「これはいい!」という評価をもらいました。近々〈たのしく島言葉〉のプログラムとして公開できると思います ⇨ https://tanokyo.com/archives/161557

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

楽しく島言葉〈ガッテン=合10〉カード

〈たの研〉の人気プログラム「ガッテン(合10)」を利用している方むけに、「島言葉/琉球方言」をたのしむカードとして作成しました。「ガッテン(合10)」を知らない方も、1~5までの島言葉を勉強するカードとしても利用できます。
 厚めの紙(画用紙など)B4以上に印刷してください。1シートで4人分です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

「人間でなくなる・・・」@たのしい教育の平和論

 たのしい教育研究所(RIDE)の新しいプロジェクトの中でいろいろなタイプの学校づくりの構想がすすんでいます。プロジェクトには私のような授業実践家たちだけでなく、つい先ごろまで校長をしていたA先生もいます、教頭をしていたB先生もいます、栄養士もいます。もちろん学校でバリバリに活躍中の先生たちもいます。

「たのしい教育」の発想でわたしたちが学校を創るとしたら、どういうものができるか?

 すでに、抽象的な段階を過ぎて、具体的なプログラムづくりにすすんでいます。
 年間計画の案を作成してくれたA先生が「六月には平和プログラムを組みたい」と提案してくれました。

 明らかに危険だと思うものは別にして、〈たの研〉では新しい提案には賛成するスタンスです、「実験してみなければわからない」という認識論があるからです。A先生の提案は、どの学校でもやっていることなので、目新しいものではないのですけど、大賛成です。

 たのしい教育と平和学習は両立するのか?
 もちろんです。

 たのしい教育は面白しろおかしい教育でも、奇を衒(てら)ったものでもありません。たくさんの人たちの笑顔と可能性を伸ばすのがたのしい教育です。平和な世の中をつくろうということは、たのしい教育の大切で大きなテーマです。

 石川文洋(ぶんよう)という写真家をご存知でしょうか。沖縄の首里出身で、名物「の まんじゅう」をつくっている店の長男の息子として生をうけました。
 文筆家 開高健(たけし)と一緒にベトナム戦争を報じた写真家で、 『戦場カメラマン』などの名著を数々世に出しています。

https://amzn.to/4eINYG2

https://amzn.to/4eBWVRb

https://amzn.to/3VHu05N

 先日、琉球朝日放送(QAB)の「戦場ジャーナリストのエンディングノート」という番組をみました。※30日(日)深夜2時に再放送があります、おすすめします

 強く心うたれる内容でした。

 石川さんはベトナム戦争当時、従軍カメラマンとして戦場でシャッターを切りました。それらの写真が〈平和の尊さ〉につながるものだといえるでしょう。実際、ベトナム政府が石川さんに、功労賞を授与しています。

 これは実弾あたった近くの草の葉が目の前に落ちてくるような中、身を潜めてシャッターチャンスを待っている時だと語っていました、死と生のすれすれの中を生き抜いてきたわけです。。

 石川さんが番組の中で語っていたのが『普通の人が人間でなくなる、人間でなくしてしまうのが〈戦争〉なんだ』ということです。

 『ぬちどぅ たから/命が宝物なんだ』という沖縄の言葉も講演の中で引用していました。

 では、私たちはどうしたらよいのか?

 戦争の悲惨な現実を知り、元気に、平和に生きていく。
 弱い立場の人たちも元気な人たも、自分の可能性を伸ばし、未来に夢をもつ。

 そういう社会を作ることができる、それがたのしい教育です。

 子どもたちに、元気になる平和教育を実施していきたいと考えています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

たのしい授業「二十四節気:夏至」(1)@楽しい授業@楽しく島言葉

 最も昼が長い日が夏至の日、この記事は今年の夏至の日=2024年6月21日(金)に書いています。

 夏至の日は太陽が最も高い位置に来る日、そして太陽が姿を見せている時間(昼時間)が一年で最も長い日です。この〈太陽が高い位置〉という表現は、子どもたちがうまくイメージできない言葉の一つです、そのことを詳しく書きたいのですけど、サイトのボリームの関係で、今回は先に進みます。

 夏至を島言葉・琉球言葉で「カーチー」と呼んでいます、この「カー」は春夏秋冬の〈夏:か〉から来ているのかもしれません、ご存知の方はご教示ください。

 夏至と真逆、、夜時間が最も長くなる日を「冬至」といいます。太陽が姿を見せている時間が最も短くなる時間です。
 琉球・沖縄の島言葉では「とぅんじー」といって、沖縄の伝統的な食事「じゅ~し~:沖縄風炊き込みご飯」を食べる慣わしがあります。けっこう美味しいですよ。

 地球創生の歴史をみても、そして科学的に研究をすすめても、動物・植物にとって生命維持のよりどころといえるのが「太陽」だというのは間違いないでしょう。
 明日からは太陽がのぼりません、となったら、植物たちが枯れていき、その進行と同じように動物たちの命が失われていきます。しだいに氷の世界になって、菌類たちも滅びていくでしょう。

 沖縄のように、それほど寒くならない地域に住んでいる人たちはそれほど感じていませんし、さらに日差しの強い国々、たとえばイスラム地域、砂漠地方の人々は、太陽より月をありがたく感じてして、国旗にも月のマークを入れています。

 けれど寒い地方では、太陽が上らないと大変です。

 一年で最も大切な日は〈冬至〉つまり「さぁ、これから太陽の日差しが少しずつ長くなっていくぞ」という日でした。

 古代北欧では、冬至の頃に「ユール」という祝祭が行わてたくさんの人たちの大切なお祝いの日でした。その日は太陽の力が最も弱まる日です、つまりこの日を境に太陽の力が復活していくわけです。「太陽復活祭」というお祝いです。
 キリスト教普及の戦略としてイエス・キリストが生まれた日をユール(太陽復活祭・ユール)の日に重ねて庶民にお祝いを広めたのがクリスマスです。

 地球が傾いた状態で太陽の周りを回っているので、私たちの祖先は経験則で、陽の光(熱)のあたり具合を次の四つにわけて大切に伝えてきました。

冬至:北半球では、1年のうち、昼の時間が最も短くなる日
春分:夏にむけて昼と夜の時間の長さがほぼ同じになる日
夏至:北半球では、1年のうち、昼の時間が最も長くなる日
秋分:冬に向けて昼と夜の時間の長さがほぼ同じになる日

 はじめに書きたいことに行きつくまで、けっこう時間がかかりました。
 ここで問題です。

問題1
 今みてきたように、夏至の日は昼が一年で一番長い日、夜が一番短い日です。
 では、どれくらい昼が長いのでしよう。

 何なに「そんなの調べてみたらすぐわかるよ!」ですか。
 いやいやそれはとてももったいない、推理小説の犯人を調べてから続きを読み続けるようなものです。
「え~、あいつだったのかぁ!」
「さすが、わたしの推理は正しかった!」
という感動が激減します。
間違うことは恥ずかしいことではありません、間違ってもたのしく賢くなる、当たってももちろんたのしく賢くなる、それがたのしい教育です。
 さぁ、まず予想を立ててみてください。

 1日は24時間ですから、昼夜の長さがほぼ同じになる〈春分〉〈秋分〉の日は、昼と夜がほぼ12時間ずつです。

 では夏至の日、昼時間が一年で最も長い日はどれくらい昼夜の差があるのでしょう、予想してみてください。
 〈たの研/たのしい教育研究所〉は琉球・沖縄にありますから、沖縄の場合で考えてみましょう。

選択肢
 昼は夜より
 ア.数分長い

 イ.30分くらい長い

 ウ.一時間くらい長い

 エ.2~3時間長い

 オ.その他

 

どうしてそう予想しましたか?
あなたの考えを聞かせてくだささい。

 もう一つ問題を考えてみてください。

問題2

夏至の昼と夜の長さの違いは、日本中どこでもほぼおなじくらいの差でしょうか?

たとえば沖縄では昼と夜の長さは二時間違っているけれど、北海道ではその差は一時間、というようなことがあるでしょうか。

予想

 ア.日本中、その差はほぼ同じ

 イ.場所によって違う
  a)南に行くほど差が広がる
  b)北に行くほど差が広がる

 ウ.その他

 

どうしてそう予想しましたか?
あなたの考えを聞かせてくだささい。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!