〈たの研〉の元気な植物たち@楽しい面白い自由研究

沖縄はすっかり夏模様です、朝の庭仕事でも肌がジリジリと焼けてきます。〈たの研/たのしい教育研究所〉の実験ガーデンの様子をご覧いただきましょう。

 これは〈たのしい植物シリーズ〉のプログラムとして取り上げる予定の『挿し木』の実験で育てたミニバラです、すくすく成長しています。

 中には花を開かせたバラもあります。
 バラは挿し木で満足度が高いものの有力な選択肢になりますね。

 もしかすると「いろいろなサイトに挿し木のやり方が出ているから、あらかじめそれでわかるのではないか?」と考える方もいると思います。
 このサイトを熱心に読んでくださっている皆さんなら理解してもらえると思うのですけど、ネット上にはいわゆる〈コタツ記事/自分で試さない孫引き記事〉が散乱しています。また読者受けうるようにと、大げさに語ったものがとてもたくさんあります。

 お菓子づくりのプログラムで大ヒットした「オカキの作り」の時も、ネット上にたくさんある「これこれこうすれば簡単に美味しいおかきができます」という記事通りにやって、どれだけ遠回りしたことか・・・

 ネット上のフェイク(偽り)がこれからの大きなテーマです。

 以前、読者の方から届いたたよりに「ネット上にあって、誠実にウソなく綴っているこのサイトは貴重です」という言葉がありました。

 二つの桜に挟まれてわずかな日光しか届かなかった真ん中の桜の木は、枝をどんどん伸ばし、矢印のところまで伸びています。まず両方の桜の背丈あたりまで葉を広げて光合成をさらに促進させて、幹を太くしていく作戦でしょう。

 捨てる紙でつくった年度状の土でくるんで土に埋めたヒマワリの種は、すくすく育ち、花を咲かせました。

 東北の唐辛子は生き生きと元気に育ち、たくさんの実をつけています。


 問い合わせの多かった、桜の挿し木は、二週間くらい経っても、植えた時とほとんど同じ様子です。
 1ヶ月くらいしたら変化がはっきりすると思います。

 植物たちとたのしくつきあうにも〈予想⇨実験〉です。
 みなさんも予想を立てて、植物たちとつきあってみませんか。

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自然や人との触れ合いが本物の知恵を育てる:A.I.学習ではたどりつけない地平

 A.I.についてのいろいろな質問や意見がたまって来たので、前回に続いてA.I.に関してのたのしい教育の視点を書きたいと思います。※こちらのミスで完成前の文章がしばらくUPされてしまいました。午前零時近くから読んでいる方は目にしたと思います、すみません。これが完成版です

 人間の傍でほしい情報やアドバイスを提供するA.I.の力は爆発的な可能性を感じさせます。それは30年くらい前にインターネットが登場して世の中を変えた頃の状況に似ているでしょう。

 A.I.はネット上の知識を私たちが理解しやすいように整理して提供してくれることに特化したシステム、私たち人間の能力を凌駕するほどのスピードで莫大なデータを駆使するシステムです。
 その素晴らしい力でいろいろな知識を整理して提供したり、文章や画像、動画を生成し、私たちの学びや仕事を加速させてくれます。

 けれど周りの人たちや自然環境、生き物たちとの触れ合いなくして本物の知恵・賢さは身につかないでしょう。

 たとえば「こういう伝え方をすると相手は安心するのだ」「こういうことをすると人は傷つくのだ」ということを知識として知るのではなく〈体感〉する、それはA.I.学習では不可能です。
 何しろA.I.には生身の身体がありません。
 触覚も味覚も聴覚も、相手がかもし出す雰囲気を感じる力もありません。
 誰かに恋をしたこともなければ、気まぐれなことをした経験もありません。

 友だちと遊ぶ中で身につけていく対人関係の妙はA.I.で身につけることができるでしょうか?

 A.I.のたのしさも学ぶ価値がある。
 けれど自然や人間との関わりから学んでいくことは、その何百何千何万倍も貴重でたのしいものだと思います。

〈たの研〉に、子どもたちが授業をたのしんでいる写真が送られてきました。

 Bくんがカイコの幼虫を手にしている様子です、とてもいい表情をしています。

 これは「見た目にはわかりにくいけど、実は成長しているのかなか?」と長さを測っている様子です。
 その表情もとてもいい。

 このたのしさ・ワクワク感でBくんはどれだけたくさんのことを学んだことでしょう。
 A.I.中心で学んでいって、こういう魅力的な子どもが育つでしょうか?
 いいえ、A.I.とのやりとりではたどり着けない地平です。

 今回の記事は、このサイトにA.I.に関する質問してくれたいろいろな方たちの答えになったのではないでしょうか。

 さぁ、私たちもキーボードから離れて、野山さんぽに出ませんか?
 友だちに連絡して、今日この頃の様子を語り合ってみませんか!

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A.I.で遊ぼう プラス お勧め@フリー画像/パブリック・ドメイン

 A.I.での画像生成に関する質問が届いています。イラストや写真、ショート動画などを作成(生成)するのは比較的簡単とはいえ、こちらのイメージに近いものを生成・作成するのはとても時間がかかる上に、A.I.の方が「これ以上は無理です」というようにサジを投げてしまうこともあります。

 そんな時はweb上で似た画像を探して、それを見てもらいながら「この画像をクレヨン画で描いてください」と続けていくとうまくいくことが多いですよ。

 もう一つ、パブリックドメイン(フリー著作権素材)をそのまま利用するのもおすすめです。たとえばここ「パブリックドメインQ」⇨ https://publicdomainq.net/

 このパブリックドメインQにある画像をA.I.で変換してみましょう。

 たとえば川を行き交う小舟の写真があります。

 この画像をUPしジェミニ2.5Flushに「この図を水墨画のイメージで描いてくれませんか」と頼むと⇩

ChatGPTに「クレヨン画で可愛く描いてみてください」と頼むと⇩

 こういうことができるようになったので、私の書籍執筆が格段に楽になりました。

 みなさんもたのしんでみませんか。

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楽しい花さんぽ〈アジサイ/紫陽花の季節〉で楽しい面白い自由研究@楽しい原子論

 出張で飛び回る日々、遠くに見える鮮やかな彩りに惹かれて近づくと、アジサイ(紫陽花)の花が咲いていました。アジサイは日本原産の植物です、写真に見える「ガクアジサイ」がアジサイの原種です。※「ガクアジサイ」と「ヤマアジサイ」を加えていねるサイトもあります、どちらも全体的な作りは似ています

 手毬のように丸く膨らんだアジサイは、日本のガクアジサイが海外で品種改良されて、逆輸入されたものです。

wikipediaに感謝して引用

 以前「アジサイの花に見えている部分は植物学的にいうと花ではない」という記事を書きました。未読の方はどうぞ、たくさんのお便りをもらった記事の一つです。

楽しい理科・楽しい植物学@ガクアジサイは面白い

 今回はその時に個人的に宿題にしておいた、アジサイの色の話を書きたいと思います。ちょうど今「原子論と楽しい人生」をテーマに執筆しているので、その一つのテーマにしてもよいと考えています。

 アジサイの色は大きく〈青〉と〈赤〉の系統に分かれます。

 知っている人もいると思います、土壌の酸性度・アルカリ度によって色が違ってきます。
 アジサイの色はリトマス紙の反応と逆になる、とイメージすると覚えやすいとおもいます。リトマス紙の判定でアルカリ性は〈青〉反応を示します、アジサイは逆で、アルカリ性の土壌で花が〈赤〉くなります。

 アジサイを漢字で書くと「紫陽花」、紫の陽(ひなた)の花です。

 アジサイの花にある〈アントシアニン〉という分子は、土壌にあるアルミニウムと結びつくと青系に発色します。

 地球上に存在する原子を多い順に並べると〈酸素〉〈ケイ素〉〈アルミニウム〉です、アルミニウムは土壌にもたくさん存在しています。

 火山ガスには酸性のものが多く、火山の多い日本の地質は酸性に傾くようになります、もちろん全てではありません。

 もともとアルミニウムは地中に多いので、その酸性に傾いた土壌の中で、植物に吸収されやすい状態(イオン)になるものもたくさんでてきます。それで青系のアジサイが多くなります。

 そこで考えてみると、アサガオも青系と赤系があります。

 ブドウの色も青系、赤系があります、ほかにもあるでしょう。

 それもアジサイの反応のような仕組みがあるのではないかな。

 みなさんはどう思いますか?

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