たのしい子ども未来キャラバン〈ワークショップもりあがる〉キッチンのタネ

 夏休みにはいった週、こども未来キャラバンを実施しました。自由研究で利用できる〈ワークショップ〉です。

 

 いくつかのプログラムの一つが〈キッチンのタネ〉です、とてももりあがりました。

 たの研で実験した〈キッチンのタネ〉の実験を予想しながらたのしんであと、自分で実験するための準備に入ります。

 

キッチンにあるコショウ(細かく砕く前の丸い実)は発芽するのでしょうか?

ぜんざいを作る時の〈あずき〉はどうでしょう?

 こどもたちの予想を聞いて、その理由も発表してもらってから、実験セットづくりに入りました。
 数日したら実験結果がわかることになります。

 水のかけ方などをくわしく説明して・・・

〈とうもろこし〉や〈もちきび〉も試したいというので、プレゼントして、立派な自由研究セットができあがりました。

 予想通りになるのかどうか、今日もたのしく水かけをしてくれていると思います。

 こどもたちの賢さたのしさを、どんどんひろめる〈たのしい教育研究所〉です。

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授業の基本は〈知的好奇心〉を高めること/感染症対策万全

 感染症対策に万全の〈たの研〉では、参加するメンバーはそれぞれの健康チェックやマスク、手指等の消毒、備品や文具等の消毒、もっとも多く声を発することになる私いっきゅうは必要に応じて〈抗体検査〉をしています。それらに加えて開かれた窓や戸ひとつずつに設置された大型ファンが勢いよく回り、強い空気の循環を作り出しています。エアコンが稼働しているとはいえ夏の暑さの方が上回るのですけど、空気感染症にはこういう対策が決定的に効果があがります。
 こういう万全の対策が続いているおかげで、コロナ感染が広まる中でも〈たの研〉の講座等で感染症の発症は0です。

 こういう対策の中、自分の授業力を高めようと〈たのしい授業スーパーバイズ〉が開催されました、個別の指導です。

 明らかに力が伸びてきました。

 次のスーパーバイズでは、こう投げかけようと思います。

あなたが子どもだとしたらどんな先生から学びたいですか?

 読者の皆さんも考えてみてください。

 書き順を正しく教えてくれる先生ですか?
 計算が早い先生ですか?
 いろいろな国のことや星座の種類をたくさん知っている先生ですか?
 それとも、とにかく点数をあげてくれる先生ですか?

 もちろん〈とにかく自分の点数を上げてくれる先生が一番だ〉と考える子どももいるでしょう。けれど多くのこども達は「〈このことをもっと知りたい、もっと勉強したい〉と感じさせてくれる先生から学びたい」と考えるのではないでしょうか。

 保護者にとってもそうです。

 私の長い教師生活の中でこども達の達成度得点はほぼ上位だったのですけど「うちの子の点数が上がりました、ありがとうございます」と伝えてくれた保護者は記憶にありません。

「今まで算数が苦手だといっていたのに、六年生になって算数が好きになったっていうんですよ」
「先生が毎日本を読んでくれるので本が好きになったから、自分も本が欲しい、本屋さんに連れて行ってはじめていったんです」
ということを伝えてくれる保護者の方達はたくさんいます、全員がとても嬉しそうに。

 授業ではこうしなくてはならないシリーズがたくさんあります。全員に発言させようと頑張る先生もいます。ノートのとり方を徹底的に指導する先生もいます。私の知っている先生は〈姿勢が基本だ〉と、手の上げ方の角度まで指導していました。書いていて思い出したのですけど、宿泊学習の指導者の方が「靴箱の靴の置き方が学校生活のスタートです。くつの前をそろえて置ける子にならなければ授業もいいかげんで身につかない。集中力もなく、悪い友達と遊ぶようになる」と言い切っている先生もいました

 それらは意味があってやっていることなのでしょう。ただし、それでこどもたちの笑顔が増えていくのか、元気になっていくのか、クラスが好きになってきているのかを実験としてみていく必要は必須でしょう。

 いろいろな大切なことリストの中で、もっと上の方、基本の部分に〈こども達の知的好奇心を高めることができる授業づくり〉をおくことが大切だと考えています。

 次回のスーパーバイズがたのしみです。

 興味ある皆さんはお問い合わせください。

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人生はたのしさに満ちている/たの研の勢いの源は応援してくれる人たちの声/たのしい学力向上の検索で〈たの研〉ダントツ

 この記事を書いているこの日、公式サイトや私の書いた文章をいろいろ読んでくれているHさんから「沖縄市の研究所に顔を出したいけれどいますか?」という連絡が入りました。講座や〈しまくとぅば〉の授業などでスタッフは飛び回っているので、私が第3研に向かいました。

 なんと「たの研のみなさんで食べてください」とおいしいものを持ってきてくれました。

 青々としてぎっしりした巨大なゴーヤーと・・・

 カゴに入れてもあふれてくるたくさんのスコーン、そして思いのこもったことばが添えられていました。


  おかげさまで、たのしい教育研究所の活動は県や企業をはじめ、いろいろな処に注目をうけいろいろな支援も届いています。

 それは、このサイトを読んでくださっている皆さんをはじめ、たくさんの方たちの応援が大きな力になっているに違いありません。

 この地球はたのしさに満ちています。

 知的好奇心をゆさぶられるものに溢れています。

  そして美しい星です。

 けれどそのたのしさも知的好奇心も美しさも、人と人とのつながりがなければ無味乾燥したものになるでしょう。

 たのしさを伝えたい人がいる、知的好奇心を自分だけのものにせず、周りの人たちの笑顔につなげていきたい、そしてこれから生まれてくる人たちのためにも、この美しい星を壊さないようにしなくては・・・

 そういうことも、たとえば今日たの研に来てくださったHさんがいてくれてさらに強く感じます。

 人と人との繋がりを感じる美味しいひと時になりました。

 帰りぎわに「サイトの記事を読んで、わたしももっといろいろ調べてみたくなりました」と語ってくれました。

 声としてはとどかなくても、応援している方たちの熱量がはっきりわかることもたくさんあります。その一つが〈サイトの検索順位〉です。
 ご覧ください、〈たのしい学力〉で このサイトはGoogleとYahooの検索順位はダントツです。

「学力向上」についての相談やお便りをいただく機会が増えてきたのは、このせいですね。

 これからも力をいれて「このサイトたのしいよ、こどもたちや周りの人たちに話したくなるよ」そう言って、周りの人たちに伝えていただけるようにたのしく綴っていきたいと思います。
 応援よろしくお願いいたします。

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自由研究のその前にー何が正しいかを追求するのは人間の本性(ほんせい)/真理を追求するたのしさ/板倉聖宣(日本科学史学会前会長)に聞けなかったこと

 夏休みになり自由研究がテーマになることも増えてきました。このサイトにも自由研究のヒントがいっぱいつまっています。「いっきゅう先生の書いていることをテーマにしました」というお礼が届くこともあります。この夏も自由研究の具体例を紹介していきたいのですけど、その前に〈なぜ自由研究するのか〉という話をしておきたくなりました。

 自由研究というとたいていは〈科学〉がテーマです。
 では科学とは何か?

 師の板倉聖宣は「仮説を立てて実験し真理を追求するのが科学である」と何度も語ってくれました、それほどに人々の「科学とは何か」という認識が不確かなものだったからです。

 板倉先生は仮説実験授業研究会の代表をつとめただけでなく、日本科学史学会の会長もするほど科学史の分野では名の通った人でしたから、科学とは何かということとあわせて、〈人間が科学を手にする前〉にどういう認識の流れがあったのかについては、けないままでした。板倉先生がもういないことが、とても残念です。
 これまで教えてもらったことを元に〈なぜ自由研究する〉のかについて考えてみたいと思います。

 原始時代と呼ばれた頃、わたしたち人間は知能の高まりにともなって、自分たちの理解を超えたことが起こると、〈神〉の物語りを作り出して、全てをそのせいにしてきました。

〈雷は天の神が怒っている〉〈竜巻は神が地上のものを欲しがって吸い取ろうとしている〉というように・・・
 死んだら天使や悪魔が連れていくというのもそのたぐいです。

 人間たちにとって不思議なこと、理解を超えたことはとてもたくさんあったらので、それらを説明するためには、怒りの神や優しい神、男の神だけでなく女の神、戦いの神や癒しの神など、たくさんの神を作り出していきました。ギリシャ神話ではじめ、いろいろな国にたくさんの神々の話が残っているのは、そのせいです。日本でも〈八百万/やおよろず〉の神という様に、ものすごい数になります。

 それが一つの地域の中で語られている時には〈納得いく説明〉として信じる人たちもいたのですけど、交通の発達に伴って離れたところに住む人たちとも交流していくことになりました、船で遥か遠いところに住む人たちと触れ合うこともありました。

 違うところに住んでいる人たちは、自分たちが信じていた神たちと違う神の話をしていることに驚くことになります。「おや、嵐は〈陸の神◯◯〉が起こしているはずなのに、ここに住む人たちは〈森の神◯◯〉が起こしていると信じている・・・いったいどっちが正しいんだ?」
 もっと離れたところに住む人たちは〈海の神◯◯〉が起こしているという・・・


「この世界はこれこれだ」と信じていたことが、いろいろなところで考えが違う・・・いったい何が正しいのだ?

 自然にそういう疑問は大きくなっていき、どっちの神が正しいのかハッキリさせようと考える人たちも出てきました。
 そして〈神〉という説明にはどれも証拠などなく、誰かの作り出した物語りであることもわかってきました。現在では、科学の研究がすすむにしたがって、もう〈神〉という想像物を持ち出さなくても、嵐もカミナリも自然の現象として説明できる様になりました。私たち人間は神が作り出したのではなく単細胞生物から進化していく過程でできてきたこともハッキリしています。

 自然の中の食べ物を探す時にも同じ様なことが起こります。

 同じ様なキノコに見えていても、こっちは食べることができて、こっちは食べることができないどころか死んでしまう。
 安全な食べ物と危険な食べ物について、正しく見分ける力が必要になってきます。

 山に分け入る時にも、右のけもの道を行くとキケンで左の険しい道は安全であるという違いもわかってきました。

 実はそういう過程が〈自由研究〉なのです。

「私たち人間は〈何が正しいのか〉を追求していく動物だ」ということもできるでしょう。

 板倉聖宣は「仮説を立てて実験し真理を追求するのが科学である」と語りました。

 どうして仮説を立てて真理を追求しなくてはならないのか?

 追求しなくてはならないのではなく、何が正しいのかという真理を追求することが私たちの本性(ほんせい)だからです、本能だといってもよいでしょう。
 知的好奇心と名付けられたその本能は、実にたのしくてやめられないものです。

 今後も科学を追求していくこと、つまり自由研究することを私たちはやめないでしょう。

 ただしその科学の追求は一部の人たちのためではなく、広い地域のすべての人たちの幸せ・笑顔と結びつくことが大切です。この話はまた項をあらためて書くことにしましょう。

 自由研究の話もこれからいろいろ書いていこうと思います。その前に、こういう話も大切なことだと考えています。

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