自由研究の相談続々届く@ネット上の順位上々〈もったいない発見隊〉の話ほか

〈たのラボ〉のサイトは人気上場です。「たのし自由研究」検索で、本田技研工業、ベネッセと日々しのぎを削っています。今回はトップ表示されているとはいえ、明日は本田技研がトップ、昨日はベネッセがトップというように順位が入れかわっています。
 〈たのラボ〉を応援してくださるみなさんは、サイト記事を読む時、「たのしい自由研究」で検索してうちのサイトをクリックしていただけると強い一票になります。可能な方はよろしくお願いします。

《たのラボ》の自由研究はとにかく多彩です。
 メンバー全員、自由研究が大好きなので、〈たのラボ〉でもどんどんアイディアが出ています。

その一つが「もったいない発見隊」というプログラムです、楽しい環境教育(これも検索第一位です)の領域の一つです。

捨ててしまうものが宝物になったり、おいしく変身したり、思わぬところに役立ったりします、8/1の自由研究まつりが終わったら、紹介できると思います。

※

 ところで最近とどいた自由研究の相談で、すでにUPした「大きい雨粒と小さい雨粒」という実験を紹介しました。

台風の日々にたのしく過ごす工夫「大きい雨粒と小さい雨粒」@楽しい面白い自由研究

 実験の前にはかならず「予想」を立てることです。
 予想をたてると外れても当たっても賢くなります、本当です。

 ガリレオは大きな球と小さな球が同じスピードで落ちることを発見しました。

 するとガラスについた雨粒も同じ速さで落ちるのでしょうか?

 それとも雨粒くらいの大きさだと違う結果になるでしょうか。
 ガラスについて落ちてくるものは空気中をそのまま落ちてくるものと違うのでしょうか。

 ここから先は実験して確かめてみてください。

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アドラー心理学の野田俊作先生から学んだこと〈健康なパーソナリティー〉@PEALカウンセリング入門

 私のカウンセリングの師〈野田俊作先生〉についての質問が連続して届いています。
 一人はカウンセラーとして手広く活動している方でした。
 岸見一郎さんの本でアドラー心理学を知ったけれど野田俊作先生については知らなかったそうです。その方の質問に答える形で書きます、カウンセリングなんて知らないし興味もない、という方にもきっと興味を持っていただけると思います。

※ちなみに私が大阪の野田俊作先生の元に通って、〈かささぎ壮〉とよばれる斜め気味に建つ合宿所に泊まり、アドラー心理学やカウンセリング、瞑想技法を修行していた頃、岸見さんも私の横に席を並べて一緒に野田先生から学んでいました。いかにもギリシャ哲学を学んでいると思わせる静かな雰囲気で、岸見さんのたたずまいも語りも記憶残っています。

⭐️

 私がもっとも多く紐解いた野田先生の著書は「続・アドラー心理学トーキングセミナー」だと思います。

 開くといろいろなところにマーカーカラーと付箋紙が見えます、ページによっては書き込みも多数です。※本文面は読めないように加工

「続」とあるわけですから、その前にまとめた本もあります。アドラー心理学の成り立ちや理論的なものが中心の本です。
 続編では、親子関係を中心のまとめたと書いてあります。でも親子関係にとどまらず、人間関係についての実践的・具体的な内容を取り上げた本です。

 野田先生がトークセミナーとして人間関係について語るとしたら、いったい何から始めたと思いますか?

 とはいえやはりアルフレッド・アドラーのことでしょうか。

 それとも親子とはどうあるべきか、という話でしょうか。

 書き抜いてみましょう。※私が一部編集してあります

1. 健康なパーソナリティー

精神的に健康な人とは

精神的に健康な人とは、どんな人だと思いますか?

思いつくことをどんどん言ってみて下さい。

「明朗快活」
「前向き」
「からだが健康」
「自分らしい」

「こだわりがない」
「喜怒哀楽のバランスがとれている」

「自分のやりたいことをやって生きている」
「いきいきしている」

「情緒が安定している」…

まだ、いくらでも出るだろうけど、まあ、そんなものかな。

 いま言ってくださった中で、私が賛成するものと反対するものがあるんです。

 まず、いきいきとしているとか、前向きであるとか、自分のやりたいことをやって生きていくというのは、基本的には賛成。

 反対に、健康なパーソナリティーの条件にならないと思うのは〈からだの健康〉です。

 からだが健康でないと健康な精神が持てないというのは大変おかしな話です。

 それでは身体にハンディのある人たちはどうなるのか、あるいは、われわれ自身が病気になったらどうなるのか。

からだがどんな状態であれ、それと関係なく心は健康でおれるだろうと思います。

 この考え方自体は、私も教師を始めたころから持っていました。仮説実験授業のサークルレポートで「健全な精神は健全な肉体にやどる」という言葉がもつ怖さに触れたことがあるくらいです。

 だいぶ前に、介護の仕事をしているNさんから、難病のAさんの明るい性格の話を聞いて、とても嬉しくなったことがありました。出世のためにしのぎをけずる人たちよりずっと健全だと思ったものです。

 問題は「ではどうすれば〈心の健全さ〉を保つことができるか」です。

 カウンセリングでは千差万別、その人の状況にあわせて、と語ります。
 もちろんアドラー心理学でもそう語ります。

 野田先生から学び開発したPEAL心理学・カウンセリングには一つの答えがあります〈たのしさの方向にすすむこと〉です。
それはたとえば
 🟢自分の笑顔がひろがる方向に
 🟢自分の可能性が広がる方向に
 🟢周りの人たちの笑顔が広がる方向に
ということです。
 興味のある方はお問い合わせください。

 今回はここまで。

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効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その2「効率重視の子どもたちはA.I.を凌ぐか?」 @たのしい教育の発想法

 効率を重視する価値観の中で育てられていく多くの子どもたちは、当然その価値観で育っていくでしょう。そういう中で反発して従わない子どもたちが出てきます、それは人間の強さの一つともいえるでしょう。

 効率の良さを重要な価値と考えて育った子どもたちは、たとえば
〈たくさんの仕事をこなす人の方がよい〉
〈言われた仕事をどんどんこなせる人がよい〉
 なんならテレビで流行った〈24時間闘える人の方がよい〉
と考えていくでしょう。

 でもよく考えてみると、それは機械などに要求する内容ではないでか?

 いやいや内容の伴ったものである方が重要だという人もいるでしょう。
〈人々の目を引くイラストをたくさん描くことができるのがよい〉
〈読ませる文章をたくさん書くことができる方がよい〉
というように。

 ところが今ではA.I.がその役を担ってくれます。

 効率というなら機械に任せるとよいのです。

 そもそも道具、機械・A.I.は人間ができる仕事の一部を担わせたり、それを効率的にしたり、長時間続けられるようにしたものです。

⭐️

 では人間はどうしたらよいのか?

 いろいろなものをコントロールするような機械的な仕事でしょうか?

 いやいや、それも機械が担ってくれます。今では自動運転の乗り物もできました。機械をコントロールすることもA.I.が担ってくれます。

 とても重要な答えのひとつが「〈感性〉を高める営み」です。

 機械・A.I.には〈実体としての身体〉がありません、感性がないのです。
 朝陽に感動する心はありません。

 A.I.にできるのはネット上に存在する〈朝陽に感動したという情報〉を集めて整理して提示する作業です。

 これまで人間が担ってきた、文字通り〈機械的な仕事〉は機械・A.I.に任せ、生きている人間にしかない〈感性を活かす能力〉を高めていくことが、福祉・教育に求められるものでしょう。

 特に〈たのしさ〉は重要です。

〈悲しさ〉〈痛みを感じる感性〉も大切とはいえ、〈楽しさ〉の向きにすすむことで、たくさんの人たちの笑顔と可能性が広がっていくからです。

 その意味でも〈楽しい福祉&教育〉は、これからもとても重要な営みだと考えています。

 楽しさの視点でいえば、機械に担わせているもの、機械的な作業になっているものを人間の手に取り戻すことも大切です。

 たとえば最近作成している、板倉先生の『にている親子 にてない親子』という絵本を元にしてリアル体験版のプログラムもその一つです。

 ひまわりのタネを植えて、育つ過程をワクワクしながら眺めること。あんな大きくて重そうな頭(顔)の部分を無理して支えている根や茎の不思議さを感じることなども、機械的、流れ作業的なものから、人間の感動に取り戻すことも大切です。

 効率重視なら、8:15までに投稿しなくてはいけないという学校の決まりを優先しなくてはいけません。
 登校途中に具合の悪いおばあちゃんを見かけて、間に合わないからと行きすぎる子どもより、心配だという感覚・感性を優先し遅刻を受け入れて「おばあちゃん大丈夫ですか?」と語りかけるような子どもたちが育っていくことが大切でしょう。

「効率重視」から『感性重視』に、それが《たのラボ》の向かうところです。

 ご意見・ご感想、たのしみにしています。

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効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その1 @たのしい教育の発想法

〈たのラボ〉のサイトを読んでくださる方たちが増え、質問や問い合わせもたくさん届いています。その中には発想法的なものに興味をもってくれる方の割合が高くなってきました。

 数年前「理論的なものは好まれないだろう」と感じていたことも、今なら興味深く読んでもらえそうです。

 今回は書いてお蔵入りさせてあった記事に少し加筆してを紹介したいと思います。

 〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉は批判でなく《提案》をする組織です、その視点で読んでいただきたいと思います。

⭐️

 以前、子どもたちの居場所づくりの計画を立てている時、お尋ねしたいくつかの〈こどもの居場所〉があります。いくつかの方法について質問していく中で、責任者の方から「そういうやり方は効率が悪いので取り入れていません」という話がでて、おどろいたことがあります。

 効率というのは工作機械(ものを作る機械)などについて問題になるものであって、教育や福祉の場で問われるものではないと考えているからです。
 機械などではない場合でも、効率が問われるのは「答えがほぼ100%決まっているもの」についてでしょう。

 残念なことに、学校でもそれを問題にする先生たちがいるようです。

 教育や福祉の活動では「こうすればほぼ100%こうなる」というようなものはほとんどありません。

 雑誌や本、ネット記事には
🟢「こうすればかけ算が好きになる」
🟢「こうすれば逆上がりができるようになる」
🟢「こうすれば友達ができる」
🟢「こうすれば優しい子に育つ」
という謳い文句がたくさん目につきます。

「いったいそれはどれくらいの確率を保証しているのだろう?」と感じています。

 もしも50%以上に確率で成り立つのだとしたら、とても優れた方法だといってよいでしょう。
 でもそれほど高い確率で効果を保証するような方法は見つかりません。
 ※ご存知の方はぜひ教えてください
 もし見つかったにしても、その方法でさえ、ふたりに一人しか効果を示さないということです。

《たのラボ》のプログラムは、そういう中にあって『90%以上』の満足度を得たものを紹介しています。
 そのプログラムも「こんなのつまらない」と感じている人がためしたら、90%に至らないでしょう。人間のワクワクが子どもたちに真っ先に伝わる、というのは、確かな実験結果だからです。

⭐️

 教育や福祉は、それぞれ個性の異なるいろいろな人たちと向き合う活動です。
 楽しい福祉&教育 はその中でいろいろな方法を試して、子どもたちが「楽しい、もっとやりたい」というものを見つけていく試みです。

 福祉や教育に関わる活動はすべからく、「この方が効率がよいから取り入れよう、これは効率が悪いからやめよう」という判断・価値観ですすめていくと、道を大きく踏み外してしまう気がしてなりません。

 たとえば教育の中で〈効率〉を重視して子どもたちを育てていったらどうなるか?

長いので、次につづく

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