楽しい国語ゲーム〈いろはパズル〉でもりあがる⇨楽しい学力向上

 〈たの研〉で開発した「いろはパズル」があります、「いろはにほへと・・・」の全てのひらがなを使って単語を広げていって全てのカードを使い切る教材です。

 先週の夏のアウトドア講座で、さくら先生が「今度は〈食べ物〉限定でやってみましょう」と提案し、みんなでやってみたら何とびっくり3文字残ってしまいました、30分くらいやったかな。

 その後いろいろなプログラムで盛り上がったので、続けることができなかったので、今日、夕方マクドナルドに集まって、その続きに挑戦しました。

 テラ先生も加わって、新しい気持ちでトライすると、二つがピタリとはまりました。

 最後の〈よ〉が収まらず、けっきょく全部のカードを使い切ることはできませんでした。

 大人5人が、ああでもないこうでもないと知恵を寄せ合っている姿を、そばを通る人たちが興味深げにみていました、子どもたちは立ち止まって見ていました。

 子ども向けのシンプルなルールから、教師5人を唸らせるルールまで、インドアでもアウトドアでもたのしめる、かなり深いゲームだなと、開発した面々で感動しています。

 興味のある方はお問い合わせください。

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植物写真と植物線画とはどちらがリアル(現実的)か? 伊波善勇(いは ぜんゆう)先生の植物画・技法-楽しい理科・楽しい植物学

 前回の〈沖縄のカエデ〉の記事の中の『クスノハカエデ』のスピンアウトして別記事として書きたいテーマがあります、写真と絵はどちらがリアルかという話です。もちろん〈抽象画〉や〈抽象写真〉ではなく、写実的なものをめざして表現したものについてです。

 沖縄にもカエデがあって、それをクスノハカエデという話を書いたのですけど、それはこういう植物です、〈カエルの手〉の形の様な切れ込みはありません。ちなみに〈カエデ〉は《カエルの手》を略して名付けられました。私が大好きな「新明解語源辞典」から紹介しましょう、この辞書はおすすめですよ、暇な時はパラパラめくっているだけでいろいろな発見があります。

 これがクスノハカエデです、沖縄県の公式サイトに載っている写真です(https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/kusunohakaede.html) 山に入ってこの写真をたよりにクスノハカエデを同定することができるでしょうか。つまり「これかもしれない」と思った〈木〉と〈この写真〉を比べて「これに違いない」と識別できるでしょうか?

 時間はかかるかかるでしょう、その後「これは違うな」とか「ほぼこれだと言って間違いないだろう」と判断するのは難しくはないと思います。

 では伊波善勇先生が描いたクスノハカエデの線画を見てください。山に入ってこの絵をたよりにクスノハカエデを見つけることができるでしょうか。

 これは厳しいと思うのですけど、どうでしょうか。リアルな色彩感や質感は写真に敵いません。
 けれど「これかもしれない」と手にした後は
「あ、この葉先の様子が似ているな、違うな」
「葉脈の間隔、様子が似ている、違う」
「花の形が似ている、違う」
といった識別は、遥かに写真より上だと思います。

 以前も書いた記憶があるのですけど、この植物線画には伊波善勇先生の「この葉先はこうなっているんだよ」「葉と茎の間隔はこれくらい離れているんだよ」という様な語りがそのまま描かれているわけです。

 写真と写実画はどちらがリアルか?

 私はどちらもリアルで重要だと思います。

 植物が好きな人は本屋さんで普通に売られている写真図鑑だけでなく植物画の図鑑を携えていると、より楽しめると思います。
 伊波善勇先生の植物図鑑は教育委員会の依頼で作成されたものなので販売されていません(たのしい教育研究所で閲覧できます)、伊波先生がモデルにした牧野富太郎の植物図鑑は販売されています。

 牧野富太郎の植物線画はKindle(キンドル/電子書籍)や青空文庫で無料で読むことができます。※Kindleの作品は一定期間後〈有料〉になる可能性もあります、無料のうちにダウンロードしておければいつでも読むことができます

 みなさんも植物画の魅力を味わってみませんか。こういうところから本物の学力、確かな賢さが広がっていくと思います。

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楽しい科学-虹色の光を見つけたら光のくる方向を探してみよう

 背中に朝の光を感じながら、珈琲を味わいつつ執筆していると、ノートパソコンのすぐそばに虹色の光を見つけました。

 前に目を移すと、壁板にも虹色の光が見えています、虹色の右側の直線はパソコン画面の影でしょう。

 1666年、ニュートンの実験によって「太陽の光は、異なる波長の光つまり〈いろいろな色の光〉が組み合わさって〈無色〉に見えている」ことがわかりました。※1666年という年を覚える必要はありませんけど比較的覚えやすい数字ですよね。ちなみに江戸時代に入る区切りとなる〈関ヶ原の戦い〉が1600年ですから、日本でいうと江戸時代のはじめの頃にこういう偉大な実験がおこなわれていたことになりますね

wikipediaより

 幅のある波長(いろいろな色)を含んだ無色の光が物質に当たって、青い色を跳ね返したらその物質が青に見えます、赤い色を跳ね返したら赤くみえます。
 血液は赤い波長の光(色)を反射して、ブルーベリーは青い波長の光(色)を反射しているわけです。

 頭を動かして後ろからくる朝陽をさえぎったら虹色の光が消えてしまうので、虹色の光は太陽からくる光だとわかります。

 虹は小さな雨粒などが光を通過させる時に屈折つまり進む方向を曲げてしまったり、雨粒の内側で反射させてできます。

 テーブルや板壁は表面で光を反射させるわけで、光を内部に取り込んで反射させるわけでも、光の進む方向を曲げてしまうわけでもありませんから、テーブルや板壁が虹色を作っているわけではありません。

 どうしたわけでしょうか?

 太陽からくる光を何かが屈折させているに違いありません。

 ガラス戸とカーテンくらいしか思い浮かばないなぁ~

 と振り返ってみると・・・

 カーテンの間にクリスタルがぶら下がっていました。

 真ん中あたりの3連続の多面体が太陽光で輝いてみえます、それを通過した光が分光してパソコン近くに虹色を見せてくれていたわけです。

 理科の実験で光を分光する時〈プリズム〉といってガラス状の三角柱を使います。そのせいで〈分光は三角柱で〉と思い込んでしまう子どもたちがたくさんいます。

 でも光は角度によって球面でも分光します、多面体のクリスタルならどんどん分光します、調べてみると〈サンキャッチャー〉という名前で売られているクリスタル多面体がたくさんありました。新しい授業プログラムとして使えそうな予感がしています。

 

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騙されない人になるために-◯◯◯を狙うから騙される-

〈騙されない人になるために〉のシリーズにはいろいろな質問が届きます。たのしい教育は〈本質的な賢さ〉を身につけていく教育です、必然的に〈騙されない人たちを育てること〉もテーマです。
 では質問、「多くの人たちは◯◯◯を狙って騙される」、◯の中にはどういう言葉が入ると思いますか?

 そもそも私たちはどういう時に騙されるのでしょう?
 遊びやいたずら的なものではなく、お金など大きな被害を伴うものについて考えてみてください、どうでしょう。

「この〈掛け軸〉を買って飾っておくと夫さんの病気が治りますよ」

「このブレスレットを手にはめておくと運がよくなりますよ」

「子どもさんがなかなか合格できないのは○○のせいです、悪霊払いしましょう」
「1000万円預けてくれたら○○大学の学部長に合格できるよう、話を通しておきますよ」

「結婚運を高めるには◯◯石がよく効きます」「結婚生活がうまくいかないのはご先祖の霊が関わっています・・・」

 掛け軸で病気が良くなることはありません。
「いや、知り合いの◯◯さんの奥さんは治ったそうですよ」
 では実験してみましょう、と確かめさせてくれる人はいません、実験したらそういう力のないことがわかるからです。
 知り合いの◯◯さんの奥さんは、病院で治療していたわけですね。あるいは何らかの環境の変化の効果があったかもしれません。夫さんの「必ず治る掛け軸をかけたから」という言葉に元気が出て気持ちが上向いたプラシーボ効果・思い込み効果も後押ししたかもしれません。
 いずれにしても体内の細菌を殺すのは〈抗生剤〉や、体内の免疫システムです。悪性の腫瘍も手術や放射線、抗癌剤、免疫系で壊すしかないのです。

 けれど病気がなかなか良くならない人たちの中で、掛け軸や石やツボなどに大金をはたく人たちがいるのです。

 治療、合格、開運、結婚などいろいろなことで騙される人たち、それらに共通するものは何でしょう?

「一発大逆転」です、〈大逆転〉を狙って騙されるんです。

 試験に合格するには、地道に一歩ずつ力を高めていくことです、効果があがる方法はあっても一発大逆転などありません。

 結婚生活がうまくいかないのは祖先の霊のせいではありません、カウンセリングなどを受けたり地道に取り組んでいくしかありません。あるいは離婚という選択肢を選ぶという解決もあるでしょう。お払いで大逆転はありません。

 もちろん大逆転を狙って騙されるだけがすべてではありません、とはいえ振り込め詐欺も〈大金を手にする〉という大逆転を求めている人たちが騙されるということもあるでしょう。オレオレ詐欺も、孫の交通事故を示談金で警察沙汰にしないですむという逆転を狙って騙されてしまうということもあるでしょう。

 こういうことを知っているだけでも、自分が騙されない、周りで騙されようとしている人たちを救ってあげることにつながっていくと思います。

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