言葉で生きていく/たのしい文章入門/PEALスーパーバイズ

「言葉で生きていく」、何かのTVコマーシャルではなく、最近のPEALスーパーバイズの中で語ったことを少し紹介させてください。

 私は日々たくさんの文章を綴っています。最近は動画編集もやっているのですけど、そこに刻む短い言葉は、こうやって綴る文章より時間がかかります。

 それなのに誤字が定期的に出てしまいます。新聞に書いている頃は、一つの文章に時間をかけていた上に、編集のプロがそういうミスを訂正してくれていたのですけど、一人で綴っているとそうもいきません。
 このヒューマンエラーは避けがたいものだと考えています。
 ただし、脱字はほとんど指摘されていないことと、意味が伝わらない文章というものも無い様です、やわらかな気持ちでおつき合いください。

 さて最近、〈今後の人生〉に関わる相談をうけ、結果的にそれは「文章で食べていく」というテーマにすすんでいきました。


 相談したAさんは、いろいろお話をしていく中で、三つくらいの選択肢に絞られて、そのうちに「まず一定期間、文章で生きていけるか挑戦してみる」という選択肢を選びました。書くことは好きなのだと話していました。

 ところで〈文章で生きていく〉〈ことばで生きていく〉というのは可能なのでしょうか?

 このサイトは、ブログ管理者Iさんとの相談で、10日まえくらいから〈広告を受け付ける〉ようにしてみました。
 実施してみて「ああでもないこうでもない」という様に押したり引いたりして実験しているところです、ぜんぜん収益化できる状況では無いのですけど、みなさんのおかげで〈たの研〉のサイトは数あるブログの中でトップクラスのアクセス数を維持していますから、いくらかの読みづらさを犠牲にすることを読者のみなさんが受け入れてくださったら、収益化するのはそう難しくないのではないかと思っています。

 私は二十代の頃、ある街のエッセイコンクールに応募して、それが入賞したことがありました。最優秀は〈対象作品なし〉ということで、結果的に私がトップだったのですけど、そのエッセイは数時間で書いたものだったので、本気で文章を綴る仕事についたらなんとかなりそうだと、教師を辞めた時の仕事の選択肢の一つにしていました。
 結局、たのしい教育にのめり込んでしまい、その選択肢はどんどん遠のいていったのは以前からこのサイトを読んでくださっている読者の皆さんのご存知の通りです。

 現在、「文章ドクター」の依頼は定期的に届きますし、有料メルマガの読者は教育関係の中ではトップクラスなので、私の場合「言葉で生きている」という側面があることは事実です。

 小説家も自分の作品で生きていける人は一握りだといいますから、私はうまくいっている方に入るでしょう。

 それにしても、どうして文章が苦手だという人、書くことが嫌いだという人がこんなに多いのでしょう?

 もちろん学校教育がうまくいっていないからです。
 先生が悪いのではありません、日本の学校教育が全体として持っている〈型はめ・押しつけ型〉〈賞を狙った指導型〉などいくつかが複層的に絡んでいるので、無茶な指導をする先生が辞めたら済む問題ではないのです。

 その子の可能性を伸ばすこと、表現するたのしさを味わってもらうこと、それが周りの人たちに伝わって心を動かすことetc.
 そういう文章教育にシフトしていくことが必要で、それには読者の皆さんをはじめ、たくさんの人たちの支援が必要になるでしょう。

 さてAさんは随分以前に、たのしい作文指導〈たの作〉を購入して、自分でもそれをテーマに書いているそうです。

人気教材〈たの作〉追加作成しました。ご希望の方はお申し込みください

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閑話休題

〈書くことが大好きだ〉というAさんは、小説などには興味がないということだったので、小さなエッセイコンテストで入賞することをすすめました。

 グーグル検索に「エッセイコンテスト」と打ち込むとたくさんみつかります。

https://koubo1616.com/category/essay/

大きめのものならこういうものもあります、ダブるかもしれませんけど。

https://compe.japandesign.ne.jp/category/literature/

 「好きなことで生きていく」と言い出すと反対する人たちが大半です。
 でも「実験もさせない」というのは暴挙でしょう、命に関わるとか大勢の不幸が確実に訪れるいう場合は別ですけど、基本的にその人の人生なのです。

 Aさんの挑戦つまり実験がうまくいくのかどうかわかりません、けれど応援したい気持ちはたくさんあります。そしてまた何かあればたのしく予想変更できるようにすすんでいくとよいのです。

 たの研はそういうみなさんの支援ができる組織でいたいと思っています。

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PEALカウンセリング実践〈オンラインカウンセリング〉とのマッチング

 10月からPEAL教育カウンセラー養成講座がはじまるので、いろいろな仕事と並行して準備をはじめています。

 コロナもあってカウンセリングをオンラインで申し込む方たちもいるのですけど、PEALカウンセリングはオンラインでも十分に効果をあげるカウンセリングで、スマホがあれば可能です。

 大きなケガで肉体的な辛さに加えて気持ち的に苦しいという相談がありました、療養中ですから、オンラインでのカウンセリングです。

 PEALカウンセリングは普通、一回で終わることはありません、その方も数日おきに三回カウンセリングをしました。

「周りの人たちの励ます言葉も苦痛です」と語っていた言葉はしだいにおだやかになり、聞き取りにくかった言葉の調子も次第に聞き取りやすくなりました。

 はじめの頃「どうして自分が」と語る苛立ちも、〈これから〉というテーマにかわっていきました。

 その後「カウンセリングのおかげで、それまでと全然違う生き方ができる様になりました、とても感謝しています」という連絡がきました。
 カウンセラーとしてとても嬉しい言葉です。
※RIDEの個人情報保護規定によって個人が特定できない様に手を加えてありますが、本質的な部分は同じです

  オンラインカウンセリングはコロナ後も受け付ける予定です。
 すでにPEALカウンセラーとして活躍している人たちが複数いますので、その時にタイミングのあうカウンセラーがカウンセリングすることになります。
 必要な方はお問合せください⇨こちらへ

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PEAL敎育カウンセラー養成講座を開催します(資格認定)/たのしいカウンセリング

 やがてくる秋の始まりの10月、PEAL教育カウンセラー養成講座を開催する準備をすすめています。〈理論+実技〉の本格的な資格認定講座で、講座後の試験に合格することで「PEAL教育カウンセラー」を名乗り活動することができます。

 不思議ではありませんか?
 教師は全員が〈カウンセリング講習〉を受けています。
 いろいろな流派のカウンセリングを学んでいる人たちもいます。
 それなのに学校現場で「カウンセリングできます」と言える教師はほとんどいないのはなぜでしょう。

 教師のせいでしょうか?

 いいえそんなことはありません。

 実際私は学生時代、そして教師時代にもたくさんのカウンセリング研修を受けてきました。

 そこでは、カウンセリングマインドが重要だ、共感が大切だ、傾聴が大切だ、閉じた質問より開いた質問を使わなくてはいけない、自己開示が重要だ、非指示的なカウンセリングが重要だ etc.  たくさんのことを学びました。

 そういうことを学んでも、学校現場で、いじめられている子どものカウンセリングや、いじめている側のカウンセリングをどの様にすすめてよいかわからない自分に驚きました。

 私は中学の頃から武道を学んできたので〈力がついているのか、それは形だけか〉を見極めるスタイルははっきりしています。
 いくら時間を重ねても、弱かったら、つまりカウンセリングの力がついていないなら、別な修行を積まなくては強くならない。

 その後、大阪にいるアドラー心理学の泰斗〈野田俊作先生〉の元に行き、実践的なカウンセリングを一から学びはじめました。野田先生も可愛がってくださり、学び、自分でカウンセリングできる様になりました。

 自分でカウンセリングできる様になって発見しました。

 アドラー心理学を含めて、私の知る数々のカウンセリング流派のその技は「それが重要だ」ということは伝えても〈実際のカウンセリングの流れの中で体系化されていない〉のです。カウンセリグを学び始めた人は、深い森の中でクライエントと一緒に迷ってしまうことにもなってしまいます。

 どうしてか?

 クライエントが解決したい問題・課題がそれこそ多様だからです。
 それを束ねて流れをシステム化することは、並大抵の努力では不可能です。
 だから空手の数々の〈型〉の様に、それらの技を固有の闘いの中でこうきたらこうさばく、という技法を伝える。
 試合で勝っていくのは、その技を高め、独自の〈試合感覚〉を発達させた人たちです。

 カウンセリングがうまくなっていく人たちは、いろいろな実践場面で、カウンセリングの技法を独自の感覚を元にして組合わせていった人たちです。私はおそらく武道的な感覚を元にしていたので、アドラーカウンセリングもうまくなっていったのだと思います。

 けれどまた、そういうことを続けていては、はじめに書いた様に「わたしはカウンセリングできます」という先生たちが増えていくことはないでしょう。

 PEALカウンセリングは私の知る限り初めて〈カウンセリングの流れを体系化・システム化〉したカウンセリングです。※他にあるという方は教えてください、ぜひ学び直したいと思います

 どうしてその多様な問題のカウンセリングの流れをシステム化できたか?

 それは野田先生が私に授けてくれたアドラー心理学カウンセリングがとても実践的なカウンセリングであったということに加えて、板倉聖宣先生から〈科学の問題解決の構造〉を学んできたからです。
 他の人がやっても再現可能なものが科学です、ふりこの長さが同じであれば、行って戻るまでの時間つまり〈周期〉はガリレオがやっても小学生がやっても同じです。
 そういう再現可能なものをカウンセリングで構造化したものがPEALカウンセリングです、そしてPEALカウンセリングを〈教育場面〉に特化してプログラムしたのが〈PEAL教育カウンセリング〉です。

 それを学べば、どうして技法を学んできてもなかなかカウンセリングが成功しなかったのかがわかるでしょう。

 これまではごく身近の限られた人たち向けに実技特訓をしてきましたが、機が熟し、また野田俊作先生・板倉聖宣先生の恩に報いるためにも広く募集することにしました。

 「これなら自分もカウンセリングすることができる」そう感じ、たのしくカウンセリングをすすめられるPEAL教育カウンセリングを学んでみませんか。
 実技にウェイトをおいたコースで、講座後の試験に合格すると〈PEAL教育カウンセラー〉を名乗り活動することができます。

 PEALカウンセリング指導者の私いっきゅうが責任をもって指導する贅沢なコースです。
 クライエントが「またこの人のカウンセリングを受けたい」と思える様なカウンセラーを育てていきたいと思います。資格認定のとても濃い内容であるために受講費用もそれなりにかかりますが、興味のある方は早めにお問合せください。

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② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

 

眠れない夜におすすめの読み語り/本当に眠れるか実験してみませんか?

「春眠暁を覚えず/春はぐっすり眠れるものだ から、夜が明けたのに気づかず寝過ごしてしまう」と有名な漢詩にもあるように、春は深い眠りに入りやすい。エアコンはあるとはいえ夏の夜は寝苦しいものです。それに試験や試合などが控えていると気持ちが落ち着かずに眠れないということもあります。

 そんな時など周りの人たちに伝えて喜ばれている睡眠導入ツールがあります。

  朗読サイトです。

 作品はいくつもふあるのですけど、たとえばこれはどうでしょう。

「特に眠りづらいことはない」という人も、試してみませんか。

 ゆっくり呼吸しながら小さめのボリュームで聴くとよいでしょう。

 Youtubeです、設定で〈ループ再生〉になっていると朝までずっと音が出ていることになるので、そうなっていないか確かめておきましょう。

➡︎https://appllio.com/youtube-turn-off-autoplay

 

 ちなみに私いっきゅうは、ずっと起きていたいというタイプなので、一生懸命最後まで聞こうと頑張るのですけど結末までたどりついたことがありません。

 

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