依頼の仕事が終わって少し時間があったので、野山に続く道を歩いてみました。沖縄は海に囲まれていて、細長い形なので、少し移動するとこんなキレイな海を近くに見ることができます、いい処です。
「あ、イジュの花だ」
「月桃の季節だよね」
「お~、カスミヒメハギだ」
「そっか、すでにノボタンの季節だったんだ」
そうやって夏の季節へと移ろう植物たちの変化を楽しみながら歩いていると、土砂が崩れた場所がありました。
沖縄の〈中北部〉は赤土のところが多いので、これもめずらしい眺めではありません。それにしてもほんとに赤みがかった土ですよね。
土の中の鉄分がさびて赤く見えているのが赤土です。
でも不思議ではありませんか、鉄さびって赤かったかなぁ~
これは「赤い」とは表現しないと思うんだけど・・・
みなさんはどう思いますか。
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そう思っていろいろなサビを見ていると「ひとくちにサビといっても、いろいろな色があること」がわかります。
そもそもサビというのは何か?
これもwikipediaに頼りましょう。
錆(さび、銹、鏽)とは、金属の表面の不安定な金属原子が環境中の酸素や水分などと酸化還元反応(いわゆる「腐食」)を起こして生成される腐食物(酸化物や水酸化物や炭酸塩など)
鉄分がさびる時、酸素との結びつき方の違いや程度、水分、別な物質との混ざり具合でいろいろな色の変化が生まれます。
そういうことをふまえた上でサビを見ていると、黒ずんでいたり赤かったり、黄色っぽかったりといろいろな色の変化が生まれていることがわかると思います。
そういう目でみていくと、沖縄の中北部と南部の土の色が大きく違っている理由もわかる様になるかもしれません。
小学校高学年から中学生にかけて、自由研究のテーマにしてはどうでしょうか。
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