豆腐づくりはとっても簡単②作り方 ゆしどうふ=寄せ豆腐

 豆腐の作り方はとても簡単です。
 簡単すぎて信じられないかもしれません。

1.「成分無調整」の豆乳400gと「ニガリ」5gをナベに入れて軽くまぜる
 豆乳というのは豆腐を作る際にできる液体のことで、大豆を水に浸してすり潰して加熱して濾(こ)した液のことです。

 ニガリはスーパーにある多くのものは弱い・薄いので、濃いものを利用しています。

2.火にかけて「沸騰し始め/全体の1/4くらい泡立つ程度」で火を止めて固まるのを待つ。待つのは5分くらいかな、こんな具合に固まってきます。豆腐ができました。

 固まった豆腐をスプーンでやさしくすくって、塩を軽くふりかけてたべましょう。
 本当に美味しいですよ、身体にもとても優しい感じがします。

うまく固まらないということがあったら、ニガリが薄い可能性があります。2gくらい増やしてみてください。

シンプル美味しい豆腐作りの研究はどんどん進んでいます。
みなさんの写真も送ってくれると嬉しいです。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

豆腐づくりはとっても簡単①

 シンプル豆腐づくりに凝っています。スーパーでみる四角い豆腐として固める豆腐の普通の姿、沖縄琉球で〈ゆしどうふ〉、大和言葉の〈寄せ豆腐/よせどうふ〉です。

これは「住吉屋」さんの寄せ豆腐

 あまりにも簡単で、とても美味しいので、豆腐屋さんが潰れるのじゃないかと心配になるほどです。

 これも以前書いた「紙作り」と同じで、学校にきてティーチする先生たちや、私が知っている紙づくりに堪能な人の話によると

「かなり複雑な工程を微妙な調整の中で作成して、やっと紙ができるんだ」

ということになのですけど、実は信じられないほど簡単に紙ができることを紹介しました⇩

とっても簡単 和紙(和紙風の紙)づくり@紙づくりはシンプル2工程/とっても楽しい自由研究

楽しい自由研究・面白い自由研究(楽しい環境学習) オリジナルの紙づくり/読者の方から届いたたよりから

 それと同じで、人間が豆腐づくりをはじめた時はとてもシンプルだったものを、専門の豆腐屋さんとか工場などが手掛けてコストや旨みを複雑・微妙な調整が出てきたのでしょう。

 子どもたちに伝えたいのは、そういう複雑難解なものではなく、人間がその過程・工程を発見した時の楽しさ・面白さ、感動です。それが大きかったから、いろいろな人たちにそれを伝えてきた、伝わっていったわけです。

 簡単豆腐づくりを〈たのしい教育メールマガジン〉で紹介したところ、「これは簡単ですね」と、いろいろな人たちが真似てくれました。その元ネタは『月刊たのしい授業』でした。

 紹介しつつも「微妙な温度調整が本当に必要なのか」と気になって、その後、ある方法を試してみました。

 「ニガリと豆乳をまぜたものを火にかける」⇨「沸騰をはじめたら火を止める」

の2工程です。

 できるんです、〈寄せ豆腐・ゆしどうふ〉が。

 私はすでに10回以上作っているのですけど、失敗なしです。

 次回、写真でおとどけしましょう。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

楽しい面白い自由研究「半分に割った卵の殻を水の中に落とすと?」

 撮りためていた『チコちゃんに叱られる』の録画を観ていたら、ずいぶん前の「クイズおもしろゼミナール」という番組でやっていた問題を紹介していました。

   家族が料理している時や、生活科、理科や家庭科の時間、自立活動の時間にやってみるとよいと思います。何なら朝の会などで問題を出して、給食時間とか帰りの会に実験するというのもたのしいでしょう。

 卵料理の時、カラを捨てず、取っておいて子どもたちとたのしんでみてください。

 こういう問題です、大好きな「チコちゃんに叱られる(NHK)」に敬意を表して引用させていだきます。

0.卵をほぼ半分に割ったカラを利用します


1.いったん水の中に入れてカラの中に水を充します

2.水を満たしたまま、水面にもどして同時に手を離します

さて、二つの卵のカラはどういう向きで落ちていくでしょうか?

ア.両方そのままの向きで落ちていく

イ.逆転して割った側が下を向いて落ちていく

 

 

 

 

 

ウ.片方が上、片方が下向きに落ちていく

 

 

 

 

 

どうしてそう思いましたか?

ぜひ自分で・みんなで予想を立てて実験してみてください。

予想を立てて確かめると、外れても賢くなります。当たっても賢くなります。
何より楽しめますよ。

実験する環境にない、という方はお便りください、時期をみて結果をおとどけします。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

「子どもたちにたくさん自然体験させるべきでしょうか?」⇨「 いいえ!」

 読者の方からの質問に答える内容になります。便りの数が増え、現在は全てに返信することはできなくなりました。時期はズレても、それらをその後の記事に反映させています、よろしくお願いします。

 自然系の記事も人気が高く、これまでの記事を読んだいろいろな方たちから「自分の子どももキャンプ体験させたい」「やっぱり自然体験をたくさんさせるべきでしょうか」という希望や質問を含んだ便りが届いています。今回は、答えに行くまでの前段になりそうです。

 そもそもどうしてこれだけ安全で快適な環境から抜けて〈自然〉の中に入る必要があるのでしょう?

 自分には必要ないと考えている人たちはけっこういると思います。

 自然の中に入るとエアコンはありません、冷蔵庫もありません、ベッドもありません。

 移動は基本的に自分の足で、しかも荷物を背負うことになります。身体が山歩きに慣れていない頃は疲れます。

 自然の中では蚊がいます、ハチもいます、ムカデや蛇もいます、場所によってはクマなどの野獣に出会うこともあるでしょう。

 私は毒蛇には遭遇していない(と思う)のですけど、クマとは10mくらいの距離で遭遇したことがあります。

 家の中にいれば、あるいはたくさんの人たちが過ごす場所にいれば、そういう危険に遭遇するのはとても少ないでしょう。

 教師をしていた頃、学校行事で登山がありました。その学校で毎年恒例で続いてきた行事です。転勤したてで、どういう山なんだろうと思いつつ、歩いていると、私の横にいた別なクラスの女の子が突然泣き出してパニック気味に「どうして私たちがこんなに苦しいことをしなきゃいけないの!」と強く訴えてきたことがありました。

 私は「そうだよね、辛いよね、しばらく休もうか」と伝え、他の先生たちに連絡して、一緒に腰掛けて落ち着くまで見守ることにしました。
 しばらくするとパニックはおさまったので、ゆっくりペースで登ることができたのですけど、「山登りは〈しなきゃいけないこと〉ではない」と今も思っています。

 克服するための山登りではなく、楽しみとしての山登りを体験させてあげたい。

 これだけ便利になった世の中で、野山の自然を体験する意味があるのか?

 人間という一つの種が秩序づけたシステムの外に出て、《自然》という壮大で未知の領域が広がる世界を味わうことは、こんなにもたのしいことだという感覚を伝えてあげたい。

「自分の子どもにたくさんの自然体験をさせてあげるべきか」と悩む方たちには「いえいえ、少しずつ、一つずつでいいから、自然のたのしさを味わわせてあげてください。できればお母さんやお父さんも一緒に!」というのが〈たの研〉の考え方です。

 自然を味わう体験プログラムもいろいろあります、興味のある方はお問い合わせください。

① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!