手のりブーメランの動画完成(飛ばし方編)/楽しいものづくり

 ブーメランを作ったことがあるけれど戻ってこなかった、という人たちがたくさんいます。講座や学校での授業の中で質問してきた感覚では、戻ってくるブーメランを作ることができた、という人たちは1~2%です。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉のブーメランは『手のりブーメラン』と名付けているくらい手もとに戻ってきます。何ならクルクル回転しながら戻ってくるブーメランを、開いた手のひらに乗せるようにしてキャッチすることもできます。

 いろいろなワークショップで大人気なので、飛ばし方の簡単な動画をつくりました、100秒バージョンですからパッと見ることができます。

 ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=nR9LHbrci_s&ab_channel=tanokyou2012

 

 学校などで利用したい方は有料で郵送しています、お問い合わせください。

 ① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

アーモンドの秘密-たのしい植物学

 今日のメルマガにさっそく反応が届いています。アーモンドについて発想法で紹介したわたしの解説についての反響が多いようです。かつてまとめ始めていた「アーモンドの秘密-たのしい植物学」のプログラムに書いたものを、板倉先生の話に〈付記〉として紹介しました。
 板倉先生の話は『広島仮説実験授業入門講座記録集2003』に出ていた一節です。

板倉
 たとえば、みなさんアーモンドというものを食べたことがあるでしょう?
 アーモンドは桜の花よりもっと立派でもっと大きい木です、梅のような実がなります。

※いっきゅう付記
これがアーモンドの木

これがアーモンドの実です。

 

板倉
 梅は実の中に種があるでしょ、その種を壊すと天神さんがある。
 アーモンドの実もその天神さんです。

※いっきゅう付記
実際に梅干しを割ってみましょう、まるでチョコレートの中に入っているアーモンドのようにみえませんか?
 梅干の種の中にあるもの〈仁〉です。

いっきゅう撮影

これがアーモンドの実の中です、梅干しの種の様なものが見えますね。

 その硬い殻を破るとアーモンドが出てきます。

梅干しの中身を食べるなんて変だな、と感じている人もいるかもしれませんけど、アーモンドと似た様なものですね。
しかも梅干しの種の中身もアーモンドに負けず、とても美味しいんですよ。※たくさん食べるとよくないようです

板倉
 アーモンドというのは花は咲くんでしょうか?

 ここまでにしておきましょう。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉で作成中の「たのしい植物学 アーモンドの秘密」は、アーモンドの実は梅干しのような硬い皮を割って一つずつ取り出しているのだということ、梅干しととても似ているのだということ、そして実はどちらも同じ〈◯◯ファミリー/科〉だということなど、話はどんどんふくらんでいきます。

 いずれ発表できると思います、ご期待ください。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

知識より〈科学的な原理・法則〉が重要-「ファーブル昆虫記」の中のパスツールさん

 ファーブル昆虫記を読んでいた頃、とても心動かされた話があります。〈パスツール〉さんがファーブルさんを訪ねた時の話です。

wikipediaに感謝して参照   生誕 1823年12月21日 フランス王国、アヴェロン県、サン・レオン 死没 1915年10月11日(91歳没) フランス共和国、セリニャン・デュ・コンタ 国籍 フランス 研究分野 生物学 主な業績 アリザリン精製の工業化、昆虫学の普及、動物行動学の開拓 主な受賞歴 レジオンドヌール勲章

wikipediaに感謝して参照   生誕 1822年12月27日 フランス王国、フランシュコンテ、ドール 死没 1895年9月28日(72歳) フランス共和国、セーヌ県, マルヌ=ラ=コケット 国籍 フランス 研究分野 化学 細菌学 研究機関 ストラスブール大学 リール大学 リール・ノール・ド・フランス大学 エコール・サントラル・ド・リール リール科学技術大学 高等師範学校 パスツール研究所 出身校 パリ大学 リセ・サン=ルイ 高等師範学校 主な指導学生 シャルル・フリーデル[1] 主な受賞歴 ランフォード・メダル(1856年、1892年) コプリ・メダル(1874年) レーウェンフック・メダル(1895年)

 パスツールさんもファーブルさんも同時代にフランスに暮らしていました。

 すでに科学者として高名なパスツールさんは、政府から、その頃国内で大流行したカイコの病気の調査を依頼されました。

 そこで、ファーブルさんのところに、カイコの話を聞きたいとやってきたのです。

 カイコを見せてもらったパスツールさんはマユを手にしてびっくりします。

「何か中にありますね」
「ありますよ」
「一体、何があるんですか」
「蛹(さなぎ)です」
「え、蛹というと?」
「幼虫が蛾になるまえ、姿を変える一種のミイラのようなものです」
「どのまゆの中にもそんなものが一つ入っているのですか」
「そうですとも。まゆは、さなぎを保護するために幼虫が編むものです」
「なるほど!」
   岩波文庫『ファーブル昆虫記』より

 パスツールさんはカイコがさなぎになるという基本的な知識さえなかったわけです、しかもそれを恥じるどころか感動したのです。

 パスツールさんは、病原菌の専門家です。的確な予想のもとに、カイコの病気に対する有効な予防策をたてました。

 細かい知識はなくても、確かな理論に基づいた的確な知識を立て予想し実験的に確かめるという手法が、きっとパスツールさんにはあったのでしょう。

 考えさせられるエピソードでした。

 

 ファーブル昆虫記には、パスツールさんが訪ねてきたというエピソードが綴られているのですけど、私が調べた範囲では、パスツールさん側にはファーブルさんを尋ねたという話は出てきません。

《騙されない人になるため》の原則の一つは「情報元は複数で判断する」です、たとえばファーブルさんが「世界的に知られた医学者パスツールさえ私の元に来たんだ」という話を創作したとしたら、その事実がゆらいでしまいます。

 そういうことも頭においておく必要があるでしょう。

 私としては、それが事実であって欲しいと思っています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

〈センニチコウ/千日紅〉がいっぱい咲いていた/野山さんぽしていたら/楽しいアウトドア

 最近、野山散歩していたら、いろいろな種類の千日紅(センニチコウ)が咲いていました、自然の作用で花開くには近くに偏りすぎています、きっと花好きな人が植えたのでしょう。

 白いセンニチコウ(千日紅)

ピンク系の千日紅

ムラサキの千日紅

 これは他の千日紅より小さな花だったので、違う種類かなと思ったのですけど、調べてみるとアカバセンニチコウ(赤葉 千日紅)という種類、レッド・フラッシュとも呼ばれているようです。

 12月に入り、冷たい風も吹く季節になりました。
 ほかの地域では夏から秋の植物だと言われている千日紅は沖縄でまだ生き生きと花開いています。

 ところで名前に注目してみましょう。

〈紅〉という名前を持つセンニチコウですけど、白系や黄色系の花もあります。

 アジサイは紫陽花、〈紫:むらさき〉という色がついています、でも青・ピンク・白などバラエティー豊かな彩りの花ですよね。

 植物に色の名前をかぶせるのは、無理があるんじゃないかなぁ。

 もう一つ、センニチコウは〈千日の紅〉という名前です、1000日ってすごくないですか、三年くらい花開いていることになりますよ。

 長く花を見せてくれるとはいえ、これは誇張が大きいでしょう。

 サルスベリという植物があります、〈百日紅〉と書きます。樹木に咲く花で、実際沖縄の様な暖かいところでは100日くらい花を見せてくれるのも難しくはないでしょう。

 センニチコウは、それよりもっと長く花が続くのだといいたかったのでしょう、それでも10倍も多くしたのは、やりすぎでした。

 いったい誰が名付けたのでしょう。

 植物にしろ動物にしろ名前を科学的ではなく情緒的につけることが少なくないので、子どもたちには「まぁ、実際とは違うけれどそう名付けたんだよね」という様に伝えていた方がよいと思います。
 そういうところから、植物の新しい魅力を感じることもあると思います。

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文