たのしい教育こそ子どもの自殺の抑止力!@楽しい教育の発想法

遠くから研究所を訪ねて来てくれる方達がいて、長話しになることがあります。

最近、「岩手県の中学二年生の自殺」という悲しい事件を巡って、担任の先生の対応、管理職の方の対応について憤りと哀しさとを持って熱く語った方がいました。

たのしい教育研究所は批判ではなく、提案をする組織です。
その時にわたしが語ったことを、今回、書いてみたいと思います。

はじめに断っておきますが、わたしはその事件の詳細を知らず、テレビに出ていたという管理職の方の言葉も聞いていません。
しかしそれは「関係ない」と思ってのことではありません。
そういう悲しい事件が起こる、そのたびにますます「たのしい教育」に力を注ぎたいと本気で思っているのです。

これから、学校や学校教育に対する批判はたくさん出てくるでしょう。
担任・管理職・教育委員会等への批判が収まる頃、今度は、いじめた側の責任が強く問われてくるはずです。

そういう「責任の追及」によって、自殺に追い込まれない対応の仕方が広がっていくとしたら大切な意義があるでしょう。
それとは別に「子どもたちの自殺が確実に減っていく」取り組みがあります。

おそらく文部科学省も本気で対策を考えているでしょうから、例えば「子ども達のサインを見逃さない」というような取り組みもさらに強化されていくでしょう。
わたしがここでいう「悲しい事件が確実に減っていく」方法は、そのサインを見逃さないというものごとよりもっと大きな取り組みです。

 それは「たのしい教育を広げていくこと」です。

「たのしい教育」を〈おもしろおかしいもの〉だと勘違いする人は、幸い、少なくなってきましたが、そういうイメージを持つ人は、今回のタイトル「たのしい教育は自殺の抑止力」という言葉にピンとこないかもしれません。
 しかし、これまでのカウンセラーとしての経験、教師としての全経験をもってなお、そう思えるのです。

 子ども達がたのしく賢くなる教育に本気で取り組む先生のもとで、自殺という悲しいことは絶対起こらないとはいえないけれど、そういう悲しい事件はとても少なくなります。

 わたしは公立小学校、小中学校で30年くらい教師をしていましたから、子ども達の様子は身にしみてわかっています。

出会った初めの頃、憎まれ口を投げかけてくる子ども達はたくさんいます。 それまでの先生たちとそういう人間関係を続けてきた子ども達が、パッと変わることはないからです。

教師に気持ちを明かさないこども達もいます。

しかし、子ども達が目を輝かせてくれるような授業を続けていくことで、ハッキリと違いが出てきます。
わたしの経験上、遅くとも3ヶ月ではそれが見えてくると思います。

たのしい教育を続けていくことで、子ども達が先生の教育を喜んでくれるようになります。
すると何か困った時、相談してくれるようになります。

保護者の方達も、こどもが担任の先生に好感をもってくれるようになると、親しみを感じて、いろいろなことを話してくれるようになります。

日頃からいろいろと話してくれないにしても、困った時には、教師を信頼してそれを事前に伝えてくれる様になります。

何より教師が、たのしい教育を続ける中で、子ども達と深く結びついていく中で、一見憎たらしそうに見える子ども達も可愛く思えてくるのです。
子ども達が書いてくれる授業の感想や日記の交換がたのしくてならなくなってきます。
興味のある方は、その具体的な方法を少しずつで良いので、ぜひ実技研修などを受けていただけたらと思っています。

たのしい教育を通して、子ども達の明るい未来と賢さを応援する
たのしい教育研究所です。

 

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アドラーと論理療法と認知行動療法 LEAP (PEAL)カウンセリング 沖縄

アルフレッド・アドラーのインディビジュアル・サイコロジーを学んでいる時,アルバート・エリスの「論理療法−REBT」や,ベックの認知療法と行動療法を組み合30437569わせた「認知行動療法」と,かなり近いものを感じていた。

教育カウンセラー協会で国分先生のカウンセリングを学ぶ時に,まとめてそれらを読んで,ますます「近い」と感じた。

論理療法も認知行動療法も現代のカウンセリングでは無視できない程,確固たる位置を占めている。
イギリスやアメリカではうつ病と不安障害の治療のスタンダードであるといってもよい。

論理療法を,かなり大雑把に説明すると
「その思い込みや解釈は本当に正しいのか」をテーマに組み立てられる手法である。

例えば「高校入試に失敗したら人生は破局だ」という様な思い込みは本当なのか?
「仕事をやめたら生活できなくなる」というのは本当なのか,という事だ。

認知行動療法は論理療法・認知療法を元に「行動の変容」に視点をあてているわけだが,論理療法・認知療法も,もちろん行動の変容を無視しているわけではないので,両者はかなり近いと見てよい。

スクリーンショット 2014-09-29 19.12.28
さてインディビジュアル・サイコロジーは,それられどう関わるか?

インディビジュアル・サイコロジーの提唱者アルフレッド・アドラーは,エリスやベックよりもっと前の世代の人間である。
そしてエリスやベックは,アドラーから明らかに影響を受けている事は,いろいろな研究者の著書にもある。

なのにどうして,エリスやベックがアドラーの「目的論」をもっと積極的に取り入れなかったのか不思議である。

思い込みや行動,気分のそれぞれを「目的」という視点で整理することで,カウンセリング上もかなり効果的である事は,経験上確かである。

もしかすると,あまりにも大きな変革に,エリスやベックがついていけなかったのだろうか?
もしもそれを取り入れたとしたら,インディビジュアル・サイコロジーと大差ないこととなったのかもしれない。

 

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メッセージ本文

センス・オブ・ワンダー 雲編③ 沖縄の夏の雲はどうしてこんなに迫力があるのか

これは少し高い位置から写した雲の様子です。
「天空の城」の様で、見ていて感動してしまいました。

スクリーンショット 2014-09-03 23.59.29さて、雲の写真を掲載する様になってから何人もの方達からメールを頂きました。
どうしてこんなに見事な雲なのか、という質問もありました。

今回はそのことについて書かせていただきます。

地球の活動は太陽からのエネルギーを抜きには考えられません。
ですから「雲の迫力」もこの頃の太陽と大きく関係しています。
具体的にはポイント2つです。

1つは、この時期に太陽から受ける「熱」が最も大きい、という事です。
その熱で地上だけでなく海水も熱されます。
すると自らどんどん蒸気となり、上空に大量の水蒸気が存在する、つまり大量の雲が存在する事になるのです。
冬は雨が多いから雲も多いと思っている方もいるかもしれません…ぜひ、自分で写真をたくさん撮って比べてみてください。
あと3ヶ月くらいで冬です…実験結果はすぐに出ます。

2つ目
太陽からの光の量です。
ほぼ真上からたくさんの光が沖縄に届くので、冬の様に斜めから差し込む光よりも、とても明るくクッキリと見える、ということです。
うすぼんやりとした光だと、雲のモクモクしたこまかい様子や、うしろの雲と一緒なのか違うのかを見分ける事も難しいのですけど、この頃の光の量だと、形がとてもハッキリと見えてダイナミックなのですよ。

この写真をご覧下さい。
雲の形と、光と影の様子がはっきりと見えていると思いませんか。
下の黒くなっている部分の左側では雨が降っています。
スクリーンショット 2014-09-04 0.13.04県外海外のみなさん、夏はぜひ沖縄に雲の写真をとりに来て下さい。
沖縄観光に従事している皆さん、「沖縄の雲を撮りにおいでよキャンペーン」、いかがでしょう。
その時にはもちろん雲をこよなく愛する写真家(沖縄限定ですけど)のわたしに審査委員長を!

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[問題]様々な危機によって地球はどうなっているの?

カウンセラー協会の実践講座の骨子ができたので、今度は沖縄県の事業で、アジア各国から沖縄に集まってくる高校生向けの授業の準備を本格的にはじめています…英語なので普通の授業より時間がかかります。
カレンダーをよく見ると、カウンセラー協会での講座より、こっちの方が早かったな
(・_・;

今回いただいたテーマは「エネルギー問題」

授業づくりを始めると、どんどん大風呂敷になっていき、人類を取り巻く問題全体について触れる予定で構成し始めています。

その中でとりあげる予定の問題を一つ、みなさんも考えてみませんか。
事前に問題を出すというのは今までやったことがありませんが、いろいろな国から集ってくる高校生達が、このサイトを見て予習するという事はないだろうと思うので、忙しくなる前に載せておくことにします。

問題:地球を取り巻く問題はたくさんあります。「病気」「飢餓」「環境の悪化」…特に小さな子ども程その影響がすぐに出ます。
では二十年前と比べて、世界の乳幼児死亡率はどのように変化してきたでしょうか?

予想 ( )内も選んでください
ア(少し・とても)良くなってきた
イ(やや・とても)悪くなってきた
ウ ほぼ横ばい

どうしてそう予想しましたか?

 

おはなし
地球上ではいろいろな危機が叫ばれ、その中には、明らかに危機を煽っているようなものもあります…「マヤ文明のカレンダーによると2010年に地球は滅亡する」「ノストラダムスによって滅亡が予言されている」という話もありました。

しかし実際、食料危機、エネルギー危機、環境破壊、大津波、大地震、地球温暖化、ウィルスの感染など、現実問題として地球上では、様々な危機が叫ばれています。
ところで、いろいろな危機に最も早くそして強く影響が出るのが乳幼児だと言ってよいでしょう。
食べものが不足して真っ先に命を落としたり、抵抗力や衛生の問題からも感染症にも弱く、命を落とす事も多いからです。

最近、国連の機関であるユニセフがあるレポートを出しました…
Committing to Child Survival −子ども達の生存に関わる報告書−です。
webで閲覧できます。http://www.unicef.org/media/files/UNICEF_2013_A_Promise_Renewed_Second_Progress_Report_Full_Report.pdf

スクリーンショット 2014-08-03 10.44.55そこには乳幼児(5才未満)の死亡率がグラフで描かれています(11p)。

それを元に、世界各地の乳幼児の死亡率を見て行きましょう。
どう変化してきたのでしょう…皆さんの予想は正しかったでしょうか?

世界 乳幼児死亡率の推移1990-2012サハラ砂漠より南に位置するアフリカで45%減少
アフリカ中西部で39%減少
アフリカ東南部で53%減少
南アジアで54%減少

世界各国の乳幼児死亡率は全体として47%も減少しています。

いろいろな危機が叫ばれ、実際に悲しいことも起こっています。
しかし、もっとも影響を受けるだろうと思われる乳幼児の死亡率の減少にハッキリと表れているように、いろいろな危機に対して、人類は無力ではありません。
いろいろな知恵と力で、その危機に立ち向かっていると言っていいと思うのですが、どうでしょうか。

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