久しぶりの野山を歩いて「そうか、ヒメツバキ(イジュ)の季節だったかと気づく。沖縄の土壌の性質を大雑把に分けると沖縄南インターから北インターに向かうあたりで北と南に分けることができる。phを調べると北側はどちらかというと酸性の土壌、南側はどちらかというとアルカリ性の土壌です。この「どちらかというと」というのは「微妙な差」だということです。例えばハッキリとしたアルカリ性だとしたら細胞が痛んでしまいます。
植物たちは、その微妙な違いをハッキリ感じて進化してきました。
イジュ(ヒメツバキ)は北の土壌・微妙に酸性に傾いた土壌にあった植物で、南側では、特別なことがなければ見ることができない樹木です。
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私は去年までと生活スタイルがけっこう違ってきています、執筆に没頭していて、今は4冊目に取り掛かっている日々です。
そのせいで山肌から遠ざかっていたのでしょう、イジュの花を間近に見たのは今年初になりました。
学名はヒメツバキ、ファミリー(科)は「ツバキ」です。
イジュというのは沖縄の島言葉で、それがそのまま和名になっています。
「私もイジュの花のように真っ白に美しく咲きたい」という琉歌も残されています。
来週は、さらに山肌にイジュが目立つことでしょう。
山歩きの時間もしっかりつくりたいと思う日々です。
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