おきなわ秋の野山さんぽ/野山を歩くたのしさって何だろう?

 YouTube動画はスタッフと撮影して編集したものをまだ一本しかアップしてないので、本格的な宣伝をするにはまだ早いかなというところですけど、YouTubeの動画配信がどんな手順で進むのかを確かめるために軽くアップした〈おきなわ野山さんぽ〉も好評です。

 続きも見たいというので、最近歩いた時の一枚をご覧ください。

 動画は動画の良さがあり、静止画とテキストにはその良さがあります、ここに私の心が動かされたところを書き記したいと思います。ただしこのサイトは図鑑的に利用してもらう意図で作成しているのではなく、出てくる植物を専門家に特定してもらっているわけではありません、軽やかに自然をたのしむきっかけになるということで読み進めてください。

 野山を歩いていると「自然はこんなにもいろいろな種がその環境に合う様に成長していくのだなぁ」と心動かされてしまいます。たとえばこの一枚です、せいぜい2㎡ほどの地面でこんなにもたくさん植物たちが生活を共にしています。

 この写真をいくつかに分割してみましょう。

 右上を切ったものがこの画像です、上の方も下の方もギンネムがたくさん見えています。YouTube動画にもアップした〈ギンネム〉たちです。
 奥の方に紅葉してみえている植物があります、沖縄で紅葉するのはとても少ないですよね。〈ウルシ〉だと思います。

 
 画面左下の写真がこれ、広い葉の植物がたくさん見えています、〈イヌビワ〉でしょう。小さな実をたくさんつけます、でも食べて美味しいものではありません。近くではそれを食草としているイシガケチョウも見かけました。

 左側にもイヌビワたちが見えています、その奥の暗い部分をよみると、赤い葉もみえますね・・・さっき紹介した〈ウルシ〉です。

 沖縄では〈ハゼノキ〉も紅葉するというので有名ですね、ハゼノキは〈ウルシ科〉です、つまりウルシとハゼノキはとても近い仲間です。
 どちらも汁などでかぶれます、近づいただけで痒くなるという人もいますから、遠目に見てたのしみましょう。

 気になってしかたがないのがこのヒョロッと伸びている幹です、残念ながら上の画像がなく、どういう葉がついているのか確認できません。

 この「これはなんだろう?」という気持ちもたのしさに繋がります、次に見かけたときに「これこれ」と確かめることができるからです。

 今日はこれくらいにしておきましょう、わずか一枚の写真からひろがるたのしさを少しでも感じてもらえたら幸いです。

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PEAL教育カウンセラー養成講座の受講者の実力の高まり/たのしいカウンセリングとスポーツ

 たのしいカウンセリングというとどういうイメージを持つでしょう?
 〈たのしい教育〉の〈たのしさ〉は面白おかしいものではないという話はここでも何度か書き講座などでも語ってきたことです。もちろん〈クライエントを笑わせるカウンセリング〉ではありません、とはいえ結果的にそうなってしまうことはあるのですけど。

 PEALカウンセリングは相談に来た相手が、その悩み・問題を突破する元気と自分の可能性を感じてくれると同時に、カウンセラー自身も自分の可能性を感じ、ますます生き生きとカウンセリングに力を入れていく様になるカウンセリングです、それはどちらにとっても〈たのしさ〉です。

 これはPEAL教育カウンセラー養成講座の3回目の様子です。

 講座が進むにつれて、受講生から「たのしい」という声が多く聞こえる様になってきました。講座は休日に開催しているので「早く学校にいってカウンセリングしたい」という人もいました。

 理論と実践1:3の比率で実践を重視したトレーニング講座です。

 この中で出した問題を皆さんも考えてみませんか。

問題

相談に来た方の〈感情〉と〈思考〉のどちらを重視してカウンセリングを組み立てていった方がよいでしょう?

どうしてそう思いましたか?

 思考というのは論理的に考えていくことで、感情は喜怒哀楽の様な感覚です。
 みなさんも考えてみませんか。
 自分の問題や課題を解決していく時にも大切なアンカーになります。

 PEALカウンセラー養成講座は一つのコースでしっかりカウンセリングができる様になるもので、他流派のカウンセリングを受けてきた方ほど、その画期的な構造に気づくことができるでしょう。

 興味ある方はお問い合わせください。

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食事の時に気になって実験がスタート/自由研究こそ本物の研究

 最近スタートした新しい実験の様子を紹介します、簡単にできますよ。

 スーパーにはいろいろな野菜や果物が並んでいます。
 たとえばミニトマトを植えたら芽が出て食べることができるまで育つのでしょうか?

 どう思いますか、タネをとって乾かしたり時間をおいたりせず、切ったミニトマトをそのまま土の中に入れてみましょう。

 ミニトマト

  ア.発芽してトマトの実がつくまで育つ

  イ.発芽はするがトマトができるまでは育たない

  ウ.発芽もしない

  エ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 かいわれ大根もスーパーに並んでいます。

根っこもついています。

 これ一本とってを土に植えたら成長して食べられるものがとれるのででしょうか。
 そもそも〈かいわれダイコン〉というのはどういう野菜なんでしょう、ダイコンなんでしょうか?

 それは謎のままでもよいので実験してみましょう。

かいわれ大根

  ア.成長して食べられる

  イ.途中でかれて成長は続かない

  ウ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 たの研のメンバーは「成長して食べることができる」と予想しています。

 途中で水かけなどを忘れてしまったら、またやり直す必要がありますから、実験結果がでるまで時間がかかるのですけど、みなさんも家にあったらやってみませんか。

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たのしいPEALカウンセリング入門/人間の悩みに対するアドラー心理学の見方・考え方

 PEALカウンセリングはカウンセリングの名人であった野田俊作先生から直接手ほどきを受けたアドラー心理学カウンセリングと板倉聖宣先生から学んだ科学史の視点からみた科学の真理探究の方法と私の長年のカウンセリングから生まれた独自の実践とを融合させたカウンセリングです。

 野田先生も板倉先生もそれぞれの分野の魁として根幹となる組織をつくりリードして来た人物ですから、勢いのあった熱い想いがPEALカウンセリングに生きています。考えてみると歴史的にも意義のある重要なカウンセリングだと思います。

 もちろん〈たのしい教育の思想〉が元になっていますからシンプルで実践しやすいものになっています。

「PEAL教育カウンセラー養成講座」がスタートしているので、久しぶりにPEALカウンセリングの構造について全体を整理する中で、過去のいろいろな資料も目に通しています。
 公式サイトの読者の皆さんにも役に立つのではないかというものがいくつもあるので、その一つを紹介させてください。

 野田先生がよく語っていた「原因ではなく目的を扱う」ということ、そして「タテの関係からヨコの関係へ」というアドラー心理学の根本的な立ち位置に関わることです。
  途中の文章を書きぬいてあるので、趣旨がより伝わる様に文章を整えてあります。

野 田

 アルフレッド・アドラーは「人間の問題とはすべて対人関係の問題である」というふうにいっております。

 では、よい人間関係とはどんな人間関係なのか?

 それを一言でいうと〈タテの関係をやめてヨコの関係に入ることだ〉というふうにアドラー心理学ではいっております。
 通常の人間関係、この世の中にありますほとんどの人間関係は縦の関係です、すなわち上下関係であり、競争の関係です。
 誰が上で誰が下であるか、誰が勝ちで誰が負けであるかということを原理にして組み立てられた関係です。
 アドラー心理学ではこのような縦の人間関係のあり方こそが、われわれの精神的な健康を損なう最も大きな要因だというふうに考えています。
 人間関係を何としてもヨコの関係にもって行かなければならない。真のヨコの関係が実現しますと、その共同体の構成員である個人にも、健康なパーソナリティーが実現することになります。
 ところがこのヨコの人間関係をつくることが、なかなか容易ではない。
 というのもすぐに怒りや不安といった感情が出てきて邪魔をするからです。
 怒りが人を支配しようとするために使われる感情であることは第一章でも話しましたが、それは「行動にはすべて目的がある」ということです。

つづく

 PEALカウンセリングはアドラー心理学カウンセリングそのままではありません。しかし、その根幹のかなりの部分は大切に残しています。
 すでに絶版になっている様ですけど、興味のある方は生の本を読んでみてください。

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